こんにちは!八幡浜市へ移住して3年目の江川です。
まずは簡単に私のプロフィールを紹介します。

出身は沖縄県です。
ずっと沖縄に住んでいましたが、結婚後、夫の仕事の都合で東京で2年間過ごし、その後、愛媛県八幡浜市へ移住しました。

現在は、会社員からみかん農家に転身した夫と3歳の娘と3人で暮らしています。

私自身は、移住前から勤めている会社で、リモートワークで仕事をしています。
みかん畑へは、夫を手伝いに時々行きます。

きっかけはコロナ!パンフレットで見つけた八幡浜のみかん畑

移住窓口のパンフレットに掲載されていた八幡浜のみかん畑に魅せられて

きっかけとなったのはコロナ禍です。
当時、夫は旅行代理店に勤務しており、コロナによる影響を大きく受けました。
先行きが不透明な中、転職を考え始め、選択肢として上がってきたのが、地方への移住でした。
家賃の高い東京に留まる必要はないと考えたのです。

この時、夫の頭に浮かんだのは、幼い頃を過ごした愛媛でした。

夫は父親の仕事の都合で、3歳まで愛媛県新居浜市で過ごしました。
その後は長い間、東京で暮らしましたが、夫の心には愛媛の風景が残っていたようです。

しかし、愛媛でどうやって生活していくのか。

1人では答えが見つからなかった夫が向かったのは、有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」でした。
地方への移住相談の窓口がある施設です。

そこで持ち帰ってきたパンフレットには、海に面したみかん畑の美しい写真が掲載されていました。
それは愛媛県八幡浜市の風景でした。この写真をきっかけに、夫の中で、みかん農家という選択肢が生まれます。

その後、私は半ば夫に頼み込まれ、八幡浜市の移住体験ツアーに参加しました。

交通費や宿泊費の補助が受けられ、市の職員の方のアテンドで、移住についての視察ができます。

そこで初めて、みかん畑に立った夫は「ここが仕事場なら、ストレスなんてどこにもない」と言い、最高の笑顔をしていました。

みかん畑に行く夫と娘を笑顔で見送ります

その後、移住するまでに、私たちは現地を計4回訪れました。
うち1回は夫婦で参加した1泊2日の移住体験ツアー、残りは夫が農作業を実際に体験するために、時期を分けて、春と夏に2週間ずつ、秋の収穫期に約1ヶ月滞在しました。

また、ちょうどこの頃、私たち夫婦には第一子となる娘が誕生していました。

本当に農業で生計を立て、娘を育てていくことができるのか、夫婦やお互いの両親とも時間をかけて話し合いを重ねました。

結果、みかん農家の補助金や研修制度が充実していることも決め手となり、八幡浜市へ移住することにしました。

夫は会社を退職し、みかん農家を目指すにあたり、まずは2年間の研修からスタートすることになりました。
私は育児休業中でしたが、移住する旨を会社へ報告し、復職後はフルリモートで勤務することになりました。

▼通勤ストレスゼロ!自然豊かな新しい暮らし

自然に囲まれた保育園

こうして、東京から八幡浜へ移り、子育てをしていくことになったのですが、そこで全体的に感じているのは「楽になったな」ということです。

まず、移動が楽です。
東京では徒歩か電車での移動がメインでしたが、八幡浜に来てからは車での移動が中心になりました。

赤ちゃんを抱えながら電車に乗るのは、それだけで大変でした。
車のほうがはるかに快適で、感染症や暑さが心配な時期なども安心です。

また、働き方も楽になりました。
東京にいた頃は、私も夫も通勤に片道1時間ほどかかり、帰宅はお互いに夜7時頃でした。

移住後は、私はリモート勤務なので通勤時間はなく、夫は畑まで車で15分ほどです。

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さらに、夫が自営業になったため、時間の融通が利きやすく、娘の急な発熱などの場合は、夫が看てくれることも多いです。
お互いに会社員の場合は、この部分の調整が大変だと思います。

そして、私が最もメリットを感じたのは保育園の環境の良さです。

娘が通っている保育園は、園庭が広く、周りには田んぼが広がり、初夏には蛍も見ることができます。
最初にこの光景を見ただけで感動したのですが、驚いたのは人数の少なさです。

園児は全体で15名ほど、広々と遊べるのはもちろんですが、保育士が余裕をもって子供を見守ることができます。

このような保育園は、都会では見つけることが難しく、とてもありがたく思っています。

▼地方でリモートワーク、ちょっと不思議がられるけど安心安定の会社員生活

自宅でリモートワーク中の様子

地方ではリモートワークをしている人は珍しく、保育園の先生方からも、どういう仕組みなのかと不思議そうに質問されることがあります。

私の場合、勤務時間は固定されており、通勤時間がゼロになったこと以外は、普通の会社勤めとあまり変わりません。

フルタイムで勤務しているので、育児との両立はやはり大変ですが、東京にいた頃より楽になったのは確かです。

また、移住しても会社を退職せずに済んだことで、経済的にも安心することができました。

▼まとめ  八幡浜移住で感じた移住のヒント!

  • 移住するなら、納得のいくまで下調べと話し合いをすることが大事
  • 車さえあれば地方の子育ては楽
  • 夫が自営業だと時間の融通が利いて助かる
  • 自然豊かな少人数の保育園が魅力的
  • リモートワークで通勤時間ゼロに!経済的な安心もゲット

▼生きる力を育める場所、それが愛媛の南予です!

えひめ南予に移住した3家族が登場するショート動画を配信中!TikTok「え!愛媛」で検索を!

最後に、愛媛県の南予地域について、ちょっとご紹介しますね。

愛媛県の南西部にある南予は、豊かな自然と古い町並みが広がる素敵な地域です。
そして、宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町の5つの市町は「南予子育て移住促進協議会」を設立して、子育て世代の移住を全力でサポートしています。

その魅力は何といっても自然。海も山も川も近くにあって、新鮮な魚介類や太陽を浴びて育った柑橘類が食卓を彩ります。古い町並みや歴史的な建物も大切にされていて、まるでタイムスリップしたような気分になれるんですよ。

気候も温暖で一年中過ごしやすく、何より人々がとても温かいんです。のんびりとした時間が流れるこの地域で子育てをすると、子どもたちは自然と触れ合いながら命の大切さを学びます。川で魚を追いかけたり、野山を駆け回ったりする経験が、生きる力につながるんですよね。

さらに、南予では歴史や文化に触れる機会もたくさんあります。城下町の町並みを歩いたり、郷土の偉人の生き方に触れたりすることで、子どもたちの郷土愛や先人の知恵を未来に活かす力も養われます。

▼大切な人と暮らしたいえひめ・南予

いかがでしたか?少しでも南予の魅力を感じていただけたでしょうか。

愛媛・南予では移住体験ツアーや移住フェア、交流会なども開催中です。興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。南予5市町があなたの移住を応援します!

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南予移住体験ツアー

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▶︎YouTube【移住ママ インタビュー】みんなで育つ!えひめ・南予の子育て移住

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▶︎YouTube 世界を旅したカップルが宇和島でゲストハウスを開業(宇和島)

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