【しまね移住女子ブログ】槙乃萌美 vol.3
こんにちは。槙乃萌美です。
昨年3月に埼玉県出身の主人を連れてUターンし、
現在夫婦二人とわんこ一匹で島根県西部に暮らしています。
皆さん、スポーツって普段からされていますか?
私は昔から運動が得意でないこともあって、わんこの散歩以上の運動はしませんが
テレビで野球を見ることは好きで、夫とよく見ています。
かといって、会場に足を運んで応援するほど熱中しているかというと、そんなこともなく。
Uターン前であれば野球に限らずどんなスポーツでも、
行きたいと思えばたくさんチャンスはあったはずですが、
知り合いに誘われてプロ野球を見に行ったことくらいで、
なかなか自ら率先してスポーツ観戦に行ったことはありませんでした。
それがUターンした途端、サッカーを会場まで見に行くことになります。
そのきっかけは、地域スポーツ、社会人サッカー!
私達の住む浜田には、ベルガロッソ浜田という、
中国サッカーリーグに所属する、社会人サッカーのチームがあります。
社会人サッカーなので、プロではありませんが、選手一人ひとりの熱量はものすごくて。
選手は普段、それぞれの職場で働きながら、仕事が終わると19時までにグラウンドにかけつけ、
夜遅くまでサッカーの練習をする生活を続けられています。
私が働く職場でも、二人の選手が働いていて、きっちり仕事をしたあと毎日練習に向かっています。
仕事でへとへとになって、家でだらーっとしてしまう私からすると、本当にもう尊敬。
職場も彼らがサッカーを存分にできるよう、協力しています。
家庭を持っている選手に一日のスケジュールを聞いたことがあります。
出勤前は子どもの面倒をみて、仕事をして練習して、帰ってからは家事をして。
思わず「すごいね」というと
「いや、好きなことやらせてもらってるんで、当然です」
と。
なんて爽やか、なんて謙虚。
そんな彼らだからこそ、応援したくなるんです。
さてさて、なんとなく敷居が高く感じる「会場での観戦」ですが、
誰もがサッカー観戦を楽しめるようにと、屋台やイベントブースが準備されています。
さながらお祭り。
キッチンカーで地元のお店の味を堪能しながら、ビール片手に観戦するサッカー。
しかも、一緒に働く仲間が出ているとなれば、なおのこと面白い。
特別サッカーに詳しいわけではないですが、そんな私でも気兼ねなく応援に行くことができます。
サッカーファン、ベルガロッソファンはもちろんですが、
私と同じように、職場で一緒に働く仲間を応援しようと集まる方も多いです。
そして試合では観客の皆さんにより楽しんでいただけるように、
会場MCと呼ばれる進行役がいます。
その進行役を、ピンチヒッターで何度かさせていただきました。
熱いファンはもちろんのこと、少年サッカーチームの子どもたちや、
初めてサッカーを見に来た方にも楽しんでいただけるよう、精一杯つとめさせていただきました。
そして進行役をしていると見えてくるのが、サポートスタッフの皆さん。
サポートスタッフも選手と同じく、本業を抱えながら行っている方々がほとんど。
当日滞りなく試合が行えるようにたくさんの準備をして、朝早くから会場の設営、
試合中も皆さんが安全に楽しく試合を見られるよう気を配り、最後の片付けまで。
地域スポーツを支えるたくさんの方々がいて初めて、チームが存続できるんだなと感じます。
今シーズン、ベルガロッソ浜田は中国サッカーリーグ3位という結果。
前シーズンよりも順位を上げる結果となりました。
また、来シーズンからは、チーム名を「ベルガロッソいわみ」に変更し、ホームタウンを石見地方全域とすることが発表されました。
目標も大きくなり、どんどん強くなる彼らの今後がとても楽しみです。
Uターンする前は、私がサッカー観戦するなんて思ってもみませんでした。
地域スポーツを通して少し私の活動範囲が広がりました。
あ、わんこは入場禁止なので今回はお留守番。
いつか一緒に見に行けると良いね。
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【名前】槙乃萌美(まきのもえみ)
【移住市町村】浜田市
【UターンorIターン】Uターン
【移住前の居住地】東京都
【年代】30代
【お仕事】前職は俳優・声優。現在は会社員
【好きなこと】歌うこと、家でのんびり過ごすこと
【Love shimaneとしてひと言】
学生時代、なんにもできないと思っていたふるさとに、自分次第でなんでもできると気づいて戻ってきました。
Uターンの私と、Iターンの夫(埼玉県出身)と、食べること大好きなわんこの、しまね暮らしの様子をお届けします。
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