【和歌山県 紀の川市】体験できます/“伝統栽培”と“新技術”の融合でつくる高級ブランド「あら川の桃」®と、こだわり加工品の販売を行う農園での仕事体験。By わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト|2022-11-07T16:39:39+09:002022.11.07|Tags: 6次産業化, 農業, 新規就農, 桃, フルーツ, 加工, 研修プログラム, 就農支援|和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが 「わかやま しごと・暮らし体験」です。利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。この記事の目次株式会社 八旗農園今回体験できる内容仕事の特徴体験スケジュール補足事項体験者の声株式会社 八旗農園住所:本社:和歌山県紀の川市桃山町元266-3/直売所:和歌山県紀の川市桃山町最上640-1 事業内容:伝統栽培と新技術の融合でつくる「あら川の桃」®とこだわりの加工品の販売 和歌山県は西日本で1位の桃の生産量をほこり、みかん・梅・柿はもちろん、キウイ、いちじく、ぶどう、いちごなど様々な果物を生産しているフルーツ大国です。そんな和歌山県の北部に位置する紀の川市桃山町は、江戸時代から桃を栽培する伝統があり、この地で栽培された桃は「あら川の桃」®と呼ばれ、市場では高値で取引されています。そんな400年の歴史を持つ「あら川の桃」の伝統を継承し、生産・販売しているのが八旗農園です。八旗農園が手掛ける桃は、甘さと香りのバランスが良いのが特徴です。最高級品質の「満天桃」は贈答品としても喜ばれている他、収穫した桃を畑の中にある加工場で新鮮なうちにカットし、ピューレやシロップ漬けなどの商品にすることで新たな事業を展開しています。また、人材育成に力を入れているのも特徴で、多くの若者が八旗農園のもとで桃作りに励んでいます。「地元の方からも、若い人の受け入れ場所として認識している方も増えているんじゃないかな」、そう話すのは代表の高平昌英さんと専務の中浴泉さん。もともと二人は新規就農者。今では農業の面白みと魅力を実感する毎日ですが、就農当初はさまざまな苦労や悩みがあったそうです。そんな経験を踏まえ、八旗農園では2年間の研修プログラムを準備して、果樹栽培を志す方の技術面や経済面等の支援を行っています。紀の川市の果樹栽培の担い手として、将来の農業を担う人材の育成に努めるとともに、地域の人々の信頼を得ながら、農業をより魅力あふれる仕事にするべく桃づくりに励んでいます。今回体験できる内容最高級品の桃づくりには、様々な工夫がありました。植物の幹や茎に微弱な刺激を与えることで樹勢を活性化させる「ニードル農法」を全国の桃農家に先駆けて取り入れたほか「盛土式根圏制御栽培法」を採用。樹を小さく育てることにより、脚立使用を少なくし、作業効率を向上させることができました。「小さくつくることで、自分たちも管理がしやすくなる。水分量も調整しやすく、低い木になるので収穫がしやすい。台風の被害も受けにくいんですよ」。様々な工夫をすることで、通常収穫までかかる月日が5年から3年に短縮され、収穫量も1.5倍に増えると期待しています。今回の体験では、そんな様々な工夫がされた生産現場を体験するだけではなく、加工に至るまでを知り、先進的な農業に触れていただきます。仕事の特徴八旗農園と同じような規模の農業生産法人が、自ら生産した素材を使って加工品まで手掛けるのはとても珍しいそうです。桃の生産だけでは、どうしても収穫時期のみに収入が偏りがちでしたが、平成26年に加工場を開設したことを機に、加工品を作ることで安定した収入を得られるようになりました。「加工所があるのは強みですよね。安定して人を雇うためにも必要なことですから」。現在は、桃だけではなく、ほかの果実の生産も検討しているとか。自分たちで育てた果実を売るだけではなく、加工することでさらに価値を高めていきたいといいます。常に新しい挑戦を続け、桃づくりのトップランナーでありたい。新規就農者の立場から伝統農法を継承しつつ、様々な形で発展し続けるそのパワーに触れてみませんか?体験スケジュール1日目(13:00~17:00) 1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認 2.八旗農園の仕事の説明 ・桃づくりのこだわり/加工商品について ・こだわりピューレなどの試食 3.仕事のお手伝い ・農作業のお手伝い ※日々の仕事によって変更があります。2日目(9:00~17:00) 1.仕事のお手伝い ・農作業のお手伝い ・食品加工のお手伝い ※日々の仕事によって変更があります。3日(9:00~15:00) 1.仕事のお手伝い ・農作業のお手伝い ・食品加工のお手伝い 2.最後のまとめ ・体験の感想、質疑応答補足事項最少催行人数:1名 費用:無料(宿泊費別)※宿泊費は一部補助あり。 宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設体験者の声桃農家さんの中でも収穫だけでなく、加工品の扱いや選別、沢山の事を経験させて頂いたので、私自身とても身になる三日間でした。(40代・大阪府在住) ──────────────────────────────────────────今回の体験は、雨が多くて予定通りとはいかなかったとは思いますが、その分お話する時間が多くて、色々と相談に乗って頂きました。農業や家の話など教えて頂きありがとうございました。(40代・大阪府在住) ──────────────────────────────────────────桃農家の方々から貴重なお話を伺うことができました。 農業という選択肢を視野に入れられる機会となったのは、とても有り難かったです。 移住後の具体的な生活を考えるきっかけになりました。大変感謝しています。(20代・東京都在住) ──────────────────────────────────────────>>お申込みはコチラ<<FacebookTwitterPinterest電子メール