鳥取県では移住を検討している方に向けて、暮らしや仕事など、移住後の日常を知ってもらう場として「鳥取県移住体験ツアー」を開催しています。

 

今回は境港市、米子市、江府町を巡る大阪発着の1泊2日間のバスツアー「鳥取県移住体験ツアーin 境港・米子・江府」の1日目に同行してきました。

 

この記事では、ツアーの内容・感想、実際に参加された方へのインタビューなどをお届けします。

境港市・米子市

「鳥取県移住体験ツアーin 境港・米子・江府」の1日目は、さかなと鬼太郎のまち「境港市」と、商業都市でありながら豊かな自然も身近に感じられる「米子市」を巡るコースです。

 

参加者の皆さんを乗せ、朝8時30分に新大阪駅を出発したバスは、12時30分頃、境港市に到着。今回のツアーの参加者は、お一人、ご家族、ご夫婦など、様々な方がいました。

 

境港市に到着後、大漁市場なかうら内にある「御食事処 弓ケ浜」で昼食。新鮮な海の幸がたっぷり味わえる御膳を堪能したのちプラント5へ。その後バスに乗り、妖怪ブロンズ像が待つ「水木しげるロード」近くの「しおさい会館」へ移動しました。

 

「しおさい会館」では、境港市の方や移住相談員さんから、境港市の暮らしの話などを聞きました。

 

移住後の生活に欠かせない、住居、仕事、食べ物、交通手段や交通機関の情報、子どもの学校のことなど、参加者からの質問を交えながらの交流となり、”境港市での暮らし” を思い描ける時間となりました。

移住者の先輩のお話を聞きました

5年前に大阪から移住。現在、境港市で暮らしておられる森原翼さんは、移住をきっかけに以前から興味のあった福祉の仕事へと転職、介護士として働いておられるそうです。

 

「のんびりゆったりと過ごせる境港で生活していくことで、心に余白ができましたね。」築50年の家での暮らしを楽しみながらも、都会の生活を忘れるのではなく、休みを利用して大阪に遊びに行くこともあるのだとか。

 

境港市のアクセスの利便さ、住居のこと、就職、仕事面の多様さ、”住む地”としての境港市の魅力など、都会と田舎、両方の暮らしを知っているからこその楽しみ方を、実体験に基づいたお話を交え聞くことができました。

 

境港市での交流後、バスに乗り米子市へと移動。そこで出会ったのは、2023年3月に京都から移住して来られた居合奈美さん。

 

現在は皆生温泉米子市観光センターに勤務。観光案内やお土産の販売のお仕事をされているのだそう。「海も山もお店もコンパクトにぎゅっと詰まっているこの町が好きです。」と話してくださいました。

 

一緒に米子城跡へと上りました。

 

移住定住相談員の中上さんの話を聞きながら、米子城跡からの景色を楽しみました。

 

360度の大パノラマが望める城跡から、眼下に広がるのは、美しい空と海。

 

(↑この写真は2022年10月のダイヤモンド大山)

 

何度上っても、その度に違う表情を見せてくれる米子城跡。この場所は、鳥取県民である私にとっても、大好きな場所の一つです。鳥取県の良さや美しい景色を県外の方に知ってもらえることを、とても嬉しく感じました。

参加者のみなさんにインタビューしました

滋賀県から参加の松本さん家族に話を伺いました。

 

鳥取県には、5回ほど来られているそう。

 

「食べ物がとにかく美味しいですね。かにや魚などいつも美味しくいただいています。滋賀県には海がないので、海が近いところもいいですね。」

 

(都会に比べ)土地も安いので、移住したら古民家を購入してリノベーションするのもいいですね。と移住後の生活に思いを巡らせている様子でした。

 

「『ふるさと鳥取県定住機構』の方々がとても親切にしてくださるので、移住後は自分も同じように次に定住を考えている方たちのお役に立てたらと思っています。」

 

移住を経験された方の実体験は、今後移住を考えておられる方にとって、とても重要な情報だと思います。移住者さんから繋がっていく輪がどんどん広がっていくのも素敵ですね。

 

大阪から参加された高橋さん。

 

「鳥取が好きで以前からとても気に入っています。」

 

大阪から3時間。アクセスの面や環境の点からも鳥取の地が好きだと話してくださいました。

 

「移住したら大山のふもとでのんびりとカフェを開けたらいいなと思っています。」

 

「都会を離れ、境港でのんびりと暮らしたいですね。」と河井さんご夫婦。以前、ワンちゃんを連れて境港市のホテルに泊まった際、地域の方がとても優しく接してくれたことに感動しましたと、話してくださいました。

 

他の参加者の方々からも、”以前から鳥取県に興味がありました” ”自然豊かな鳥取県が好きです”との声が。うれしいですね。

江府町

ツアー2日目は、米子市淀江町にある1日に30,000トンもの水が湧き出る名水「本宮の泉」へ。

 

その後、江府町に移動し、先輩移住者さんとの交流、珈琲豆の水洗い体験、奥大山自然塾、昼食の奥大山カレーなど盛りだくさんのツアーとなりました。

 

「鳥取県移住体験ツアーin 境港・米子・江府」の一泊二日の旅。参加された方たちにとって、鳥取県を知る楽しい時間となったのではないでしょうか。

 

今後も、このようなツアーが定期的に実施されます。鳥取県に興味がある方や移住先を検討されている方も気軽に参加できますので、ぜひ鳥取県へ遊びに来て、美味しい食べ物や豊かな自然を体験してみてください。

 

今後の情報はこちらをご覧ください。⇒とっとり移住定住ポータルサイト 鳥取来楽暮

 

移住を考えておられる方へ

 

今回のツアー場所、境港市、米子市、江府町の情報です。

 

《境港市》移住希望者 お試し滞在支援事業補助金

鳥取県外から境港市への移住を希望する方の、現地活動に要する宿泊費用の一部を助成する制度があります。

 

・交付金額は1人あたり1泊3,000円を上限(補助率1/2)
・同行者2名まで対象、同一年度中に3泊分を限度

詳細はこちら⇒ 境港市HP

 

《米子市》「ほわっとよなご応援隊」移住者交流会

米子市に移住してこられた方、移住を検討している方を中心に、交流会を開催されています。 色々なイベントを通して知り合いを作り、楽しい「よなごライフ」にしませんか?県内の方でも、移住者と交流したい方であればどなたでも参加可能です。

詳細はこちら⇒「ほわっとよなご応援隊」移住者交流会開催のお知らせ

 

《江府町》お試し住宅

江府町では、移住定住の促進を図ることを目的に、移住希望者向けのお試し住宅を設置しています。

詳細はこちら⇒ 江府町お試し住宅について

 

その他、市のホームページなどにも地域の情報や移住定住に関する支援情報などが掲載されています。参考にしてください。

 

境港市移住・定住支援情報

米子市移住支援情報

江府町移住定住支援情報

 

とっとり移住定住ポータルサイト 鳥取来楽暮(とっとりコラボ)

移住を検討している方や、鳥取に帰りたい方などに向けて、移住情報をまとめたサイトが「とっとり移住定住ポータルサイト 鳥取来楽暮」です。

 

鳥取の魅力、県内の場所について、移住の流れ、仕事住まい、支援制度、相談窓口、移住イベント情報など、移住のことならなんでも載っているサイトです。

 

サイトにはたくさんイベントが掲載されています。定期的にさまざまなイベントが開催されているので、気軽に参加してみてください。

 

詳細はこちら⇒とっとり移住定住ポータルサイト 鳥取来楽暮

 

(データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)