【しまね女子ブログ】 落合友香vol.1

 

初めまして。落合友香(おちあいゆか)です。
宮城県仙台市出身、2020年に島根県仁多郡奥出雲町へ移住してきました。
現在2歳の息子がいます。このブログでは、奥出雲町の魅力を伝えつつ、小さな子供を連れてのリアルな移住生活をお伝えしていきたいと思っています。短い期間ですが楽しんで頂けると嬉しいです!

今回は自己紹介を兼ねて、移住前の生活やなぜ奥出雲町へ移住することになったかをお話しして参りますので、しばしお付き合い下さい<(_ _)>

〇移住前のわたし
宮城に住んでいた頃は理学療法士として、病院・デイサービス・訪問看護ステーションで15年ほど働いていました。

宮城県と言えば、2011年に発生した東日本大震災を思い起こす方が多いかと思います。私も大震災を経験しています。自分自身は津波の被害を受けていませんが、津波の被害を受けた地域にボランティアに行ったり、仕事でも仮設住宅を回ったりもしました。

そして震災から数年経つと、もっと被害がひどかった地域の医療・福祉・被災者の生活の現状はどうなっているんだろう?と思うようになりました。

〇なぜ奥出雲に?それは主人との出会い
結論から言うと、なぜ奥出雲町だったかは、「主人の地元だから」です。
ではなぜ宮城出身の私と島根出身の主人が出会ったかというと・・・。少しだけ主人の経歴もお話しさせて下さい。

主人は社会福祉士として奥出雲町役場で勤務していました。きっかけは最愛のおばあちゃんが亡くなったこと。おばあちゃんの「元気になりたい」という最後の願いを叶えてあげたかった。そんな想いから一念発起して役場を退職し、地域での健康づくりを学ぶために大震災後の宮城県石巻市へ移住してきました。

震災後の石巻市

石巻市は、津波による被害が最もひどかった地域と言われています。主人が移住して来たころは、まだ仮設住宅で生活する方が多く、長い避難生活と慣れない狭い仮設住宅での生活で、心も身体も弱くなってしまった方が大勢いらしたかと思います。

そんな環境に健康づくりの経験は皆無の主人は飛び込みました。知り合いもいない見知らぬ土地で、未経験の仕事に奮闘している中、わたしと主人は出会いました。

〇本当に島根に帰ると思わなかった
知り合った頃から、主人は「石巻で経験を積んで、いつか奥出雲に帰って地元で役立てたい」と言っていました。そんなブレない主人を見て、「すごいなぁ」と刺激を受け続けたわたしですが、結婚の話が出たときはもしかしたらずっと宮城に居てくれるのかな、とほんのり思ったりもしていました(笑)

それでも、数年後「島根に帰りたい」と言われた時はビックリしたものの、「やっぱ帰りたいよね(笑)」とあっさり受け入れることが出来たと思います。
そろそろ島根と宮城の2拠点生活をしたいと考えだしていた頃、ちょうど奥出雲町で地域おこし協力隊の募集があり、主人は地域おこし協力隊としてUターンすることが決まりました。

〇移住への不安?
私自身、島根に移住すること自体はどこかで覚悟していた事もあり、さほど大きな不安はありませんでした。3人娘の末っ子という事もあり、両親には寂しい思いをさせてしまうな~という気持ちはありましたが・・。両親は「2人で頑張って来い」と背中を押してくれ、気持ちを強く持って移住を決意。

しかしその矢先、なんと第一子の妊娠が発覚したのです!私の気持ちは一気に不安に(._.)友達もいない土地で慣れない子育てなんてわたしに出来るのだろうか?!

〇奥出雲の魅力
子供が出来たことで一気に自信をなくしたわたしですが、そんな時思い出したのは、結婚前に初めて奥出雲に行った時のこと。

豊かな自然に暖かい人たち、なんとなく東北にも似た雰囲気を持っている島根の風土。実は初日にしてすっかり虜になってしまっていたのです!

奥出雲の自然

主人の実家もみんな優しく、楽しく、家の前で良い大人がみんなではしゃいで遊んだりしていました(笑)

 

主人の実家

それを思い出すと、「あぁ、あの豊かな自然の中で子育てが出来るんだ!」
「むしろ、小さな子供を連れていたほうが地域の人たちに受け入れて貰えるし、友だちも作りやすいはず!」と、楽しみに変わっていきました。

〇いよいよ出産、そして移住
当時住んでいた石巻市から、出産のために一旦仙台市の実家に移り住み、数か月お世話になりました。主人はそのタイミングで一足先に島根での生活を始めました。
そして2020年5月、息子の誕生です。

息子

 

この年は新型コロナウィルスが流行りだした時だった事もあり、9月まで仙台にいました。少し落ち着いて涼しくなってきた頃、ついに奥出雲町で親子3人での生活が始まりました!!

島根で3人

さて、そんなこんなで始まりました落合一家の移住生活。楽しい事もあれば大変な事も出てきます。

慣れない土地で慣れない子育て。私たちがどのようにして地域に馴染もうとしていったか、仕事はどうしたか、厳しい冬…。次回より少しずつ紹介して行きたいと思います。

次回もどうぞよろしくお願いします!!

 

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【名前】落合友香(おちあい・ゆか)
【居住市町村】(仁多郡)奥出雲町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】宮城県仙台市
【年代】30代
【お仕事】
移住前は理学療法士をしていたが、移住後は地域づくりに関わるNPO法人に勤務
【好きなこと】
好きなことは音楽・踊り。そして何より夫と子供を愛してやまない主婦です。
【Love shimaneとしてひと言】
奥出雲町の豊かな自然や暖かい人たちに囲まれて楽しく過ごしています。子連れ移住のリアルな日常をブログにていきたいと思うので、どうぞよろしくお願いします!!