はじめまして!

3年ほど前に、東京から、家族で鳥取に移住したフリーランスの吉井です。

今まで以上に注目を浴びる「地方移住」ですが、やはり移住のいちばんの課題は、仕事ではないでしょうか?

私の場合は、テレワークで仕事をしていますが、新しい働き方として、こちらもますます注目されてきていることを感じます。

そこで今回は、地方移住と鳥取でのテレワークの仕事、テレワークと子育ての相性など、私自身の体験談を踏まえて、ご紹介したいと思います。

テレワークの仕事

テレワークの仕事

<この記事を書いた人>吉井秀三

鳥取市鹿野町在住。東京で20年間IT関係の会社を経て、鳥取にUターン。 鳥取の魅力的な働き方ができる会社や、面白い働き方をしている個人の情報を発信していきます。


オリジナルサイト「とっとりずむ」で読む

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1 自己紹介〜移住のきっかけ

私は高校卒業まで、鳥取市で暮らしていました。その後東京に出て、大学在学中から入った会社に、移住までの約20年間お世話になりました。

20代は仕事一筋だったこともあり、東京の便利さを知ると、東京じゃないと暮らしていけない…と、今思えば、そんな風に思い込んでいたのかもしれません。

30代に入り、仕事で訪れた青森で半年間暮らしたことが、「地方は不便」という先入観を壊しました。

りんごのドライフルーツづくり

りんごのドライフルーツづくり

例えば、青森ではリンゴがたくさん手に入ります。たくさんのリンゴをどうしようかと思ったときに、ドライフルーツを作ってみようと思いついたり、青森ではもちろん車移動で、温泉に行ったり、道の駅でいろんな食材に出会ったり。

行動範囲が広がっている嬉しさと、普段の生活がより身近に感じられる田舎が面白い!と感じました。料理を始めると食材に興味が出て、農業体験などにも参加しました。

近所の海

近所の海

自然にあふれた鳥取出身の私ですが、子どもの頃にそのような経験がなかったこと、また東京で働いている頃から、テレワークを取り入れて仕事をしていたので、「自分にとっての仕事や趣味は地方の方が便利」と気づき、徐々に地方移住が憧れへと変わっていきました。

2 結婚がきっかけ!移住へ向けて動き出す

結婚後、家で過ごす時間が増えたことで、出窓菜園にも挑戦しましたが、何しろ家が狭い!スペースの関係でやりたいことができないと感じていました。同時に妻の好きな映画「しあわせのパン」を観て、田舎の小さな町でパンカフェを営むそんな暮らしもいいなぁと思い始めました。

「将来いつかは田舎へ」と夫婦で話していましたが、そんな折、仕事のプロジェクト終了のタイミングがみえ、いつしか妻の説得活動に入っていました(笑)

出窓菜園

出窓菜園

夫婦でとにかくたくさん話し合い、地方へ移住することと、仕事を辞めることを決めたと同時に妻の妊娠がわかり、移住先はどこでもよかったのですが、ひとまずお互いの実家の近い鳥取・兵庫・岡山という選択肢に。

そこでまず、週末などに鳥取県主催の移住関係のイベントや、鳥取市鹿野町の方が主催しているイベントに参加しました。

まず住む場所を調べ始めると、これから無職になる2人(笑)にやさしい低価格の一軒家がない!という事実に直面しました。東京でも話題になっていた地方の空き家問題は、どこに存在しているのか!?と思ったほどです。

鳥取市鹿野町

鳥取市鹿野町

そんな中、移住関係のイベントで知り合った鹿野町の方から、体験移住施設があると聞き、最大1年間住めるので、その期間があれば、次の住まいが見つかると思い、鳥取市鹿野町に移住することを決断しました。またその体験移住施設は、温泉付き庭付き一軒家、築年数もそんなに経っていないので、そんな暮らしがしてみたい、と思ったことも背中をぐいぐい押していました。

ただ鳥取市出身の私ですが、鹿野町には一度も行ったことがなかったので不安もありました。そこでもう一人、移住関係のイベントで、いんしゅう鹿野まちづくり協議会の方と知り合い、鹿野にいる方の顔がみえ、「知らない人が全くいない場所」ではないという安心感が持てたことも、決断した大きな理由でした。

