【北海道】富良野の空き家から始まる「農家×地域活性」の新しい挑戦【クラウドファンディング支援受付中】
北海道富良野市の東山地区で、ある農家が新たな挑戦を始めました。
それは、空き家となった古民家を“おにぎり屋”として再生し、地域に交流の場をつくること。
しかし、このプロジェクトの目的は単なるお店の開業ではありません。
「日本の一次産業である農業の未来を支えたい」
そんな想いから生まれた挑戦です。
1.はじめに
4月6日からクラウドファンディングが始まりました!
農家の可能性を広げて日本の一次産業を守るため、益田農園の益田さんがクラウドファンディングをスタートしました!
目標金額:1,500,000円
期間:4月6日(日)〜5月9日(金)
リターン:詳細は記事の後半で紹介します
▼クラウドファンディングの詳細はボタンをクリック!
今回のプロジェクトでは、日本の一次産業を担う農家の可能性を広げる第一歩として、富良野市東山地区にある古民家を再生し、小さなおにぎり屋と地域の憩いの場をつくることを目指しています。
東山は、富良野市街から最も遠い地域で、人口は約600人。
コンビニもスーパーもないこの場所で、人と人とのつながり、語り合える場をつくることで、新しい交流のきっかけを生み出したいと益田さんは考えています。
しかし、このプロジェクトは単なる古民家再生ではありません。
「日本の食の原点であるおにぎりを通じて、地域の農業を身近に感じてもらう」
「観光ではなく“関係”としてこの土地に関わる人を増やす」
「農家や地域の暮らしに共感し、支える人を増やす一歩目にする」
こうした未来を見据えた挑戦でもあります。
「地方創生って、自分には関係ないかも」と思う方もいるかもしれません。
でも、お米を食べること、野菜を食べること、農家さんを応援すること……、
そのすべてが日本の食文化を守ることに繋がります。
本プロジェクトが、「自分に何かできることはないか?」と考えるきっかけとなるかもしれません。このクラウドファンディングを通じて、一緒に未来につながる一歩を踏み出してみませんか?
プロジェクトを主導している益田麻美さんとは
本プロジェクトは、「農家は可能性が無限大!」ということを広めたい益田さんの想いからスタートしました。
益田さんは、アスパラガスやミニトマトの栽培を手がける益田農園を営む傍ら、地域活性化に力を注いでいます。大阪から富良野へご家族で移住された後、この土地の魅力を生かした活動もされており、農園で育てられた野菜はふるさと納税の返礼品にもなっています。
★益田農園公式ホームページよりふるさと納税の各サイトにアクセスできます。
農園では、LGBTQ+の方でも自分らしく、安心して働ける環境作りに取り組まれています。更に、コンプライアンス(法令遵守)も重視されており、農園で働く全ての人が豊かで幸せな時間を過ごせるような働き方を目指されています。
▼そんな益田さん夫妻へのインタビュー記事はこちら!
2.クラウドファンディング実施の背景
東山地区の現状と課題
東山地区は、富良野市街から最も遠い、人口約600人の地域です。
コンビニもスーパーも娯楽施設もなく、過疎化とともに人々の交流も減少しています。
昨年、益田さんはこの地域の古民家と出会いました。
かつては賑わい、地域の交流拠点だった場所。
しかし、今は住む人もなく、老朽化が進み、「どうにかしなければ」と悩む前住者の姿がありました。
「昔は、みんなで集まってワイワイやってたのに…」
そんな言葉を聞くたびに、益田さんは心が痛んだといいます。
さらに、地域にはもう一つの課題がありました。
近年、外国人観光客の増加に伴い、ゴミのポイ捨て問題が深刻化。
美しい富良野の景色が、捨てられたゴミで汚れていく現状に、地域の人々も頭を悩ませています。
クラウドファンディングで目指すこと
こうした課題に対し、益田さんは日本の一次産業である農家を守るために「何かできることはないか?」と考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。
・まずは東山の再興を第一歩として、地域に新たな交流の場を作ること
・このプロジェクトを通じて、富良野の美しい自然や地域の魅力を守ること
・最終ゴールとして、日本の一次産業(農業)の未来を支えること
地域住民からも「久しぶりに何か楽しいことがしたい!」「また集まれる場所が欲しい!」といった声が多く寄せられています。
