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ここからは百姓一筋半世紀のおやんず(おやじ)と、百姓歴7年の農業女子がご案内いたします!
つがる市は青森県西北部に位置する都市で、たくさんの農産品が魅力の一つです。つがる市のマスコットキャラクター「つがーるちゃん」はつがるブランド農産品のメロン、スイカ、りんご、お米、ねぎ、ゴボウ、トマト、ナガイモの8品目がモチーフとなっています。
今回はそんなつがる市にお越しいただき、我々農家の生活を体験していただける方を募集しておりますが…。
今回皆様にお越しいただくのはなんと冬!冬にしか味わえない農家暮らしを体験していただきます!
わざわざ寒い冬に来ていただくのですから、春にまた来たいと思っていただけるよう、体も心もあたたまる体験をご用意しております!
ところで、雪国の農家は冬に何をやっているでしょう?
農作業といえば収穫などがイメージしやすいですが、それらは夏~秋の作業ですよね。
冬はダラダラゴロゴロ?もちろんそれもありますが…
りんごの枝切り作業やメロン・トマトの種まきといった農作業のほか、干し餅などの保存食づくりも冬恒例の作業となっています。また、年末には稲わらを活用してしめ縄づくりに取り組みます。そして私たちの共通の楽しみは、イタヤカエデの樹液を採ること!採ってきた樹液を煮詰めてメープルシロップをつくるんですよ。
おやんず「火っこ焚きながらメープル煮詰めて かだり合うのもいぃんだいな~」
そして、冬のつがる市といえばやっぱり「雪片付け」。いわゆる「雪かき」ですが、雪が多すぎてかき分けるだけでは済まないので「雪片付け」や「雪投げ」(※投げる=北海道や東北の方言で「捨てる」の意味)と言います。雪国の農家の朝は雪片付けから始まります!なかなか大変な作業なので体があたたまること間違いなしですが、なにせ外が寒いので頭から湯気が出ることも…(笑)。こちらも皆様に是非体験していただきたいと思っておりますので覚悟しておいてくださいね♡
おやんず「こっちのゆぎは水分ふぐんでで もでど!(重たいよ!)」
夏の収穫体験も魅力的ですが、こういった作業は冬にしか味わえない体験です。夏と比べるとちょっとコンテンツが地味かもしれませんが、私たちの日常や雪国のリアルがたっぷり詰まった「あえての冬」、いかがでしょう?

朝は皆で雪片付け。最初は腰が痛くなるかもしれませんが、コツをつかむとサクサク片付けられます。ぜひぜひ我々の雪片付けスキルを習得してくださいね。

つがる市マスコットキャラクターの「つがーるちゃん」。8品目の農産物がぎゅっと詰まっています♡自動車専用道路を通ってつがる市に来ると、つがーるちゃんの看板が出迎えてくれます!見えるか見えないかは地吹雪次第!