福岡県への移住や就職に興味のある方向けに、地域や仕事場に訪れ、
「くらし」と「しごと」を体験いただく企画が「福岡くらしごと体験」です。

利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、
周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、
移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。

 

Bouton・忘覚庵


住所: 福岡県直方市殿町 2番8号/事業内容:宿泊業、レンタルスペース運営、交流スペース運営

 

福岡県直方(のおがた)市は、福岡県北部に位置し、安土桃山時代に炭田が発見され、古くから炭鉱の産業で発展した歴史あるまち。

市の中心を南北に流れる遠賀川の河川敷では、チューリップや菜の花、コスモスなど、四季折々の花が楽しめる自然に恵まれた環境です。

直方市にある商店街の一角、10年ほど閉店状態だった元ボタン屋の店舗兼住居をリノベーションし、店舗部分にレンタルスペースの”Bouton”をオープン、住居部分は民泊”忘覚庵”を運営をしている清水舞子さん。「まちとひとを繋ぎたい」という思いで、地域内外から訪れるゲストとの交流を大切にしています。

「新しい繋がりから新しいことがうまれていく瞬間が好きで。近隣の人と関わったり、まちを見てもらって、何かきっかけにしてもらえたらと思っています」

清水さんはBouton・忘覚庵の運営だけでなく、直方市が運営する多世代交流スペース”ここっちゃ”にて、出店者との調整などを担当。2016年には直鞍地区のガイドブック「わたしのたびにっき じゃぁにぃー」の制作にも携わり、地域と人に関わる活動を続けています。

今回体験できる内容


今回のしごとくらし体験の魅力は、清水さんと行動を共にしながら、近隣との交流ができること。移住先を考えている方だけでなく、清水さんのように地域に関わる活動がしたい方、発信活動に力を入れたいと考えている方にもぴったりです。

「やりたいけどなかなか手をあげられないという人も多いと思うんです。私はそういう人のサポートがしたくて。ちょっとの一押しがキッカケになって、そこを越えたら自走していけると思うので」

SNS運用や情報発信に力を入れている人も大歓迎。まちの良いところ、気づいたこと、聞いてみたいことなど、積極的に清水さんにシェアしてみてください。

今回は、忘覚庵の宿泊体験だけでなく、Boutonのレンタルキッチンの使用やギャラリー利用なども相談可能です。

もちろん、農業に興味がある、地域の仕事を知りたい、こういう活動をしている人を紹介してほしいなど、要望をもとに体験内容をカスタマイズします。あなたの「見たい」「やってみたい」を、ぜひ教えてください!

 

Bouton・忘覚庵

接点ができると、新しいものが生まれていく


元々は臨床工学技士として病院に勤務していた清水さん。子どもと接する時間を増やしたいと考え、2人目を出産した後にパート勤務に切り替えたといいます。子育てと仕事をしながら、Boutonのオープン前も、地域に寄り添った取り組みを続けてきました。

「繋げる仕事が好きなんです。今回の体験に申し込んでくれる人との繋がりも新しく作れそうですね。個々でやりたいことを自由にやっている人も多いので、そういう人たちを繋げていけると私も嬉しいです。この土地柄も感じてもらえたら」

清水さんがハブとなって繋がった人やうまれたサービスも、更にその先で繋がりを作っていく。地域に関わる仕事や活動のやり方は、地域・人の数だけあります。直方市を知っている人も知らない人も、実際に足を運んで、人と触れ合ってみて感じたことを持ち帰ってきてください。

サービス・商品が誕生するというだけでなく、人の心に宿る思いやきっかけ、新鮮な着想など、未来の自分に繋がる体験になるはずです。

 

スケジュール


1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.仕事のお手伝い
※時期によって作業が変わります。2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
※時期によって作業が変わります。3日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
※時期によって作業が変わります。
2.体験の感想、質疑応答

補足事項


最少催行人数:1名
費用:無料(宿泊費別)※宿泊費は一部補助されます。
宿泊場所 :忘覚庵

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