このプロジェクトを通じて人々が再びつながり、東山地区が元気を取り戻すことで、富良野の農家にも大きな影響を与えられるかもしれません。
また、この活動をきっかけに、ゴミ拾いをしたり、地域の景観を守る活動も広げていく予定です。
「観光地だから仕方がない」ではなく、「自分たちで守れることはないか?」と考える仲間を増やしていきたいと益田さんは話します。
3.今回の意気込み
「面白い!楽しい!」──その気持ちが、今回のプロジェクトの原動力です。
益田さんは、もともと「楽しそう!」という思いから農業を始めました。
そして今、農業の可能性をもっと広げ、人と人がつながる場所を作りたいと考えています。
最初に目指すのは、小さなおにぎり屋と憩いの場。
地域の人びとや、富良野を訪れた方々が気軽に立ち寄れる場所をつくり、ここで生まれる会話や出会いを大切にしたい──そんな思いが、このプロジェクトの出発点です。
ただのおにぎり屋ではなく、農業の可能性を広げる場へ
このプロジェクトのゴールは、おにぎり屋を開くことではなく、「農家は可能性が無限大だ!」ということを広め、日本の一次産業を守ること。
益田さんは、農業を軸にしながらも、さまざまなことに挑戦していきたいと考えています。
例えば、
▶富良野産ミニトマトのPR
▶過疎化地域で居酒屋を開業し、人々の交流地点をつくること
▶子育て世代が周りを気にせず泊まれる無料民泊 など
「新規就農者でも、農業以外にチャレンジできる。」
「農家だからこそ、もっと新しい可能性に挑戦していい。」
このプロジェクトが、そんな未来の農業のあり方を広げるきっかけになればと思っています。
「面白い!楽しい!」が、新しい農業をつくる。
益田さんの挑戦、ぜひ応援をお願いいたします!
4.プロジェクトの詳細
クラウドファンディングについて
現在、このプロジェクトを支えるためにクラウドファンディングを実施しています。
目標金額は1,500,000円。
この挑戦は、「できる人が、できる時に、できることを。」という考えのもと、
みんなの力で地域に新たな賑わいとつながりを生み出す第一歩です。
▶受付期間:2025年5月9日(金)まで
▶3,000円からご支援可能
いただいたご支援は、以下の用途に活用されます。
・物件の改築費用
・店舗の設備費用
・広報・宣伝費
・リターン品の仕入れ費用
リターンについて
支援金額に応じて、さまざまなリターンをご用意しています!
今回のクラウドファンディングは3,000円からの支援が可能!
リターン内容も様々で、例えば、ふるさと納税でも人気の、益田農園の甘くて美味しいミニトマト2㎏や、アスパラガスなど、農産物を体験できる特典があります。
また、農業の魅力を感じる収穫体験もご用意しています。
さらに、事業者・団体の皆さまには350,000円のご支援で、「おにぎり屋ますだ」のトイレにチラシや名刺、写真を貼って自由にPRできるユニークなリターンも!
少額からでもお礼のメールが届くため、気軽に応援でき、支援者としてプロジェクトに参加することができます。
どのリターンも、地域活性化と農業支援を実感できる内容となっています。
▼リターン一覧はこちら!
プロジェクトスケジュール
5月 クラウドファンディング終了
6月〜10月 改装・準備
11月11日 オープン
12月 リターン発送
このプロジェクトが成功したら、地域にこんな影響が!
おにぎり屋ができることは、単なる「お店が増える」ことではありません。
この場所が生まれることで、地域にも、農業にも大きな変化をもたらします。
①東山地区の認知度向上&地域活性化
・「おにぎり屋のある場所」として東山地区が注目される!
・地域の人々や観光客が訪れることで、新たな人の流れが生まれる!
・住民同士の交流が増え、地元に愛着を持つ人が増える!
②地元農産物の価値向上&新たな販路開拓
・富良野産の米・野菜・加工品を使うことで、「東山ブランド」が確立!
・観光客や地元の人に直接販売できる機会が増え、農家の収入アップ!
・「おにぎり」という身近な商品を通じて、地元の食材の魅力を伝えられる!
③雇用の創出&新しい働き方の可能性
・「農業×おにぎり屋×民泊」の組み合わせで、新しい仕事が生まれる!
・「夏は農業、冬はおにぎり屋で働く」といった柔軟な働き方が可能に!
・「農業に興味があるけど不安…」という人も、気軽に関われる場になる!
