大江町の「地域おこし協力隊」の仕事の1つであるネイチャーガイド。今回は、その仕事を実際に体感していただくインターン体験を企画しました!

ゆくゆくは仕事として興味があるという方、適性を確かめたいという方のためのファーストステップとしてはもちろん、

天職を探す道程にいる方、自分の可能性を確かめたい方なども歓迎です。まずは体験を通じて私たちの仕事内容や考え方、取り組み方を感じに来てください!学生さんの参加もお待ちしています!

ネイチャーガイドの基礎や伝え方のポイントを2泊3日でじっくり学ぶ
山形県のちょうど中央に位置する大江町の山奥、七軒地区。

集落には、豊かな森や川、田畑があり、各家庭では凍み餅やつぶあぶらづくりなど、昔ながらの雪国文化や生活が息づいています。そんな七軒の里山環境を守りながら、自然と暮らしを体験してもらおうと2015年に誕生したのが、『大江町山里交流館 やまさぁーべ』です。

当館の特徴は、四季の自然を存分に活かしたアクティビティ。春から秋にかけては、川を1kmほど自力で進みながら飛び込みにも挑戦する「リバートレッキング」、年間を通じては、モモンガ・ムササビ・ホタルなど、時期によってさまざまな生き物に出会える“自然観察会”などを開催しています。

冬季に人気なのは、豪雪地帯ならではの環境を活かした『スノーウォータースライダー』。大雪の斜面にブルーシートを設置して、裏山の沢水を流しながら勢いよく滑る、やまさぁーべオリジナルコンテンツです。

ウエットスーツを着てはいるものの、最初は腰が引けて様子をうかがう子どもたち。そんな姿を傍目に、いの一番にやまさぁーべスタッフが勢いよく滑っていきます。あっけに取られながらもその後はスイッチオン!一人、二人と後に続き、結局、みんな雪の中をビシャビシャになりながら遊び続け、「僕、これで30回目!」なんて子も。

「大人が本気で遊ぶから、子どもも本気で遊んでくれる」そう話すのは、ネイチャーガイド兼、やまさぁーべ館長の佐々木隆馬(りゅうま)さん。

「子どもたちに“全身で目の前の自然を感じてもらう”」そんな体験を生み出しています。
そんな館長 佐々木さんのもとで、ネイチャーガイドの仕事を2泊3日で体験してみませんか?

◯初日は、仕事の詳しい内容や、ガイド歴17年の中で培ってきたノウハウ・テクニックを座学&体験を通してたっぷり学んでいただきます。
◯2日目からは、いよいよ子どもたちの前でミニレクチャーや安全サポートに挑戦! 前半での学びや実感を元に、自然の魅力を伝えてみましょう。

「日々移り変わる自然を舞台に、偶然性の中でしか得られない発見があるかもしれません。ぜひ、教室や都市空間の中では出会えなかった「学びの種」に触れてみてください。」

・子どもとの“関わり方”“伝え方”や“学び”について、既存の方法以外の視点やヒントが欲しい方、
・自然豊かな環境で働きたい方、
・里山の保全活動に興味のある方、
・山形に移り住み、地域を盛り上げることに興味のある方にもオススメです。