北海道下川町では、5/11から5/30まで現役大学生を招いて田舎暮らしをレポートしてもらっています!せっかくなら文字だけではなく生の声を伝えたいと思い、オンラインイベントを企画しました。移住を考えている人の一助になれればと思っています!ご興味ある方は下記の申し込みボタンをクリックしてください!

イベント企画のあらすじ

北海道下川町は道北に位置する人口約3,100人の町。

5月中旬の今日、日中は暖かく、朝晩はまだ寒さを感じる日もある下川町。
けれど、住んでいる人はとても”あつく”好奇心が旺盛です。移住者もとても多い町だから、移住してくる人を特別扱いすることもなく、すぐに輪に入れてくれます。

・・・という話を移住コーディネーターの私がしても、「良いようにいっちゃってさぁ」と思われてしまうのが関の山。

そこでこの度5/11からの約3週間、SMOUT編集部下川支局を開設して、下川町にまだ一度も足を踏み入れたことのないレポーターの小川さんに、リアルなしもかわ暮らしを移住者目線で体験してもらうことにしました。

有名な町でもない、観光資源もない、けれど暮らしを存分に楽しんでいる人が多く住む町。
さて、どんな毎日がはじまるのでしょうか?

今回レポーターを務めるのは慶應義塾大学環境情報学部4年の小川功毅さん。

小川さんは書いて表現するのが得意で、大学ではインタビューに関する研究をした経験があるそう。現在は「自分ごと」をテーマとする研究に勤しんでいます。

今回のしもかわ暮らしは、まさに”移住”が「自分ごと」となります。
下川町で暮らす3週間で、いったい何を感じ、何を持ち帰るのでしょうか?

滞在中の5/11~5/30の期間、レポーターの小川さん本人のtwitterで暮らしの様子を発信していきます。その内容は随時SMOUTの公式SNSでもご紹介。
さらにこのプロジェクトの経過レポートでも、小川さんのリアルな体験の様子や気持ちを書いたnoteの紹介や下川情報など随時更新していきます!!

【申込開始】5/26(thu)、小川さんのしもかわ暮らしを紹介するオンラインイベントを開催!!

と き

5月26日(木)

時 間

20:00ー21:30

タイムスケジュール

19:45 開場
20:00 オープニング・下川町の紹介
20:15 小川さん紹介
20:25 しもかわ暮らしレポート紹介
21:00 質問にお答えしていきます
21:30 終了

参加費

無料

使用ツール

Zoom

備考

申込は下記のボタンをクリックしてください。
※お申込みいただいたメールアドレスに、当日のURLをお送りいたします。

よかったらこの予定をカレンダーに入れておいてくださいね!

【長期移住体験者】石田さんの、しもかわ町お試し暮らし日記

下川町では現在しもかわ暮らしを発信している方が2人います。

1人は前述している小川さん(大学生)で、もう1人は石田さん(50代)です。

石田さんは、50代後半の好奇心旺盛なおじさん。

ずっと夢見ていた北海道移住を決意して、東京で長年勤めていた職場を前年度末で早期退職。2022年4月から移住先を探すべく、おひとりで下川町でお試し暮らしを始めました。徒歩と自転車で生活中。

下川町での1ヶ月、何を感じ、この先どのような道を進んでいくのでしょうか?リアルな日記をお試し暮らしの間、発信してくれます!

下川町や北海道に移住を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも、下川町ってどんな町?

概要

下川町の規模は東京23区と同程度で9割が森で占められています。
基幹産業は林業・林産業・農業・酪農です。

3,000人という少ない人口の8割が半径1kmの市街地に暮らしており、その範囲に主要な施設やスーパー・飲食店がそろっていて、不便のない暮らしを送ることができます。普段は車を使わずに暮らすことも可能。

また、町民同士もすぐに歩いて遊びに行ける距離に住んでいるので、飲みに行っても終電や終バスを気にせず盛り上がることも多いです。

季節・自然を楽しむ町民性や、移住者が多く新しい挑戦に寛容な町の雰囲気も相まって、町民同士が仲良く、半年前に移住してきた私も「大人になっても友達ができるんだな」と実感しています。

また、スキージャンプ競技の一流選手を多く輩出し、先般引退した岡部孝信選手を初め、伊東大貴選手、伊藤有希選手、そしてレジェンド葛西紀明選手の出身地。
町内に無料のスキー場や、スキージャンプ場もあり、町外から「スキージャンプ留学」に来る学生もいます。

どんな暮らしができるの?

4m下まで見える名寄川上流。釣りや川遊びで遊びます。

春(4~5月)ー
雪が完全にとけるのはGW前。町民が自由に入れる森がいくつもあるから、雪が残る森に入っては山菜を採り、山菜パーティをしたり、家の庭ではジンギスカンが始まります。どこからともなくジンギスカンのいい香りが漂ってくると「お!ジンギスカンだな。うちらもやろうか!」となるのがこの季節。

夏(6~8月)ー
暑い日は+30℃まで上がりますが湿度が低くカラっとしていて、窓をあければクーラーはいりません。春から夏にかけて天気は多少不安定ですが、梅雨はないので住宅も傷みにくく洗濯物が翌日まで乾かないことはごく稀にしかありません。町内を流れる名寄川で魚釣りや遊ぶにはもってこいの季節です!

冬は空気中や地面が太陽/月明かりに照らされ、ふわふわの雪で光ります。

秋(9~10月)ー
日本でほぼ最初の紅葉がみられます。森にはきれいに乾燥したドライフラワーが落ちているから、家にお持ち帰りして飾るのも乙です。キノコも豊富なので、秋の味覚には事欠きません。台風は滅多に来ないから、安心してキャンプなどのアウトドアが楽しめます。

冬(11~3月)ー
年に1度ほど-30℃まで冷え込むことがあります。1~2月の厳寒期の積雪は少ないため、雪かきや車の運転も、初心者でも問題ないという声も聞きます。日本一の雪質ともいわれるふわふわキラキラの雪で、ウインタースポーツはもちろんのこと、近年は自作の雪板(雪の上のサーフィン)で雪原を滑る遊びが流行っています。家の中は分厚い断熱材で覆われているから、ぽかぽか快適です!冬を待ちに待っている町民も数多くいます。