大分県にある臼杵市をご存知でしょうか?市が全面的に有機農業を推進している全国的にも珍しい自治体です。自然環境に恵まれ、子育て支援や移住定住促進などにも力を入れており、「住みたい田舎ベストランキング(人口10万人未満の小さな市部門)」では4年連続上位(昨年度総合3位)になっています。
平成28年からは地域おこし協力隊の制度を利用して、毎年、新しく有機農家になりたい人を募集し、これまで12人が協力隊として採用され、6人が卒業後も臼杵市に定住。3人が現役の協力隊として活動しています。
農業初心者でもやる気があれば大丈夫!30年以上有機農業を実践してきた現役農家が、ゼロから農業の技術や経営ノウハウを教えます。収穫した野菜をきれいに調整し、重さを図って袋詰め、値段付けをして出荷や販売する。こうした一連の仕事を現場で体験しながら学ぶことができますので、臼杵市に移住して有機農業に挑戦してみたいという方はぜひご応募ください!

<有機農業に関する業務>
①主要作物の周年栽培の研究・実証
②情報発信などによるブランド推進
③販路拡大
④集荷と搬送
⑤有機農業の研修
⑥実証圃による模擬営農
⑦その他

(お勧め)オンライン移住イベントやってます!!
移住を検討している方が全国どこからでも参加できるように、臼杵の豊かな「食」とコラボレーションしたオンライン移住イベントを開催します(全3回)。オンラインだからこそ出来る、リアルな情報、体験を提供いたします。いずれのイベントも先輩移住者と移住担当者が楽しくお送りしますので、ぜひご参加ください!
第2回(2022年1月14日(金))と第2回(2022年1月29日(土))の参加者募集中!全3回でのべ30組が参加予定(2021年12月28日現在)!

◆臼杵市オンライン移住イベント
https://usuki-job.com/living#onlinetour

 

化学肥料と化学合成農薬不使用のほんまもん農産物

草木類約80%、豚ぷん約20%を原材料として6か月間発行させた「うすき夢堆肥」

「有機の里うすき」を有機農業を志す人たちが集まる場所に!

臼杵市は、「家族みんなが、新鮮で安全な地元の食材を使った、我が家の味が並ぶ食卓を囲み、未来につながる生涯現役のまち」をめざしています。
有機JAS認証を取得し有機農業を行っている生産法人や、古くから有機農業に取り組んでいる生産者がいて、有機農業生産面積も増加傾向にあります。しかし、有機農業での安定生産・安定経営を普及していくためには生産面での課題も多くあり、消費者の有機農産物に対する認知度もまだまだ低いなどの課題もあります。
そうした状況を改善し、有機農業の第一歩である土づくりを推進するため「臼杵市土づくりセンター」を建設し、草木を主原料とする堆肥「うすき夢堆肥」を製造・販売し、化学肥料や農薬を使わずに有機栽培した農産物を「ほんまもん農産物」として市長が認証して出荷が行われています。
地道な活動を続けてきた結果、ほんまもん農産物の生産者は徐々に増えてきていますが、依然として生産農家さんの高齢化や、市内の若い就農者の不足などの課題もあります。また、有機農業は栽培が難しいため、若い人材を確保するためには研修が必要であることから、有機農業を推進する地域おこし協力隊の採用を開始しました。

有機農家として新規就農したい人!やる気と体力のある人!を募集します

・協力隊卒業後は臼杵市で有機農家として自立したい人
・生産だけでなく、情報発信やブランド推進、流通、販売まで学びたい人
・有機農業の販路拡大をしたいという意欲を持っている人
・イベントの企画やメディアを活用して市内外に有機農業を広める意欲のある人
・地域での暮らしや交流が好きな人、興味がある人
・新しい取り組みを楽しむことができる人

地域おこし協力隊の研修の様子。土づくりから学びます

移住した有機農家が中心となって開催している「ひゃくすた(百姓ニュースタンダードの略)」の様子

協力隊が活動しやすいように支援します!

給  与 166,000円/月 ※賞与年2回(勤務実績によります) ※令和3年度実績
勤  務 週30時間
休  暇 有給休暇あり(日数は採用時期及び規定による)
家賃補助 最大50,000円/月(敷金最大100,000円)
移住補助 仲介手数料の補助(最大5万円)、引越費用の補助(最大20万円)
移住奨励金(2万円)、住宅取得補助(最大120万円)
その他  ・業務用の携帯電話を貸与します。
・起業支援金(最大100万円)が利用できます。
・空き家の購入や改修の費用を補助(最大50万円)が利用できます。
・毎月定例会を開催して活動内容や悩みの共有・対応などを行います。
→相談対応は随時行っていますので気軽に相談してください。
・協力隊を対象とした研修や交流会なども積極的に参加を勧めています。
→起業や卒業後の自立を見越したスキルアップや人脈づくり
・農業研修などは、雨天時はできない場合があります。
・農作業には土日や祝日を問わない場合がありますので、休日は不定期となる場合が多くあります。
・土日祝日を含む勤務時間外でのイベント参加や自主研修の実施が多くあります。
※各種補助制度については令和3年度制度のため、今後変更する可能性があります。