「徳島県鳴門市」では、家庭菜園、アルバイト、兼業等、形態や規模を問わず農業を生活に取り入れながら、農業以外の仕事、ライフワーク、得意なことといった、自身のライフスタイルに合わせたX(=天職)で世の中に貢献する新しい生活様式「半農半X」を応援しています。
半農半Xシェアハウス事業第2弾のなると金時編では、鳴門市役所と(株)JA里浦ファームと(株)おてつたびと連携。午前中は特産品のなると金時の農作業、午後はフリータイムの鳴門暮らしを2週間体験していただきました。
今回、体験レポートを行ったのは、鳴門市役所でインターンシップに参加中の徳島大学の奥谷優子さんと北川実蘭さん!千葉県から参加の鎌田大輝さんと東京都から参加の板垣拓希さんにインタビューを行いました。
参加のきっかけ
北川(お二人に参加のきっかけをお聞きしました。)
板垣さん「大学の授業でおてつたびを知りました。おてつたびの代表の方が講演をしに来てくださったんです。以前から、行ったことのないところへ行ってみたいという思いを持っていたのもあり、勢いで応募を決めました。」
鎌田さん「長期インターンを探していて。受入先が載っているサイトに、おてつたびの運営側の募集が出ていました。内容を見てみると、自分は「参加する側だな」と。もともと地域創生や田舎暮らしに興味を持っていたので、就活も終わったし、学生の時にしかできないことをやりたいと思い、応募しました。」
鳴門市に対してのイメージ
奥谷(今回初めて鳴門市に来たというお二人に来る前と来た後のイメージについて質問をしました。)
板垣さん「思っていたよりも田舎だと思いました。渦潮が有名なのでもっと都会だと思ってましたね。でも、実際に鳴門市で生活をしてみて、心が豊かになるので田舎暮らしもいいなと思いました。」
鎌田さん「僕は真逆なんですけど、意外と都会だなと感じましたね。買い物に行くのも一苦労の場所と違って、普通に生活する分には困らないですね。」
アルバイトとの違い
北川「アルバイトでも給料はもらえますが、アルバイトとの違いはどこにありますか?」
板垣さん「アルバイトはいつでもできますよね。もちろん、アルバイトに比べるともらえるお金は少ないけど、それ以上に得られるものがここにはあると思っています。」
鎌田さん「非日常を体験できるところが、アルバイトにはない魅力だと思います。」
体験を通して気づいた人の温かさ
奥谷(お二人が現在関わっている農家の方との交流についてお聞きしました。)
板垣さん「とにかく鳴門はアットホームですね。農家の方が優しすぎるくらいに優しくて、心が洗われる気持ちです。人の温かさをとても感じています。」
鎌田さん「休憩の時間には地元の話をしてくれたり、おいしいご飯屋さんとか働いてる人たちの話とか、農業の大変さとかを聞いたりしましたね」
お二人とも農家の方とかなり円満な関係を築いているようでした。
昼夜逆転の生活が朝型にがらりと変化
鎌田さんは「休みの日だから長く寝ようと思っても、朝7時に目が覚めるんですよ」と生活リズムの矯正を実感しているご様子。
板垣さんは「早起きすると一日を長く過ごすことが出来て、毎日充実していますね。」とにこやかにお話ししてくれました。
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