地方移住クリップは、地方移住に興味関心のある方ならどなたでもご参加いただけるコミュニティです。Facebookグループで運用されており、平日毎日、地方移住に関する様々なトピックを配信しています。現在約2300人を超える方が参加しています。
この記事では、10月3日から10月9日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。
恋愛を移住に例えてアニメで紹介！高知県の「二段階移住」促進動画
—もう10月だと言うのに、各地で30℃に迫る夏のような気温が続いていますね。
朝晩はだいぶ涼しいですが、日中は本当に暑いです！しかしここ数週あれだけ多かった感染者数もだいぶ落ち着き、幼稚園や小中高での運動会も予定通りに行われているようですね。10月ですが季節外れの熱中症に注意しながら、楽しいスポーツの時間を過ごせるといいなと思います。
— さて今週はいつもの真面目な移住情報とはちょっと視点を変えて、ちょっとポップにお届けしてみたいと思います。まずはこちら！
ニュース記事：移住と恋愛における「段階」「情報」「相互理解」の重要性を説く 移住を恋愛に見立てた新動画『一段階告白/二段階告白』を公開
—移住を恋愛に置き換えて表現した、かわいらしいアニメーション動画です。「恋愛に段階が必要なように、移住にも段階が必要だ」という切り口で、爽やかに「二段階移住」の重要性を紹介しています。
InstagramやTwitterでも人気のイラストレーター、水元さきのさんの絵が印象的な動画です。淡い青色の水彩画で描かれる登場人物たちは、なんとも愛らしく、柔らかなイメージ。「二段階移住」という自治体発信の提案も、こうやって描かれることでぐっととっつきやすく、メッセージが伝わりやすくなりますね。恋愛と移住、という、全く別の事柄を引き合いに出して興味を抱かせるような試みもキャッチーで面白いと思います。
— 続いても、イラストを利用した移住促進の試みです。
ニュース記事：今日マチ子が島根移住をテーマに描くWebマンガ、選択肢でストーリーが変化
— 1P漫画から戦争漫画まで話題作を続々世に送り出す人気漫画家、今日マチ子さんの描く、島根移住の物語です。実はこれ、非常に凝った作りで、漫画の途中に投げかけられる質問に答えるとそれに応じてストーリーが変化していく仕組みなんです。
導入となるプロローグ漫画は３つ。途中でいくつかの選択肢が表示され、その選択に応じてストーリーが分岐して、読者に合わせたストーリーが展開していくんですよね。どんな選択でどんな展開になるのか気になって、いろいろなケースを試して楽しんでしましいました（笑）。
— 代わり映えのしない毎日に疑問を抱き、先輩移住者の生活を見て心を揺さぶられ、いろいろな選択を繰り返して悩みながら進んでいこうとする様子が、すごくリアルだなと感じます。
まさに、移住が気になり出した人たちの心の動きそのものを上手にシミュレーションしている感じですよね。漫画の世界で起きていることなのにもかかわらず、まるで自分のことのようにも感じられる。いつか私も、移住してもいいかなと思う日が来るかもしれない。そんな日が来たら一歩踏み出すのも悪くないかも…。そんなことを上手に思わせてくれるような柔らかな雰囲気と、一歩踏み出すその背中を押してくれる優しい励ましが絵柄ともあいまって伝わってきますね。すごく新しい見せ方だなと感心します。
— エンディングも押し付けがましさが全くなく、なんだか胸にストンと落ちる感じで。いつの日か移住を考えてみてもいいかな、という「潜在的な移住希望者」の心に何かを残すような、そんな仕掛けだなぁと思いました。
いかがでしたか？今週は、イラストを使った動画と漫画で移住促進を図る取り組みをご紹介しました。地域のイメージ、世界観、ブランディングに大きな役割を果たす可能性を秘めた、イラストや漫画という視覚的なメディア。自治体のメッセージをより魅力的、かつ効果的に発信するために上手に利用することも大切だと考えさせられますね。
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