岡山に興味津々、理由は3つ。1、岡山県出身のアーティストが素敵過ぎ。いちばんは藤井風さん(岡山県里庄町) 2、大原美術館が好き。3、パン好きだから。このあたりを深堀りしながら岡山移住について整理してみます。
 

岡山県出身のアーティスト

瀬戸大橋

瀬戸大橋


好きな人が生まれた町に興味を持つ。さすがに、それが理由で、移住とならないかもですが・・・とは言え、今の岡山は音楽好きを惹き付ける勢いがある。国民的なミュージシャンも多いけど、注目すべきは岡山の若き才能。シンガソングライターの藤井風、さとうもか、40mP、etc.
 
 
岡山県出身のアーティスト・ミュージシャン etc.
 
津山市出身:稲葉浩志(B’z)
高梁市出身:葛城ユキ
岡山市出身:甲本ヒロト、中西圭三、atsuko(あつこ)、40mP(よんじゅうめーとるぴー)、さとうもか
里庄町出身:藤井風、千里(ちさと)
赤磐市出身:鼠先輩
倉敷市出身:H!dE(ひで)、山本彰吾(THE RAMPAGE)、Miyake(みやけ)
総社市出身:まきちゃんぐ etc.
 

大原美術館について

大原美術館

大原美術館


 
大原美術館の概要
倉敷の実業家大原孫三郎が1930年に開館。西洋美術、近代美術を展示する美術館としては日本最初のもの。
 
専門分野:西洋美術、古代エジプト・中近東美術、中国美術
開館:1930年
所在地:岡山県倉敷市中央1-1-15
 
 
大原美術館の主な収蔵品

ルノワール『泉による女』1914年
ゴーギャン『かぐわしき大地』1892年
エル・グレコまたはその工房『受胎告知』(1599年–1603年頃)
シャヴァンヌ『幻想』(1866年)
カミーユ・ピサロ『りんご採り』(1886年)
モロー『雅歌』(1893年)
ドガ『赤い衣裳をつけた三人の踊り子』(1896年)
モネ『睡蓮』(1906年頃)
ルノワール『泉による女』(1914年)
ゴーギャン『かぐわしき大地(テ・ナヴェ・ナヴェ・フェヌア)』(1892年)
セガンティーニ『アルプスの真昼』(1892年)
トゥールーズ=ロートレック『マルトX夫人の像』(1900年)
ボナール『欄干の猫』(1909年)
マティス『画家の娘』(1918年)
ルオー『道化師』(1926–1929年)
ユトリロ『パリ郊外』(1910年)
モディリアーニ『ジャンヌ・エビュテルヌの肖像』(1918年)
デ・キリコ『ヘクトールとアンドロマケーの別れ』(1918年)
ピカソ『頭蓋骨のある静物』(1942年)
ポロック『カットアウト』(1949年)
ジャスパー・ジョーンズ『灰色の国旗』(1957年)
ロダン『歩く人』(1877年)
関根正二『信仰の悲しみ』(1918年、重文)
小出楢重『Nの家族』(1919年、重文)
中村彝『頭蓋骨を持てる自画像』(1923年)
前田寛治『二人の労働者』(1923年)
佐伯祐三『広告 “ヴェルダン”』(1927年)
熊谷守一『陽の死んだ日』(1928年)
藤島武二『耕到天(たがやしててんにいたる)』(1938年)
梅原龍三郎『紫禁城』(1940年)
安井曾太郎『画室にて』(1951年)
棟方志功『華狩頌版画柵』(1954年)
菅井汲『ナショナル・ルート』(1965年)
横尾忠則『ロンドンの4日間』(1982年)
「木彫彩色女神坐像」(エジプト・プトレマイオス朝)
「一光三尊仏像」(中国・北魏、重文)

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 

パン県おかやま

木村屋のパン

出典:キムラヤのパンHP


 
日本一のパン好き
岡山県民は、かなりのパン好き。世帯あたりのパン購入額は常に全国上位。食パンよりもキムラヤに代表される菓子パンが人気のようだ。岡山の友人が、法事で菓子パンを持ち寄って、みんなで食べると言っていた。
 
 
岡山で有名なパン屋さん「岡山木村屋(オカヤマキムラヤ)」
岡山県を中心に約80店舗を展開。本社は岡山県倉敷市中庄。法事や贈答用の「酒種あんぱん」(10個セットなど)や、約180種類のパンを販売している。
 

岡山県移住の基礎知識

岡山市
 
岡山県の概要
晴れの日が多く(降水量1mm未満の日数が全国1位)、四季がはっきりしています。瀬戸内海で海水浴を楽しみ、蒜山(ひるぜん)高原で避暑しながら、冬は恩原高原などでスキーが楽しめます。大阪からも近く交通網が発達していて、古くから中国・四国地方の要衝として重要な位置付け。
 
 
面積:7,114.32km2(全国17位)
人口:1,876,934人(2021年10月、全国21位)
隣接都道府県:兵庫県、鳥取県、広島県、香川県
 
 
岡山市の移住支援制度
・移住・定住に関する総合相談窓口
・民間賃貸住宅を利用したお試し住宅
・東京や大阪での移住相談会・セミナー等の実施
・下見ツアーの実施
・「おかやま生活」での情報発信 etc.
 
 
総社市の移住支援制度
・定住促進助成金
・新築又は購入助成金
・生活環境整備助成金
・定住祝い金 etc.
 
 
倉敷市の移住支援制度
・倉敷・高梁川流域お試し住宅提供
・住まい探しの支援サービス
・就労マッチングサービス
・介護・保育分野の就職支援
・就職面接交通費補助 etc.
 

