こんにちは!移住女子のもりこです。
富良野も30℃を超える日が続いていますが、関東からやってきた私にとってはジメ~っとした暑さから解放されてとても過ごしやすい夏です。
あっという間に終ってしまう北海道の夏を思う存分に楽しまないとですね!
そんな夏といえば…
キャンプ!!!!
ということで今回は、富良野自然塾で行われた親子ワーケーションでの1泊2日のキャンプの様子をお届けします。
親子ワーケーションとは、親のワーケーションにプラスして子どもの様々な、そして訪れた場所でしか出来ない体験の機会を加えたワーケーションの形です。
親は仕事をし、子どもたちは夏休みに色んな経験をする。そんな大人だけではなく、子どもたちも楽しめるワーケーションです。
キャンプに参加してくれたのは、親子ワーケーションで東京と札幌から集まった3家族のうちの小学4年生~中学3年生の女の子4人。
お父さんお母さんがお仕事をしている間、富良野自然塾のフィールドで1泊2日を過ごしました。
富良野自然塾とは倉本聰主宰のNPO法人です。閉鎖されたゴルフ場跡地を元の森に戻す活動をしながら、そのフィールドを使って自然や地球温暖化問題について考える環境教育を行っています。
今回はそんな富良野自然塾のフィールドを使って、自然や環境問題について学びながら、キャンプとワーケーションを楽しみました。
キャンプスタート!!!
まずは富良野自然塾に集合し、自己紹介とアイスブレイクを済ませて早速キャンプ開始です!
子どもたちは全員「初めまして」にも関わらず、あっという間に仲良しになっていてびっくりしました。
まずは富良野自然塾の環境教育プログラムに参加します。
地球が誕生してから現在までの46億年という時間を460メートルの距離に置きかえた「地球の道」を歩きながら、自然や環境問題について考えます。
「自分たちの生活が環境問題に繋がっているなんて知らなかった。地球を大事にしたいと思うようになった。」
そんな声が子どもたちからは聞こえました。このプログラムをきっかけに、自然について、そして私達を取り巻く地球環境問題について考えるきっかけになってくれれば嬉しいです。
キャンプの夜ご飯と言ったら…
この日の夜ご飯はカレーライス。
いつも料理をしてくれるお父さんお母さんに代わって、今日は子どもたちだけでのご飯作りです。
子どもたちの様子が気になって、なんだか仕事が手に付かない親御さんも見られました。
完成したら夕空の元、みんなでいただきます!
一生懸命作ったご飯はいつにも増して美味しいですよね◎
楽しいのはまだまだここから
これからはお父さんお母さんは滞在先のホテルに戻り、子どもたちだけで夜を過ごします。
星空を見に夜の森を散歩したり焚火を囲んでおしゃべりしたり、夏の風物詩である花火も楽しみました。
「東京では家の近くに花火が出来る場所がないから、とってもやりたかったんだよね~!」
そうやって言いながら、嬉しそうに花火をする子どもたちがとても印象的でした。
焚火が消えるまでおしゃべりを楽しみ、キャンプ1日目を終えました。
あっという間に2日目スタート!
この日は前日の環境教育プログラムの続きである「植樹」からスタートします。
「植樹」とは文字通り木を植えること。ここ自然塾だからできる体験です!
コンクリートジャングルな都会の生活ではめったにできない体験に、子どもたちはとても楽しそうでした。
今回は苗木が大きく育つことの手助けをしてくれるカミネッコンという段ボール製のポットを組み立て、思い思いの絵を描いていきました。
仲良くなったみんなの名前を施した、世界に1つだけのオリジナルポットとともに苗木を植え、未来に向けて大きく成長してくれるようにと願いを込めて植えました。
植えた木が大きくなるのには10年20年…と長い時間がかかります。
成長した木を見に子どもたちが大人になってから富良野を訪れてくれたらとても嬉しいな~
そして、キャンプ最後のプログラムは馬のお世話です。
普段はめったに触れ合うことの出来ない、放牧されている馬たちと時間を過ごしました。
放牧されている馬たちはストレスが少なく、とても穏やかです。
そんな馬たちをお散歩させたりブラッシングをしてあげたり、そして最後にはありがとうの気持ちを込めてニンジンをあげました。
「地球で生きるのは、私たち人間だけではない」
そんなことを実際に動物たちと触れ合うことで感じてもらえたらとても嬉しいです。
まとめ
今回のワーケーションでは、大人だけでなく子どもたちにも富良野の自然を満喫してもらいました。
親子にとって最高の夏の思い出になっていたら、とても嬉しいです◎
また来年も、親子で富良野の夏を満喫しに富良野自然塾に来て下さいね〜!!