こんにちは、富良野への移住女子もりこです!
とうとう本格的な冬がやって来ました。。
雪が降り始めた頃は、地元の関東では見られない雪景色にわくわくしていましたが、
今となっては慣れない除雪や初めての雪道の運転にヒヤヒヤドキドキする毎日です。(笑)
千葉からやって来た身からすると雪国で暮らす方たちを心から尊敬します。
そんな厳しい冬がある富良野ですが、こんなに色濃く四季を感じられるのは大きな魅力の1つですね。
富良野で過ごす初めての冬、楽しく乗り切れますように!
冬の富良野のもう一つの魅力。「演劇」
さて冬の富良野というとみなさんが思い浮かべるのは、、、
やはりスキーやスノーボードといったウィンタースポーツではないでしょうか。
北海道の冬はとても気温が低く、さらに空気が乾燥しているため水分の少ない粉状のサラサラの雪「パウダースノー」を各地で楽しむ事が出来ます。
その中でも富良野は冷え込みが強く、山に囲まれた盆地なので、世界でも珍しい上質なパウダースノーが降るんです。
スキー場がオープンしてから、街中で外国人の方々を見かけることが増えました。
日本にとどまらず、世界中から「究極のパウダースノー」を求めて富良野を訪れてくれる。
富良野在住の私からすると非常に誇らしいです!(笑)

富良野と言えばウィンタースポーツ
そんなウィンタースポーツで有名な富良野ですが、それだけではないんです!!!!!
「演劇」
これも富良野を語る上では欠かせない要素の一つです。
もりこも昨年度の冬に初めて富良野を訪れた際に演劇を観ました。
初めての本格的なお芝居にとても感動したことをよく覚えています。
どうして富良野は演劇のまちなのか?
演劇のまちと言われるようになった背景には、富良野を語る上では外せないテレビドラマ「北の国から」が大きく関係しています。
「北の国から」を手掛けた脚本家の倉本聰さんが設立した、役者と脚本家の養成所「富良野塾」をきっかけに富良野は演劇のまちへと変わっていきました。
さらに1999年には『演劇の力でまちを元気にしたい!』と活動していた市民ボランティア団体「ふらの演劇工房」が日本初となるNPO法人に認証され、翌年2000年にはこちらも日本初となる公設民営劇場が造られるなど富良野の演劇はどんどん市民の間に広まっていきました。

演劇のまちを代表する劇場「富良野演劇工房」
画像出典:FURANO index |ふらの観光協会公式サイト | https://www.furanotourism.com/jp/spot/spot_D.php?id=141
市民にも広がる演劇の輪
演劇と聞くと敷居が高いというイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、富良野ではその輪が市民レベルにまで広がっているんです。
その例の1つが『新あいおい商店街物語』という商店街のPR動画です。
この動画はコロナ禍で観光客が激減する中「厳しい状況だからこそ、逆に楽しいことをやってみたい!」と制作されたそうです。
脚本は富良野塾卒業生による書き下ろし、撮影・制作は地元のデザイン会社が担当した本格的なドラマです。
そして、このドラマに出演しているのは普段は商店街でお仕事をされている市民の皆さんなんです!!

ドラマの一場面から
また、「ふらの演劇祭」では、大人顔負けの本格的な演劇を楽しむことが出来ます。
今年の演劇祭はすでに終了してしまいましたが、来年はもりこも観劇に行こうと思います!

2022年ふらの演劇祭ポスター 画像出典:『演劇の力』が未来をつくる!「ふらの演劇祭Under18」|ふらの演劇工房 https://www.furano.ne.jp/engeki/info.html
これから楽しめる富良野の演劇
ここまでのお話で、富良野で演劇を楽しみたくなった方もいるのではないでしょうか。
今年の冬も演劇の公演が予定されているみたいです。
ぜひ、ふらの演劇工房のHPをチェックしてみてください!!
→『ふらの演劇工房』https://www.furano.ne.jp/engeki/