こんにちは。私は、ローカル線 気の向くまま途中下車ぶらり旅だいすきな、「第二のふるさとを探す旅2021」ナビゲーターのたびぐらしです。感染拡大とオリンピアンの奮闘が続くこの夏、皆さま複雑な思いを抱えながらいかがお過ごしでしょうか?

あなたには、心のふるさとがありますか?

ある方にもない方にも、この1年間、西日本エリア各地の魅力的な地域で活躍する方々の姿、おもしろいことが現在進行形で起こっている現象やスポットを、「リアル追体験型のオンライン旅と交流」でお届けすることで、1年後には皆さんにも第二・第三のふるさとと思えるような大好きな地域がいくつも生まれてしまう、そんなことを目指しているプロジェクトです。

 さて、7月10日(土)に行いました、第2回ふるさと旅【#2和歌山ー南紀熊野の旅】の振り返りと、8月14日(土)に配信予定の【#3京都ー丹後の旅】の予告編をあわせてお届けします。

 

#2和歌山ー南紀熊野の旅 の振り返り◆

南紀熊野の美しい海岸線を駆け抜けながら、思い思いの個性的な活動をする人たちを訪ね歩くと、点と点が繋がった先には、外からの来訪者を大らかに受け止める、自然と暮らしの融合した地域づくりの未来が垣間見えました。

※見逃し配信はこちらからどうぞ。https://youtu.be/uAKfrx3_LjI

※ロケ地はこちらプロット地図からどうぞ。

7月10日(土)、本州最南端、すさみ~串本~古座川~那智勝浦~新宮までの80kmにわたる海岸線と山を駆け巡った欲張り旅。この地域に生きる人々の、自然に身を委ねながら紡ぐ暮らしの一端を感じられるオンライン旅を満喫いただけたのではと思います✨

今回の水先案内人になっていただいた方々は皆、本当に個性的で、芯があって、ご自身のやりたいことを実現できる土壌がここにあったからこそ、移住したりUターンしてきて、思いのままに羽ばたかれている印象を持ちました。

以下、旅先で私自身もその生き方に強く心打たれた方々との出会いを振り返ります。

1.すさみ~古座川流域で営むパワフルな皆さまとの出会い

  • 「自分らしく生きる、田舎暮らしをよりリアルに感じてもらう」をモットーに、すさみのスローライフを全身で感じられる滞在を提供するライフハウスを経営するさっちゃん。若いのに、旦那さんを田舎暮らしにすっかり惹きこんでしまったり、リトリートプログラムを提供したり、すさみ暮らしの魅力を伝える動画を次々と発信したり、とにかくパワフルで誰もが応援したくなる実践者です。すさみには、さっちゃんが惚れ込んで移住するのもナルホドと思える絶景、癒やされる自然が沢山ありました。
  • 「大地を見上げる映画祭で、一枚岩を南紀随一の名所に!」消防士から道の駅の経営者に転身したジョーヤさんは、生まれ育った古座川の唯一無二の魅力を見つめ直して、カフェ・地産品・BBQ・映画祭…色んな形で一枚岩の魅力を磨き直しています。雨上がり、銀色に輝く一枚岩に「すげーーー!」と真っ先に駆け出してしまうジョーヤさんは純粋な心の持ち主でした。
  • 高付加価値の食用バラの栽培・製品化、環境にやさしい竹ハウス、植物性自然栽培による少量多品種農業。あがらとの土井さんは、周辺の町民を巻き込みながら、「植物も動物も人間も一緒に生きる」世界の実現に向けて、まっすぐに歩く人。その後ろ姿を追って、4人の若者が生き生きと活動していたのが印象的でした。

2.古座川~紀伊勝浦~新宮に暮らす個性的な皆さまとの出会い

  • 古座MORIの坂本さんがつくる「サテライト古座」は、半年前の建築中の状態から、あっというまに、ワーク&ライフしたくなる居心地の良い拠点に出来上がっていました!くじら箱の本棚、縁側パーティー可能な開放的な構えは、ここから何かが生まれそうな気配がぷんぷんします。山を買ったり、地域共創センターを仕掛けたり、坂本さんの周りから地域の「繋がり」が生まれていくのが目に見えるようです。
  • コロナ禍中の全国のゲストハウスにも勇気を与える「オンライン宿泊@Why Kumano」の仕掛け人、ゴロさんの那智勝浦・熊野ガイドは、耳心地がよく聞き惚れてしまいます。それもそのはず、今や地域案内人としてテレビにラジオに引っ張り凧!こちらも半年前建設中だった「Wine Kumano」もいい感じにオープン♪
  • 時間の都合で紹介しきれませんでしたが、独特の世界観の小料理屋「エルカミーノデルポエタ」の佐藤夫妻、低温じっくり調理でまったく臭みのないジビエ料理を開拓している「カイハミカルネ」の貝岐さん(WEST EXPRESS 銀河のお弁当にも!)など、ただのレストランではない、超個性的オーナーとの掛け合いを楽しめる料理屋さんにも出会いました。
  • 和歌山=三重の県境、新宮で「ユースライブラリーえんがわ」と「神倉書斎」を営む、てつじぃこと並河さん。NPO、市議会議員、自営業・・・と破天荒でミステリアスな人生を歩まれているように見えますが、「若者の居場所をつくりたい、人生の選択肢を増やしたい」と一貫した強い想い。満面の笑みで地域を電動キックボードやらで案内してくれ、今後もこの地域に不思議な仕掛けを巻き起こしてくれそう、というワクワク感にあふれたお方でした。

