こんにちは。えひめダイアリー編集部のもゆです♪

私は関西で生まれ育ち、2023年3月に家族で愛媛県の松野町目黒地区に移住しました。現在は夫と3人のどもたち、そしてチャボ3羽と暮らしています。

私と同じように子育て世代の方で、地方移住を検討される方もいらっしゃるかと思いますが、

「実際、子育て支援ってどうなの?」

「学校や保育園、教育環境ってどんな感じなの?」

そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

私自身、移住の際に1番気になったのは子どもたちのことでした。

そこで今回は、移住してみてかなり助かった!

愛媛の子育て支援制度をお伝えしたいと思います!

①無料オムツ券配布

愛媛県では、対象市町に住民登録がある第2子以降、満1歳未満のお子さんのいる世帯に、5万円分のオムツ券を配布しています!

大手紙産業が集積する愛媛県ならではの支援制度ではないでしょうか。

第三子を出産した私も利用させてもらい、かなり助かりました!

5万円分って、かなり大きいです。

我が家は次男もオムツを使っていたので、2人分のおむつを購入したとしても8ヶ月で券を使い切るペースでした。

1人分の量なら、1年ぐらいは券を使えると思います♪

②保育料の無償化

愛媛県では、保育料の無償化が進められています。特に、南予地域では子育て世代を積極的に受け入れるためのサポートが強化されています。 

私自身、3人目の出産のため5月から長男が保育園へ入園。

3歳児だったので、保育園料は無償でしたが、給食費、副食費も無料で驚きました!

産後は朝の支度にもバタバタしてしまい、登園が遅くなることもあったなか、いつでもあたたかい対応で理解ある先生方、ゆとりのある園の雰囲気にもとても助けられました。

それも、待機児童などの問題が少ない田舎ならではかなぁと感じます。

③出産祝金50万円!

私の暮らす松野町では、なんと出産祝金という制度があります。

〇第1子、第2子は10万円
〇第3子は50万円
〇第4子は70万円
〇第5子以上は100万円

(※松野町に生活基盤を置き、住民登録をした人が子を出産し、出生の届け出をした場合、祝金を受け取れる制度です。ただし松野町の住民として10年以上にわたって居住する意思があるなどの要件を満たしていることが必要です。)

私の場合は5月に第3子を出産したため、50万円の祝金を受け取ることができました!

子育てをしていると、何かと費用がかかります。このような子育てサポートが充実しているのは、とてもありがたいです。

この少子化が進む時代ですが、松野町に住むご家族は、3人、4人のお子さんがいらっしゃるご家庭がとても多いんです。それも、子どもを産みたいと思えるサポートや支援があるからではないでしょうか。また、子育てがしやすい自然豊かな環境も愛媛の魅力だと感じます♪

④子育て用品購入費助成

愛媛県内では、子育て用品の購入費の助成が、いくつかの市町で実施されています。

具体的な実施地域や内容は各市町によって異なりますが、松野町では子育て用品、もしくは家事時短家電の購入に際し、10万円分の助成があります。

我が家はこの助成金を利用し、炊飯器、ハンドブレンダー、オーブンレンジを購入させてもらいました!

新しい家電は、やっぱりテンションが上がります。家事へのやる気も変わります(笑)

⑤子どもの医療費助成制度

愛媛県では、満18歳到達年度末までの子どもを対象に、外来診療や入院にかかる医療費の助成制度を整備しています。

全国的に比較してみると、就学前までの乳幼児の医療費助成を行なっている都道府県が半数ですので、愛媛県は子どもへの医療費助成に特化しているといえます。

なにかと怪我をしたり、学校で風邪をもらってきたりすることも多いので、18歳まで助成対象なのはとても嬉しいですよね。

各市町の支援制度はえひめ移住ネットの支援制度ページをご確認ください!

https://bit.ly/40Lqn0Z

愛媛ならではの教育環境

そして最後にご紹介したいのが、教育環境

自然環境が豊かにある愛媛県だからこその様々な教育環境にも、注目していただきたいです!

地域みらい留学

地域みらい留学とは、130校を超える日本各地にある魅力的な公立高校の中から、住んでいる都道府県の枠を超えて、自分の興味関心にあった高校を選択し、高校3年間をその地域で過ごす国内進学プログラムです。

愛媛県内でも留学生を受け入れており、地域の学校と連携し、地域の文化や自然、産業などを学ぶことができます。地域の人々との交流を通じて、実際の生活や仕事を体験することができるのです!

農業体験や伝統文化の学び、地域の特産品を使った料理教室など、地域ならではの体験ができるうえ、地域の活動に参加することで、地域貢献を行うことによる地域活性化にも繋がっています。

主な愛媛県内の実際の受け入れ校】

県立野村高校: 愛媛県で唯一の畜産科を持つ高校で、地域みらい留学の受け入れを行っています。地域の農業や畜産業に関する学びが得られます。

県立内子高校: 小規模校ならではのきめ細やかな教育が特徴で、地域みらい留学を通じて地域の文化や産業を学ぶことができます。

県立長浜高校:海まで徒歩2分。そんな長浜高校にあるのは、国内初の高校内水族館「長高水族館」。月に一度の水族館一般公開日には、年間1万人以上のお客様が来館!

▼地域みらい留学の詳細はこちら

https://bit.ly/4hE2fVz

2025年春から目黒に開校!「あめつち学舎」

地域みらい留学とは別に、松野町目黒にも2025年春から新たな通信制高校が開校します!

【あめつち学舎】では、地球と人が健康に生きる社会を目指して、森、川、海、狩猟、自然栽培など、私たちの暮らしとそれぞれの繋がりについて体験的に学んでいきます。

美しい自然が残る滑床渓谷がある日本古来の暮らしを守る小さな集落、目黒。それらを中心とした日々の活動は、生態系の循環を尊重し、できるだけ自然本来の力だけで、持続可能で人間らしい営みをつくっています。

3月1日(土)〜3月2日(日)

オープンスクール参加者募集

▼あめつち学舎

https://bit.ly/40UlJPN

子育て情報に関する質問は「エーアイ移住コンシェルジュ」へ!

愛媛県の子育て支援情報をもっと知りたい!という方は、「エーアイ移住コンシェルジュ 」で質問してみて下さい。子育て支援情報だけではなく、そのほかの移住支援制度やイベント情報まで幅広く対応してくれます。

https://bit.ly/3EzBz9u

可愛くて真面目な「まじめ課長」が、わかりやすく丁寧に答えてくれますよ♪

私も活用させてもらいました!

あとがき

私は子どもたちがまだ未就学児なのですが、変化の著しい現代において、今後の学校教育にはとても関心があります。

AIが発達し、知識や情報を簡単に手に入れられる時代だからこそ、自然や人と調和する生き方、世界と調和しながら個性を見出して人に貢献できる人間を育てられる教育が、愛媛にはあるのではないかと思います。

関西の都心部から移住して約2年、本当に心も体もより豊かになっているのを、親子で感じています。

みなさんも、自然が豊かで経済的な子育てサポート体制も充実した愛媛へ移住してみませんか?

移住ママ友を、お待ちしています!

えひめダイアリー編集部 もゆ