福岡県への移住や就職に興味のある方向けに、地域や仕事場に訪れ、
「くらし」と「しごと」を体験いただく企画が「福岡くらしごと体験」です。

利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、
周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、
移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。

芸術振興施設 「いいかねPalette」

住所：福岡県田川市猪国2559／事業内容：廃校を利活用した複合施設の運営

福岡県のほぼ中心に位置する田川市。南に英彦山、北に福智連山、そして、東には香春岳。三方を山に囲まれ、市内には川も流れる自然豊かな場所です。また、車で福岡市や北九州市へ行きやすく、アクセス的にも便利です。

そんな田川市の猪位金（いいかね）という地区を拠点に、2017年4月に誕生したのが「いいかねPalette」。廃校になった小学校を活用し、「なんでもできる世界をつくる」を理念にオープンしました。田川市を「音楽を中心とするコンテンツ産業の創出・集積」の場にしたいという思いから、「福岡コンテンツバレー構想」を掲げています。

そのため、施設内には、コワーキングスペース、ドミトリー、音楽制作が可能な本格的なスタジオがあるだけでなく、給食室をリノベーションした飲食店や、そして1ヶ月以上の長期滞在ができる宿泊施設まで揃っています。また、ライブ・マルシェ等のイベントを開催して、地域の方やクリエイター、アーティストとの交流の拠点にもなっています。

童心に帰って遊べ、店舗や事務所として利用することができ、交流の場として様々な方と出会うこともできる。「いいかねPalette」は、まさに「なんでもできる」刺激的な場所です。

中村 禎仁さん（通称：サダさん）は、元々この廃校になった小学校に通われていました。そして、「いいかねPalette」を運営する（株）BOOKの代表取締役、青柳 考哉さんとは、小学校の幼馴染だったそう。

サダさんは、Ｕターンで東京から田川市へ帰ってきた後、隣町の観光協会に勤務。そこから、連絡を取り合っていた青柳さんと共に「いいかねPalette」で働くことになりました。

お二人は、田川市を含む筑豊エリアがアーティストの拠点となり、新たな文化が生まれ育つ場所になることを目指して、日々歩み続けています。

今回体験できる内容

補足事項

最少催行人数：1名
費用：無料（宿泊費別）※宿泊費は一部補助されます。
宿泊場所 ：いいかねPalette「ドミトリー」

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