岡山県の街の住みここち&住みたい街ランキング2021

岡山県倉敷市の美観地区

岡山県倉敷市:美観地区


住みここち&住みたい街ランキングは、移住先候補を絞り込む上でとても参考になる。1位の都窪郡早島町は、いきなりのランクイン。小さい町だけど、関西・四国・広島への移動が便利で宅地開発が急ピッチで進んでいるようです。
 

岡山県〜街の住みここちランキング

 
順位/昨年/自治体名/偏差値
1位 – 都窪郡早島町 64.5
2位 1位 岡山市北区 61.4
3位 2位 総社市 61.2
4位 5位 岡山市中区 58.9
5位 3位 倉敷市 58.8
 
都窪郡早島町
県内で最も面積の小さい自治体ですが、瀬戸中央自動車道早島I.Cがあり、山陽自動車道に接続しているため、関西や四国、広島方面への移動が便利な町で、中国・四国地方屈指の物流拠点でもあります。また、岡山市と倉敷市に挟まれているため、両市のベッドタウンとして宅地開発が進み、町内には生活に必要な商業施設が揃っています。
 
岡山市北区
岡山駅や県庁、市役所などが市街地の中心にあり、繁華街を含むエリアです。岡山駅前には、都市型としては中四国地方最大級のイオンモールがあり、北部はフルーツ栽培も盛んな郊外地域となっています。
 
総社市
県中南部に位置し、東は岡山市、南は倉敷市と隣接しています。史跡が多く残る歴史のある街で、西の山間部には桃太郎伝説に出てくる国の史跡「鬼の城」や、水墨画で有名な雪舟が少年期に修行したといわれる寺院「宝福寺」などがあります。
 
詳しくは⇒街の住みここち&住みたい街ランキング2021岡山県版
 

岡山県〜住みたい街ランキング

 
順位/昨年/自治体名/得票数
1位 1位 岡山市北区 80
2位 2位 倉敷市 35
3位 3位 岡山市中区 20
 
岡山市北区
岡山駅や県庁、市役所などが市街地の中心にあり、繁華街を含むエリアです。岡山駅前には、都市型としては中四国地方最大級のイオンモールがあり、北部はフルーツ栽培も盛んな郊外地域となっています。
 
倉敷市
県内で2番目に多い人口を有しており、観光の街として有名で、工場夜景が人気の水島コンビナートなどがあります。市内には倉敷美観地区や瀬戸大橋、三井アウトレットパーク倉敷など、楽しめる観光スポットが多くあります。
 
岡山市中区
市の中央部に位置。 市街地に近いながらも自然の多いエリアで、住宅地や商業地域は区の北側を東西に横断するJR山陽本線の西川原駅を中心に広がっています。北部の「龍ノ口山」や中央の「操山(みさおやま)」などは史跡の多い散策スポットです。区の西端を流れる「旭川」は桜の名所となっています。
 
詳しくは⇒街の住みここち&住みたい街ランキング2021岡山県版
 

岡山移住者のインタビュー

 
最後に移住者インタビューも掲載しておきます。先輩移住者の声が、我々移住検討者にとっては最も大切。移住後も強い味方になってくれるのが先輩移住者。相談窓口へ依頼すると、移住者との接点も作ってくれます。岡山が気になったら、ぜひ先輩移住者の声に耳を傾けてみましょう。
 

【岡山県岡山市│移住者インタビュー】岡山市への移住を決められたきっかけは?
 
20代の頃、山奥で自給自足して暮らす人がいることを知って漠然とした興味を覚えていました。その人に実際に会いに行ってみて、その頃から「人が少ない山間部や海が見える場所で、いつか田舎暮らしをしたい」と思うようになりました。兵庫や大阪で暮らしていたのですが、結婚を機にこれからどこでどのように暮らすかを夫婦で真剣に考えるようになりました。
 
私と妻の両方の実家から遠すぎない場所で、理想は人が少なく、山間部か海辺での生活ができる場所。岡山県以外も候補にあがっていたのですが、「晴れの国」というキャッチフレーズから連想する気候の良さに惹かれて、岡山で物件を探すことにしました。物件を見に行き、土地の方たちと会話をしてみて「ここでやっていきたい」と思ったことが、岡山移住を決めたきっかけです。

引用:おかやま生活>移住者インタビュー>宮本秀臣さん

 

【岡山県総社市│移住者インタビュー】総社市への移住を決めたきっかけ?
 
東京在住中は夫婦共働き。忙しかったけれど、経済的にも余裕があり満足していました。ところが、子どもが生まれたことで価値観が一変。これまでは、極端な言い方をすれば、家族との時間を犠牲にする代償として多くの収入を得、ぜいたくもできました。でも、これからは家族で一緒に過ごすことを第一にしたい。お金では得られない「豊かさ」があることに気がついたんです。
 
私たちの理想とする豊かな生活とは、「自分たちで作った野菜が並ぶ食卓を、家族みんなで囲む」こと。その生活を実現するため、自然豊かな総社市へ移住を決めました。

引用:総社市>先輩移住者の声

 

【岡山県倉敷市│移住者インタビュー】倉敷は、生活上の困りごとが少ない街
 
これから倉敷への移住や就職を考えている方へのメッセージ→「私自身、自分がこれから将来どう過ごしていくのか、まだ見えていない部分も多いのですが、倉敷で生活していて大きな困りごとなどはまずないと思います。それでいて遊びに行く場所や買い物に行く場所も近くにあるので、本当にバランスの取れた住みやすい街だと思います。今は自転車中心の生活ですが、車があるとなおのこと生活しやすくなると思います。仕事はもちろんですが、プライベートや家族との時間を充実させる上でもとても良い場所だと思います。」

引用:くらしきで暮らす>宇治田芽衣さん

 



 

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)

サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など
 
筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー
 

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!」にて公開中。Twitterはフォロワー数3000人。