鳥取県鳥取市

鳥取県鳥取市の海岸

また、いんしゅう鹿野まちづくり協議会は、20年前から空き家を活かしたプロジェクトに取り組んでおられ、空き家を活用した「週末だけのまちのみせ」などのイベントのお手伝いをしたり、体験移住施設利用後の住居を提供していただいたりと、現在も、公私ともに大変お世話になっています。

移住前に話を戻すと、仕事を辞めて移住までの半年間は、東京でお世話になった方々への挨拶や、会っておきたい人たちとの時間を過ごせるよう、また妻の出産後3ヵ月間は東京でと決めていました。

移住前にBARを運営

移住前にBARを運営

そんな中、20年間務めた会社を退職する際、以前から一緒に仕事をしていたメンバーから、新しい事業を立ち上げるタイミングで声をかけてもらいました。その事業というのが、移住や子育てで選択肢が狭まることを解決する社会を作ろう!というもので、自分自身の課題と重なり、手伝うことに。

そうです、移住のいちばんの課題は仕事!

3 テレワークの1日のスケジュール

ありがたいことに、移住後の仕事も決まり、いざ鳥取へ!

私のテレワークの仕事内容は、企業の事務業務(資料作成・リサーチなど)を在宅で仕事がしたい方へ繋ぐのが主なものです。

一般的にテレワークというと、プログラマーやエンジニアをイメージされるかと思いますが、私の場合はいわゆる営業職。

以下が1日のスケジュールとなります。

一日の流れ

4 テレワークのメリット・デメリット

テレワークをする中で気づいたメリット・デメリットを紹介します。

テレワークのメリット

①通勤時間がない

私の場合は在宅テレワークなので、通勤時間がなく、自分で決めた時間で自由に動くことができるのが最大のメリットです。

空いた時間には、畑や庭のプランター菜園の様子をみたり、昨年イノシシの罠猟免許を取ったので、罠を仕掛けたい場所を巡回したり、DIYで一作品作れたりもします!

畑作業

畑作業

②子どもの生活時間に合わせられる

子どもがまだ小さいので、例えば熱が出たときの対応や、食事やお風呂といった生活リズムに合わせることができるのが、子どもにとっていいのかなと思っています(妻にとってもいいのかな?)。

また時間の調整がきくのは、子どもの学校行事や地域活動の支援がしやすいというのもあります。

子供とパソコン

子供とパソコン

③家族とのコミュニケーションがしっかり取れる

妻もテレワークのため、朝昼晩、ほぼ毎日一緒に食事をしているので、その時間に、お互いや子どものことを情報共有しています。

先にも書いたように、空いた時間に自分の好きなことや生活に役立つことを、時には子どもと一緒に、楽しみながらやっています。

キャンプ場でワーケーション

温泉付きのキャンプ場でワーケーション

テレワークのデメリット

①孤独な1人作業

基本的に1人で仕事をしているので、良くも悪くも無駄がありません。オフィスだったらいろんな人と出会い、自然と雑談が生まれますよね。

仕事の相談も、ちょっとしたことであれば1人で解決しにいくことが多く、気楽な会話ができないのが寂しいところです。

孤独なテレワーク

孤独なテレワーク

②全て自己管理

1人での仕事は、仕事の環境も自分で用意しないといけません。設備や清掃など、会社だとさまざまな部署があり、お互い助け合っていたことが、体調管理も含め、全て自分で解決しないといけません。また、実はテレワークではよくある話なのですが、時間ではなく、成果での仕事になると、いつまでも仕事をしてしまう…というのがあります。←ココの時間管理がいちばん大変だったりします。

③周囲の理解が得られにくい

鳥取でのテレワーク環境については、地方には前例がないことや、感覚的な意見などから、どうしても新しい働き方や、新しい技術を取り入れた仕事に対する理解への説明に時間がかかってしまうというのがあると思います。

自分自身が積極的にテレワークを実践していくことで、より働きやすい環境を整えていきたいと考えています。

地方は人数が少ないからこそ、合意が取りやすいということもあります。また鹿野の良さは、「やってみたら」という方が多いので、今後も子どもたちが住みたいと思う町へ向けて、動いていきたいと思います。

