観光地ではないけれど、ほどよく自然があり暮らしやすい町。
故郷でもあるこの地で小さくて優しい、そして上質な空間のレストランとカフェを始めることにしました。
お客さまの顔が見え、一人ひとりとちゃんと向き合える丁寧で温かな場所づくりを目指しています。
カフェタイムでは日頃の喧騒を忘れて、ゆったりと各々の時間を過ごしてもらいたいと思っています。

人と話す事が好きで、相手の気持ちに寄り添える方を希望しています。

『本気で働く』から『本気で暮らす』へ

私は高校を卒業して以来12年ほど和食の世界で働いてきました。
そこはいわゆる料亭や割烹というところで、毎日たくさんのお客様が来店し、目が回るほど忙しい日々を過ごしていました。
30才を過ぎ、コロナ禍で少しだけ自分の時間が持てるようになってこれからの人生を深く考え始めました。
そこで思ったのが『もっと本気で暮らしたい』です。
一日の大半を仕事に裂き、自分の時間はほんの少し。気付けばお客様を蔑ろにしてしまう事もしばしばあり、心身共に疲れ切ってしまう。そんなことをするために私は生まれてきたわけではないと強く思ったのです。
なのでこれからは一日一日を丁寧に、自分らしい仕事がしたいと思い今回の創業を決意しました。
暮らしと生活を隔てない、暮らしの延長線の仕事。そんな働き方が出来たら素敵ですし、自然豊かな寄居町で自分自身がそうやって暮らす事で、ひとつの暮らしのモデルができたらいいなと思いました。

近く80余年の古民家をリノベーションした店舗

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