日本三大秘境の椎葉村で、地域おこし協力隊はどんなことをしているんだろう?
「秘境」って、とても惹かれる言葉だけれど、同時に不安にもなりますよね。
お問合せでも「椎葉の隊員はどんな人がどんな事をやっているの?」と良く聞かれます。
椎葉の特徴は、ミッションがとてもユニークで、OBOGとの連携もあり、とても賑やか。
そんな椎葉村の魅力ある隊員達を紹介し、少しでも椎葉村地域おこし協力隊に興味を持っていただけたらと、隊員インタビューをシリーズとしてご紹介します。
今回お話を伺ったのは、時おこす司書の藤井開生さんです。
【プロフィール】
・1999年生まれの24歳
・北海道札幌市出身(転勤族の家庭で育ち、北海道から九州まで各地を転々)
・大学卒業後、新卒で椎葉村地域おこし協力隊に
・図書館司書として、2023年4月より椎葉村で活動中
▼地域おこし協力隊としての現在の活動内容を教えてください。
椎葉村図書館「ぶん文Bun」を拠点としながら、司書としての図書館一般業務(選書、椎葉の歴史等に関する問い合わせへの回答、蔵書の点検、イベントの企画…など)とアーカイブ業務を行っています。
ミッションとしてのメインであるアーカイブ業務では、30年ほど前の椎葉に関する新聞記事を利活用できるように整理したり、村の方のライフストーリーを伺ったり、昔の写真を収集したりしています。取材方法はまだまだ模索中で、試行錯誤しているところです。また、長期的にはそれらの成果を含めたデジタルアーカイブの構築を目指しています。デジタルアーカイブの活用促進も見据えて、ポッドキャストラジオ「時おこす司書の気まぐれラジオ」配信も行っています。
▼ミッションのどんなところに惹かれて応募したのですか?
平然と「時おこす司書」と名乗っていますが、実は当初そんなミッションはありませんでした。一言で言うならば、アドバイスをいただきながら、自分で作り上げたミッションということになります。椎葉村にはユニークな名前で、バラエティ豊かな協力隊募集が多いのですが、活動内容を自分で提案する「ONLY ONE プランナー」というミッションも用意されています。それを活用して椎葉村へやってきました。
しかし、最初からその路線で応募しようと思っていたわけではないのです。最初に椎葉村を知ったのは、「飛び出す司書」募集がきっかけでした。当時、大学生だった私は、画面を通して見る「ぶん文Bun」に一目惚れ。ここだ!という直感のもと、担当者に即DMをしました。しかし、すぐに着任することはできなかったため、インターン制度を活用。お試しで椎葉村に足を運び、「村のリアル」を見聞きして、そこから「時おこす司書」の原案を提案しました。それが「時おこす司書」誕生秘話なのです(笑)
アーカイブ業務
時おこす司書の気まぐれラジオ
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