オンライン旅ご参加者の感想で、「現地に個性的な人たちに会いに行きたくなりました。懐かしい故郷の自然が見られて癒された。広域をツナグご紹介がおもしろかった」等々うれしいお声を沢山いただきました。【ご参加者の感想はこちら】

移動制限明けた折には、ぜひ、のんびりお時間取っての南紀スローライフ旅をオススメします!

 

#3京都ー丹後の旅 の予告編◆

北半球最速?!のホップ収穫とクラフトビールづくり、丹後ちりめんと機械金属業に代表されるモノづくり文化、そして雄大な山と海に恵まれた丹後半島で、100年後も持続可能な地域づくりにむけたチャレンジを追います。

※参加申込みはこちらからどうぞ。https://tabigurashi-03.peatix.com/

◆開催日時:8月14日(土)15~17時頃
◆水先案内人:ローカルフラッグ 濱田さん・梅田さん、COS KYOTO 北林さん他

 

北半球最速?!のホップ収穫ができる与謝野町で、持続可能なまちづくりに真剣に取り組む若きリーダー、ローカルフラッグ 濱田さん。

100年後につながる丹後のモノづくりの未来のため、DESIGN WEEK TANGO 第1回を開催して沢山の可能性を感じた、COS KYOTO 北林さん、オンラインナビゲーターを務められたローカルフラッグ 梅田さん。

お三方とも、丹後地域の未来に向けた素敵なチャレンジを日々続けられています。

海と山に囲まれた土壌、モノづくり文化が根付く丹後だからこそ出来ることは何なのか?
今たくさんの元気な若者たちが、丹後の地でローカル起業したり、新しい試みをはじめているのは何故なのか?
京の都と丹後の関係性は、昔と今と、どう変わって来たのか?
持続可能な地域づくりのために、今何が必要なのか?

私はまだまだ丹後の魅力の一端をかじり始めた初心者ですが、水先ご案内人と、Zoomご参加の皆さまとご一緒に、丹後の魅力と可能性を解き明かす2時間にしたいと思います。

 

【第1部:15~16時頃】
日頃地域で活動する水先案内人のメンバーと語りながら、写真や動画にて、参加者全員でぶらりまち歩きしているかのような感覚になる、オンライン旅を楽しみます。

【第2部:16時~17時頃】
参加者全員で、オンライン旅の感想共有や、地域で活動する方々とのクロストークにより、もっと色んな角度から地域の魅力を深掘りします。「私が現地に行ったときはここに行こう、こんな体験しよう、こんな地域活動に関われないだろうか」と様々な妄想を膨らませます。

※時間は目安のため、延び縮みする可能性がありますが、途中参加・途中抜けも歓迎です!

 

🍀今後の予定🍀
◆9/11(土)15~17時頃 【第4回:滋賀県 彦根他】いろあわせ他
◆10/9(土)15~17時頃 【第5回:鳥取県 智頭町】智頭町・taskall他
◆11/13(土)15~17時頃 【第6回:岡山県 津山市】レプタイル他
◆12/11(土)15~17時頃 【前半6地域の振り返り交流会】
→半年間で訪問した各地域からの特産品お取り寄せセットを皆でつくりながら、半年分の振り返りオンライン交流会を行います。◆2022年も、邑南町、龍野、北九州、宇陀、鯖江…等の地域を予定しています。
※今後、特集地域や配信時期は変更となる場合があります。
=第二のふるさとを探す旅とは?=

◆まとめ記事は、【Nativチャンネルへ】
◆各回レポートは、【公式Facebookページへ】
◆毎月のプログラムお申込みは、【Peatixへ】
◆見逃し配信は、【YouTubeへ】
◆ロケ地に訪問したい方は、【プロット地図をご活用ください】

🌱5月29日開催のプレ座談会のアーカイブをご覧いただくと12地域の概要がつかめます。
🌱オンライン旅ではありますが、ライブ感、現地水先案内人との交流を主眼としていますので、ぜひZoom参加にて双方向交流をお楽しみください。(参加費無料)
🌱どうしてもリアルタイム参加叶わなかった方、YouTubeの見逃し配信もご活用ください。

🌱「第二のふるさとを探す旅」の企画主旨に共感いただいた皆様方、ぜひぜひFacebookページへのいいねやコメント、記事のシェアもよろしくお願いいたします。
🌱ご一緒にオンライン&リアル旅できる日を心待ちにしております♪

 【主催】ふるさと旅企画チーム Mail:tabigurashi.2021@gmail.com
(※私はJR西日本の社員ですが、本企画は、お仕事としてではなく、ビジョンにご賛同いただいた各地域で活躍する組織・個人の皆さま方、及び個人的に支援くださるJR西日本社員有志メンバーで企画・運営しております。)