富良野の歴史を深堀り
移住の醍醐味
こんにちは!
富良野市地域おこし協力隊「みー」です。
前回、富良野の大好きスイーツから、へそくりカードに出会い、
毎年7月28日・29日に行われるへそ祭りに想いを馳せておりますが、
実際に大好きな富良野に移住して、市民となってみると
時間と心に余裕が出来たような気持ちになっています♪
富良野には何度も訪れていましたが、
やはり、時間に制限された滞在だったのかもしれません。
ですので!今まで行ったことのない場所や、
富良野の様々な歴史なども深堀りしたくなり
行ってみよう、寄ってみよう!とあちこちに出没しております♪
そこで見つけたのが・・・
富良野市博物館
富良野市街から少し離れた、自然により恵まれた山部地区に
富良野市生涯学習センターがあり、その中に富良野市博物館もあります。

【富良野市博物館】富良野市生涯学習センター内にあります。
ふらの観光協会公式サイト 富良野市博物館ページはこちらから
富良野市生涯学習センターの貸館利用のご案内はこちらから
私には、今年小学校4年生になった姪、小学校3年生になった甥がいます。
移住した富良野にも遊びに来てくれる予定です!
その時に有名観光地や景観、美味しい食べ物ももちろんなのですが、
ちょっと勉強になるところや、レアな富良野にも連れていきたい!
そんな想いからも、事前に見ておきたい場所でした。
地元では「博物館」などは、小学校の見学旅行などで訪れることがあります。
そのような機会がないと、なかなか個人では立ち寄らないかもしれませんが
化石・恐竜・動物・昆虫・昔の道具・歴史などは
今の子供たちも惹きつける魅力がたくさんあるようです♪
富良野市博物館にはどんな展示があるのでしょうか・・・?
驚く展示数!圧巻です。

【富良野市博物館キャラクター】シマちゃんに迎えていただきました。実はシマちゃん以外にもキャラクターがいるのです!来館のお楽しみにしてください♪
シマちゃんに迎えられ、受付でご挨拶し(撮影させていただく許可)
いざ!博物館内部へ!
入口には、フリーWi-Fi のご案内、英語表記のご案内も。
館内には白地図にシールが貼れる来場アンケートコーナーもあります。

世界各国から訪れてくださる「富良野」だということがわかりますね!
富良野市の自然、歴史、民俗、文化に関する資料を
富良野市博物館では8つのテーマに分けて展示しているようです。
1:富良野の自然
2:富良野のあけぼの
3:富良野の開拓
4:豊かな森と産業
5:北国の生活
6:富良野の大正・昭和
7:教育のあゆみ
8:戦後のあゆみ
※収蔵展示コーナー
では、博物館探検、開始です!
1:富良野の自然
富良野盆地の地形や地質、林相、動植物が紹介されています。
最初は動物のはく製が展示されています。(記事トップの画像が最初の展示です)
その展示数も圧巻!
北海道ならではの種の展示もあります。

大型鳥類のはく製、迫力があります!
じっくり順路を辿ると、昆虫、地質の説明、木々の展示などもあります!

クワガタは小さい頃よく捕まえて、服に付けて、家に連れて帰っていました…💦

蛍や昆虫の生息と合わせて、木の種類も学べる!道産子(どさんこ)野生児も地域によっては蛍はなかなか見れません。
まだまだ載せきれない「富良野の自然」がたくさんあります!
2:富良野のあけぼの

出土された展示品とともに、人々の時代の流れも学べる。
富良野市内の遺跡から発掘された、縄文時代などの土器や石器類が展示されています。
北海道の開拓の歴史は浅いと言われますが、
日本の書物や記録に残るものが北海道に関して少ないだけで、
「富良野のあけぼの」では、この広い北海道の、富良野の地形となるまで、
色々な生命が活動していたのだと感じられます。
3:富良野の開拓

農耕具の数々、とても綺麗な状態で現存しています。
少し身近に感じられる時代に進んできました。
明治30年(1897年)に富良野への入植がはじまり、
原野を切り拓いていく歴史が紹介されています。
木製が多いものの、道具もだんだんと進化していきます。
ここで1階の展示が終わり、富良野の開拓年表と富良野の四季が掲示された
通路を抜け、2階に上ります。

開拓年表、明治時代入植からの歴史の記載があります。
ここまででも、すごい展示数ですが!まだある?!
4:豊かな森と産業

こちらは鉄道模型がお好きな方にも嬉しい展示かもしれません・・・
産業、経済の発展、人々の暮らしの発展が伝わってきます。
富良野の基幹産業は農業・観光(農産物・メロン・ラベンダー・ワイン等)と
思われがちですが、「林業」も基幹産業の1つ。
この「豊かな森」があってこそ、富良野が発展したのでしょう。
5:北国の生活

トカイナカ出身の団塊ジュニア、ギリギリ幼き頃の記憶あります・・・ダルマストーブ!このホウキも家にありました!
この辺りから「団塊ジュニア」を発揮し始めます(笑)
昔、家にあった!昔持ってた!が展示されております💦
トカイナカ出身は、石炭・薪ストーブ、経験有り!
北国の厳しい冬の暮らしの中で工夫されていく生活文化の紹介があります。
6:富良野の大正・昭和

当時の山部村の写真展示。
この時代には「戦争」、第1次、第2次世界大戦がありました。
他にも空襲で傷ついたレール、軍事資料の展示もあり
富良野にも大きな影響があったことがわかります。
こちらは繰り返してはいけない歴史ですね・・・
7:教育のあゆみ
学校関係の資料、商店、工場の道具、郷土芸能などが紹介されています。

教科書や雑誌、すごろくや弁当箱など、当時の子供たちの生活が想像出来ます。
8:戦後のあゆみ

父、母が大事に持っていたレコードもありました♪
物資不足の戦後から昭和30年代、高度経済成長期を経て現在に至る様々な
生活文化の資料展示があります。

昭和の暮らしの展示として、館内に「昭和30年代の住まい」が実物大で再現されています!

こちらは電話機の歴史。黒電話(ダイヤル式)、家にもありました!
まだまだ知らない先人の歩み、歴史。
そして「見たことあるー!」というものが博物館に並びはじめた「団塊ジュニア」。
人口減少・労働力不足など言われて久しいですが
団塊ジュニアは、多くの発展を肌身に感じつつも
田舎暮らしや、自然も身近に体験出来ている世代。
今、未来に語り継ぐ、引継ぎ、中継の役割なのではないでしょうか。
色々と想いを馳せながら、気付いたら・・・2時間!博物館におりました💦
富良野市博物館、こちらは見応えのある、おすすめの博物館です!!!
写真アルバムのような記事になっておりますが
載せきれない魅力が、まだまだたくさんあります。
「百聞は一見に如かず」是非、体感してください!
さて、今回は愛猫ちっちは登場しませんでしたが、
富良野市博物館キャラクターに、ちっちらしきキャラがおります(^_^)

キャラクターの名前は何でしょう?(ヒント:ねこ■■)
それでは!また次回♪
ここでお会いできるのを楽しみにしております♪
合わせて、見てみてください!
こちらは「自然の中の博物館」とも言えるのでは?
北の峰スキー場に隣接するゴルフ場跡地で
「自然返還事業」と「環境教育事業」を行なう
富良野自然塾のプログラム「地球の道」では、壮大な地球の歴史を学べます!
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