地方移住してみたいなと思うけど、どこに移住したらいいのかわからない。そんな場合は、以下の視点を取り入れると移住先候補が簡単に見つかります。

地方移住先は城下町で選ぼう

移住先候補地
移住して税金を収めるわけなので、どちらかというと潤っている町に移住して、しっかり町のサポートも受けたい。潤っている町=城下町だと個人的に思っている。歴史があって、商人がいる。ヒト・モノ・カネが動いている町。商売人が多い町は活気があって、町も潤っている。

 
■主な城下町
秋田県角館市(久保田藩角館城下)
青森県弘前市仲町(弘前藩弘前城下)
山形市霞城町(山形藩山形城下)
長野県松本市(松本藩松本城下)
山梨県都留市(谷村藩谷村城下町) *筆者移住先候補
石川県金沢市(加賀藩金沢城下)
千葉県佐倉市(佐倉藩佐倉城下)
神奈川県小田原市(小田原藩小田原城下) *筆者移住先候補
岐阜県郡上市(郡上藩郡上八幡城下)
三重県松阪市(松阪藩松阪城下)
三重県伊賀市上野(伊賀上野藩伊賀上野城下)
島根県松江市(松江藩松江城下)
島根県津和野市(津和野藩津和野城下)
山口県萩市(長州藩萩城下) etc.

地方移住先は人気町の隣町を狙おう

地方移住
みんなと一緒思考で移住するより、ズラシ思考の方がうまく行く。人気の移住先は、既に物件供給が追いついていないところもあるし、そもそも移住者ばかりで面白みもない。何か事業をやろうと思っても競合が激しい。それが隣町だとたちまち状況が変わる。家賃は断然安くなるし、人も車も、事業も渋滞しない。

 
■主な隣町
埼玉県小鹿野町(秩父市に隣接)*有名観光地隣町
茨城県結城市(栃木県小山市【栃木県第2の都市】に隣接)
山梨県都留市(富士吉田市、山中湖村、富士河口湖町等に隣接)
神奈川県二宮町・中井町(小田原市に隣接)
長野県佐久市・群馬県安中市(長野県軽井沢町に隣接)
静岡県松崎町(下田市、賀茂郡南伊豆町、西伊豆町等に隣接) *有名観光地隣町

 

地方移住先を人で選ぼう

地方移住
何となく最終的には移住先を人で決めてしまいそうな気がする(笑) 地域と共存して生きたい。共存したいと思う人や仲間がそこにいるなら、それも大きな移住理由となる。
 

移住相談を活用しよう

移住相談
最近はオンラインでの移住イベントが盛ん。自治体が20や30集まって開催されるイベントも多い。移住関連のイベントでは、個別相談ブースが設けられているので、効率よく移住相談ができる。イベント前に出展自治体を下調べしておけば、より効率よく相談することができる。

ここ1ヶ月で大きな移住イベント(オンライン)に2つ参加、15の自治体に移住相談することができた。日頃意識していなかったエリアも、こういったタイミングであれば相談しやすいので、新たな候補先が見つかることも多い。

 
■移住相談や移住情報は以下のサイトが便利
オンライン移住相談センターSMOUT
ニッポン移住・交流ナビJOIN(イベント情報)
Nativ.media(地方移住クリップ)

 

勝手におすすめ移住先5選

50自治体以上の下見や移住相談をした結果、ここだと思う移住候補地をご紹介(記事執筆時点) *週末移住想定

 
■移住先条件は以下の通り
・東京へ2時間以内(在来線)
・大きな富士山が見える
・家賃が安い
・移住者が年間20人以上
・美味しいものがある
・補助金漬けになっていない町
・民間企業が元気な町
・自然に囲まれている etc.

 
■勝手におすすめ移住先5選
・山梨県都留市
・山梨県上野原市
・神奈川県小田原市
・神奈川県二宮町
・茨城県結城市

 

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、大学までは都内で学びたいという娘の要望があるため、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住を検討中。家族としては、私が単身移住することで、ひと部屋自由に使えることになるし、思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりらしい(笑)

サラリーマンをしながらレンタルスペース事業を地方でやってみようかと、最近思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「地方移住してテレワークで働けば、人生めちゃ楽しいやん!と思う。」にて公開中。Twitterはフォロワー数3000人。