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総括的役割を担う人材、求む!
北海道下川町には、町が運営してきた下川町農産物加工研究所があります。このトマトジュース工場🍅が今、大きな転換期を迎えています。40年以上続いてきた町”直営”の製造所から、町内の民間事業所である「下川事業協同組合※1」に引き継ぎます。前例のない不透明な時代を公と民が力を合わせて乗り切ろうという決断です。その柱となる人材を募集します!
農産物加工研究所の柱となる工場長を担っていただく方は、下川町の地域おこし協力隊員となります。そして、下川事業協同組合の従業員として雇用契約を結び、製造販売業務等の統括的立場を担っていただきたいと考えています。もちろん、現在業務を担当している町職員が、製造販売等運営に係わる業務の持てるノウハウは余すところなく伝授します。また、販路拡大のための商談や試飲会などにも同行し、お手伝いしますのでご安心ください。
※1…下川事業協同組合は創業から105年の地元でも歴史のある組合で、長年トマトジュースを始めとする特産品の販売を担ってきました。近年では、地域の人材不足解消のため、マルチワーカーの派遣事業(特定地域づくり事業協同組合制度)に北海道で初めて手を挙げるなど、地域課題の解決に取り組んでいる事業所です。
募集の詳細
【募集要項】
〇業務内容:管理・販売・製造
〇勤務時間: 午前8時30分から午後5時15分
(繁忙期※2は時間外あり)
〇出勤日:月曜日から金曜日(土日祝日休)
(繁忙期は土日祝日勤務の可能性あり)
〇勤務場所:下川町農産物加工研究所
◯報 酬 基本給 200,000円
◯加算手当 管理職手当、住宅手当、時間外手当
(詳細については事業協同組合にお問い合わせください)
〇福利厚生:雇用保険、厚生年金、健康保険、労災保険
〇休暇:年次有給休暇10日間(6か月以上勤務した場合)、特別休暇
〇その他:下川事業協同組合の就業規則に準じる。必要な資格取得に向けた研修費用や旅費の支給あり
【応募方法】
〇応募期間:随時(決定次第終了となります)
〇提出書類:下川町地域おこし協力隊(農産加工支援員)応募用紙(wordまたはPDF)
下川町公式サイトよりダウンロードの上、農産物加工研究所までお送りください。
【選考方法】
1.書類選考
2.第二次選考(オンライン面談予定)
3.最終選考※3
※2…
通常期:4月~6月、11月~3月
繁忙期:7月~10月
※3…第二次選考を通過された方を対象に、日時等調整の上、面接試験を実施いたします。
🍅北海道下川町は、寒暖差60℃の小さな町🍅
下川町は北海道の北部に位置する、人口3000人ほどの小さな町です。夏は30℃以上、冬は-30℃以下になることもあり、寒暖差が大きいのが特徴です。そのおかげでトマトは甘くなり、良質なトマトジュース🍅を作ることができるのです。
また、林業が盛んで循環型森林経営※4を行い、そこで育てた木を余すことなく使い尽くす資源活用の取り組みが高く評価され、2017年には第1回「ジャパンSDGsアワード」総理大臣賞※5を受賞。持続可能な地域のモデルとなっています。
そして、2018年に町民と町が一丸となって議論を重ねて策定した、下川町版SDGs「2030年における下川町のありたい姿」があります。そこに盛り込まれた7つの目標の1番目は「みんなで挑戦しつづけるまち」。チャレンジスピリッツ溢れるこの町で、ぜひあなたの可能性を開花させませんか?
※4…1953年、国から払い下げし町有林となった森林の3000haを毎年計画的に切る→植える→育てるのサイクルで管理する経営方法。
※5…ジャパンSDGsアワードでは、SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等を表彰している。
🍅下川のトマトジュースはこうして生まれた🍅
下川町のトマトジュースが作られ始めたのは昭和の終わり頃までさかのぼります。
当時、農業振興を担当していた役場職員が農家さんを訪問していた際、多くの農家さんが自家菜園でトマトが作っているのを目にしました。なんと、それらのトマトが、真っ赤になって地面に落ちたままになっているのです!
「食べないのですか?」と尋ねると、「いくら食べても追いつかないから、食べきれずにそのままにしている」と言われたそうです。それを聞いた職員が「もったいない!何かできるのでは?」と考え、取り切れなかったトマトを集めてジュースを作ったのがきっかけでした。
下川町のトマトジュースの原料となるトマトは、みなさんがスーパーで手に取るトマト🍅と同じ品種。そんなの当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、一般に、ジュースになるトマトの大半は”加工用品種”と言って、ジュースにしやすいように品種改良されたトマトです。
でも、下川町のトマトはスーパーにあるのと同じ”生食品種”の「桃太郎トマト」を使っています。そのため、日頃口にするトマトと同じように美味しく、しかも凝縮され濃厚な味わいがひと瓶にぎゅっと詰まっています。言うなればトマトをまるかじりしたような味わいのトマトジュースなのです。🍅
その味わいの良さが複数の大手メーカー様の”舌”にとまり、今まさに新商品の共同開発も進んでいます。
お問合わせ先
下川事業協同組合(奈須)
TEL:01655-4-2507
mailto:jikumi2507@gmail.com
農産物加工研究所(高野)
TEL:01655-4-2395
kakoujyo@bz04.plala.or.jp