④空き家問題の解決&地域資源の再活用
・おにぎり屋が成功すれば、「空き家の利活用」のモデルケースとして全国の参考に!
・人が集まれば、周辺の空き家もゲストハウス・農業体験施設などに活用できる!
・「空き家=負担」ではなく「空き家=新しい価値を生み出す資源」としての考え方が広まる!
⑤富良野の新しい観光資源に!
・「おにぎり屋×農業体験」のセットプランで、体験型観光が充実!
・東山地区が観光マップに載り、富良野の新たな観光スポットに!
・食・農業・地域文化を組み合わせた「ストーリーのある観光体験」が可能に!
⑥行政・地域との連携強化
・富良野市と協力し、地域課題の解決モデルとして展開できる!
・「民間発の地域活性プロジェクト」として、全国の地方創生の成功例になり得る!
・他の地域にも応用できる、新しい地域づくりのヒントに!
▶あなたの支援で、農業と地域をもっと面白くしませんか?
地方の過疎化は、誰にとっても他人事ではありません。
人が減り、就労者が減り、やがて町が寂しくなっていく。
でも、それを「楽しい!」と思える挑戦で変えられるかもしれない。
農業は、ただの「食べ物を作る仕事」ではなく、
もっと自由で、面白くて、もっと可能性に満ちた世界!
このプロジェクトは、そんな新しい農業の形を示す挑戦です。
「楽しそう!やってみたい!」という気持ちで始まったこの場所を、
ぜひ、一緒に作り上げてください!
農家の可能性を広げ、一次産業を守る
このプロジェクトは、「農家=農作業だけ」というイメージを変える挑戦でもあります。
「農家だからこそできることは、もっとたくさんある!」
例えば、
・農産物を活かした飲食業やイベントの開催
・地域の子どもたちに食や農の大切さを伝える場づくり
・観光客に対して、地域と農業の魅力を伝える取組み
「新規就農者でも、農業以外のことにチャレンジしてもいいんだ」
そんな風に感じてもらえるきっかけを作り、これから就農を考えている人や、すでに農業をしている人の後押しになりたいと考えています。
「おにぎり屋の開業」は、このプロジェクトの通過点です。
おにぎり屋は、単なる飲食店ではありません。
これは「農業×飲食×地域活性」を組み合わせた、新しい働き方・つながりを生み出す場です。
その先には、農業の新たな可能性を広げ、日本の一次産業を支える未来があります。
「面白い!楽しい!」が、挑戦の原動力。
富良野から、農業の未来を変える第一歩を踏み出します。
このプロジェクトに共感していただけたら、ぜひ応援をお願いします!
▼クラウドファンディングの詳細はボタンをクリック!
5.おわりに
地方の過疎化や空き家の増加は、多くの地域が直面する課題です。
しかし、それを「仕方のないこと」と諦めるのではなく、「今できること」を考え、行動に移す人たちがいます。
今回のプロジェクトの発起人である益田農園の益田さんもその一人です。
富良野でミニトマト農家を営みながら、「農業の可能性を広げたい」「人がつながる場をつくりたい」という想いを持ち、この挑戦を始めました。
「ただの空き家」ではなく、人が集まる場所へ
かつてこの地域にあった人で賑わってた商店。
その建物は、時が経つにつれ空き家となり、役割を失っていきました。
しかし、益田さんは、この空き家を「人が集まる場」として再生すれば、地域がもっと元気になるのではないかと考えました。
「この場所を訪れることで、新しい出会いや会話が生まれる」
「農業や地域に興味を持つきっかけになる」
「ここから、まちの新たなストーリーが始まる」
そんな未来を描きながら、プロジェクトは進められています。
農業と地域をつなぐ、新たな可能性
農業は、単なる生産活動ではなく、地域と深く結びついた営みです。
それを強く実感しているからこそ、益田農園は「農業×地域活性」の新たな形を模索しています。
このおにぎり屋の再生は、その第一歩に過ぎません。
今後は、ミニトマト栽培の他に様々な挑戦を通じて、地域に賑わいを生み出したいと益田さんは考えています。
「面白い!楽しい!」を原動力に、前例にとらわれず、新しい可能性を切り開いていく──
そんな彼らの挑戦を、ぜひ応援していただけたらと思います。
あなたの支援が、地域に新しい風を吹き込みます。
このプロジェクトを、一緒に見守り、支えませんか?
▼クラウドファンディングの詳細はこちら!