私たちは埼玉県横瀬町にて、「みんなでつくる日本一幸せな町横瀬」プロジェクトを行っています。

「みんなでつくる日本一幸せな町横瀬」は、町内・町外問わず、各々が考える幸せ(well-being)な事業やプロジェクトを実施・実装していく事で、みんなで一人ひとり多様な幸せがあり、日本一幸せな町をつくっていくプロジェクトです。

各々が想像するだけでワクワクしてしまうようなアイディアや、本当に地域や世の中に必要だと心から思うものなど、みんなで話し合いながら自由にカタチにしていける環境をと整えていきます。

「みんなでつくる日本一幸せな町横瀬協議会」では、みんなで話し合えるイベントやワークショップを開催しながら出てきた皆さんがカタチにしたい案や想いを、必要な財源の助成含めて支援していく事で、一人ひとりの多様な幸せがあり、かつ日本一幸せな町をつくっていこうと考えています。

Well-being(ウェルビーイング)なまちづくりで最先端の成功事例をつくる

well-being(ウェルビーイング)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、「幸せ」と翻訳されることも多い言葉です。

世界保健機関(WHO)が定めた憲章の前文では、「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあることをいいます(日本WHO協会:訳)」と記述されています。

その言葉の意味の広さから自治体の現場では、具体的にWell-beingをどのように施策に反映させていっていいかわからないといった声が多く出ています。

一方で、昨年・一昨年と経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)にWell-beingが入り、特に2021年の骨太方針には「政府の各種基本計画等について、Well-beingに関するKPIを設定する。」という文言が入っ事で、我々が確認できている範囲だけで32の基本計画でWell-beingに関するKPIの設定が完了しています。

今後自治体の現場にも降りてくると予想されるWell-beingですが、成功事例がないので作る事を前提に「みんなでつくる日本一幸せな町横瀬協議会」を設立し、今回のプロジェクトがスタートしました。

骨太方針にWell-beingが入る事に

骨太方針にWell-beingが入る事に

成功事例をつくるために協議会設立

成功事例をつくるために協議会設立