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今週は、2021年5月25日に投稿された、大三島に地域おこし協力隊として移住した鍋島さんの「えひめライフ」を覗いてみましょう。

【みんなの“えひめライフ” PICK UP!】

みなさま、はじめまして。
えひめダイアリー編集部の鍋島です。

みなさんは大三島(おおみしま)ってご存じでしょうか?瀬戸内海上を跨ぐしまなみ海道のど真ん中。愛媛県と広島県の県境に位置する、外周約42キロ、人口5000人程の比較的大きな島です。
大三島には全部で13の集落があるのですが、ぼくは、島の最北端に位置する盛(さかり)というとっても静かな集落で暮らしを送っています。我が家の敷地内にあるゲストハウスの2階の窓からは、瀬戸内を跨いで広島県の造船所が見えるんですよ。

ぼくは盛集落に移住してこの春で10年目を迎え、パラレルワーク(最近では多業って言い方も)を実践しつつ島暮らしを楽しんでいます。今日はその中でも、ゲストハウスについて書いてみようと思います。
経営している「農村ゲストハウスさかりば」は、観光地でもなく、静かな田舎の日常が流れる盛集落のなかにあります。
ゲストハウスの基になった建物は、筑80年程の2階建ての農業用倉庫。ご近所のばあちゃん曰く「生まれたころにはもうあった」とのことなので驚きですよね。

ぼくは副業的にゲストハウスを経営しています。理由は、ゲストハウスの収入のみで生活設計をすることが難しいこと。そして、あまりにも大人数の観光客が静かな集落に出入りすることが、地域の方々の生活環境を脅かすのではないかという懸念があるからです。
あくまでも、地方移住に興味がある方、ご家族やお友達と静かな日常を楽しみたい方に、ゆっくりと盛集落に流れる空気を感じていただきたいと思っています。それ故に、宣伝媒体は簡易なホームページのみとしています。

それでも、これまでに数多くの方が宿泊してくださり、2組のご家族が大三島に移住して来てくれました。
ゲストハウスは、お客様がいないときは、地域に開かれた場所として活用しています。
地域の会合や、仲間内での飲み会。時々女子会なんかが開かれていることもあります。集落の友達家族が子連れで集まったときなんかは、保育所のように賑やかだったりもします。
「子供の声を聞けるのも久々やねぇ、ええことよ」と、ご近所さんの温かい言葉をいただくことができるのも、田舎暮らしならではなのかもしれません。

ゲストハウスというハコモノが、地域の外にも内にも開かれた場所であること。この「あいまいな空間」さが、ぼくはとても心地よいと感じています。
現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、ゲストハウスの宿泊の受入は停止しています。コロナ禍が明けたら、ぜひみなさま「大三島(おおみしま)」の「盛(さかり)」集落においでくださいね。
外観はすこし怪しげな建物ですが…お待ちしています!

https://sakariba-omishima.jimdofree.com/

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