5 テレワークで大切にしていること

私が仕事をする上で大切にしているのが、地方と東京などの都市部との情報の差が出ないようにすること。

そのため情報収集も兼ねて、毎朝決まった時間にオンラインで朝活の運営をしています。

そこで地域外の方とコミュニケーションを取り、仕事やそれ以外の情報を得る時間を作るようにしています。

6 東京から鳥取へ移住してきて感じたこと

移動手段が車中心の鳥取では、改めて、車で移動できる範囲の広さを感じます。コロナ禍なので今は移動はできませんが、近隣の県が遠くないと思うのと、県内でも行ったことがない場所が多く、まだまだ楽しみがあります。

また私が住んでいる鹿野は移住者が多く、プライベートを充実させるために、新しいことに挑戦している方が多いと感じます。それは、地域で動きやすく、空き家などの使用されていない施設が多いことが一つの要因かもしれません。

近所で川遊び

近所で川遊び

さらに、前述したいんしゅう鹿野まちづくり協議会のサポートが、はじめて町に来られた方にとっても、心強い存在になっているのだと思います。

東京では効率の良い、ただただ消費者であった私自身も、ここでは主体的に関われる機会が多く、何かを提供できる生産者に近いことが、生活の幅を広げています。

そしてIT以外のものを生み出すことへの喜びを感じています。

以上です。

地方移住やテレワークについて考えていらっしゃる方へ、少しでも参考になれば幸いです。

7 【お知らせ】魅力的なとっとり暮らしをSNSで発信する移住経験者(IJUターン者)を募集中

移住希望者に向けて、鳥取の魅力を発信、とっとり暮らしを実践する移住経験者(IJUターン者)をローカルインフルエンサーとして育成する「サンインフルエンサー」創出プロジェクトがスタートしています。

サンインフルエンサーに任命された方は、発信力が身に付く研修に参加できます。応募期限は令和3年6月11日(金)

SNSを活用して自身の移住経験を活かしながら、「とっとり暮らし」の魅力を発信してみてはどうでしょうか?

詳細・申込は以下のページからご確認ください。

移住者獲得に向けたローカルインフルエンサー「サンインフルエンサー」創出プロジェクト|ふるさと人口政策課

8 移住イベントのお知らせ

移住にあたっては、移住相談員や先輩移住者の方と知り合いになっておくと、いざ移住となったときの心強い味方になってくれます。

鳥取県では、気楽にオンラインでの移住イベントや相談会を多数開催しています。地元民だからこそお伝えできるリアルな暮らしをお伝えし、気になる移住の支援情報や住まい・お仕事相談などお受けします。

移住検討中の方はもちろん、まだまだ移住までは考えられないけど地方のこと、鳥取のこと、少し気になっている・・・という方にもおすすめです!

移住してやりたいことやかなえたい暮らしをじっくり考える機会にもなりますよ。

【5/29(土)オンラインイベント開催!】とっとりWeb移住休日相談会~子育てするならとっとり!~ 開催間近!まだまだ受け付けてます!

森のようちえんをはじめ、自然の中でのびのびとした子育て。先輩移住者の実体験をぜひ聞きに来てください。

【6/5(土)オンライン相談会開催!】豊かな自然でのびのび子育て!子育てするなら鳥取県・若桜町

第1子0歳から給食費含む保育料無料のわかさこども園や小中一貫校の若桜学園など「子育て・教育」に力を入れている若桜町のベテラン相談員とお話しませんか。

【6/6(日)オンラインイベント開催!】空き家バンク公開前のとっておき物件をライブ配信でご案内!倉吉市空き家見学会

鳥取県の倉吉市内にあるぜひおすすめしたい空き家を実際に動画と写真にてご覧いただける楽しいセミナーです。

【6/13(日)オンラインイベント開催!】鳥取来楽暮カフェ「移住のための自己分析ワークショップ第二回」

「わたしが大切にしているものって何だろう」今後の生き方や移住についてのヒントをつかむためのワークショップです。

【6/19(土)オンラインイベント開催!】鳥取・岡山連携移住相談会~1人で移住しました!

お隣同士の鳥取県と岡山県が連携して開催する相談会です。ひとりで移住する場合、身軽ではあるけどいろんな決断に不安はないですか。

仕事や住まいを決めるとき、ご近所さんとうまくつきあえるかなと思ったとき、そんなときどうすればいいのかを先輩移住者がお話しします。