輝く太陽

澄み切った空気

激しい潮流行きかう海

 

その大自然あふれる地で収穫された野菜・果物・魚介類

生産者が自信と責任を持って収穫した新鮮な山の幸、海の幸

だから美味しい

だから安心

だから 鳴門ブランド

 

おいしい食べ物がいっぱいの鳴門市

 

『鳴門の渦潮』に代表される雄大で美しい海と、四国遍路『発願の寺 一番札所 霊山寺』の背景に連なる山々・・・

 

徳島県鳴門市は、海と山に恵まれた、自然の豊かな街です。

 

そんな鳴門市は農業も漁業もとっても盛ん!

 

そして、豊かな大地と雄大な海で育ったおいしい食べ物がいっぱい!!

 

らっきょうの花。秋には鳴門らっきょの花まつりが開催されます

 

心が洗われるほどの美しく豊かな自然が、鳴門のおいしい食材を育てます

このシリーズでは、「『おいしい』を食べつくせ!」と題し、鳴門市自慢のおいしい食べ物を紹介していきます。

 

ブランド野菜 その⑤ れんこん

良質な粘土質の土壌で育まれるブランドれんこん

 

みなさんは、れんこんが何か知っていますか?

 

実は・・・

れんこんはハスの地下茎(地下にある茎)なのです!

 

漢字では『蓮根』と書く「れんこん」ですが、実は根っこではないんです。

 

そして鳴門産れんこんは、良質な粘土質の土壌で栽培されていて、収穫の時期には1本1本手作業で収穫されています。

 

鳴門れんこんの収穫は、畑の表面の土をショベルカーで削ぎ取るところから始まります

 

粘土質の土壌では水圧でれんこんを掘る『水掘り』は不向き。クワを使って1本1本丁寧に掘り出していきます

 

※画像は、インタビュー記事『【徳島県鳴門市】生産者も消費者も「わはは」と笑える農業を 「藤井ファーム」藤井優希さん/藤井夏実さん』より

 

収穫の最盛期は秋~冬

 

複数の穴が開いていて、向こうが見通せることから「将来の見通しがいい」と縁起物とされているれんこん。

 

鳴門産れんこんの収穫は9月頃から始まり、お節料理での需要が多い冬にかけて最盛期を迎えます。

 

また、出荷はこの時期だけではなく、露地栽培やハウス栽培、トンネル栽培※を組み合わせることで、1年を通して出荷されています。

※トンネル栽培…畝をビニールなどでトンネル状に覆って作物を栽培する方法

 

 

徳島県はれんこんの3大産地

 

徳島県は全国のれんこん3大産地といわれており、出荷量は茨城県、佐賀県に次いで全国3位を誇ります!

その中でも、鳴門市は徳島県内の収穫量の60%を占め、徳島県最大の生産地です!

 

市内中心部から、車で西へ西へと走ると、一面に広がる広大なれんこん畑を見ることができます。

大きなハスの葉っぱが畑いっぱいに広がっている光景は、まさに壮観です。

 

 

美容や健康には大切な栄養がたっぷり!

 

れんこんにはビタミンCが非常に多く含まれており、疲労回復や老化防止に効果があります

 

また、

・止血作用のあるポリフェノール

・肥満予防に効果のある食物繊維

が豊富で、美容や健康に大切な効果が期待できます

 

 

鳴門市 コウノトリブランド認証制度

コウノトリが定住する自然豊かな街・鳴門市

 

鳴門市では、平成27年よりコウノトリがたびたび飛来し、市内れんこん畑周辺に定着し営巣活動始めたことや、兵庫県豊岡市とその周辺以外では全国初となる野外繁殖を果たしたことなどをふまえ、平成30年にコウノトリを市の鳥として指定しました。

 

鳴門産れんこんは、コウノトリが定住する豊かな土壌で生産されています。

 

鳴門市内で収穫される農産物、またはその農産物を使用した加工品を、「鳴門市コウノトリブランド」として認証することで、環境保全型農業の推進を図るとともに、コウノトリ定着を活かした農産物のブランド化により、地域経済の振興を図ることを目的とした認証制度です。

 

これまでに生鮮のれんこん及びその加工品がブランド認証されました。

 

 

 

 

 

コウノトリブランドのロゴマーク。

コウノトリが住みやすい、環境に配慮した環境で生産され、ブランド認証されたれんこんやその加工品に付けられます。

ブランド名は「コウノトリ おもてなし」。

 

 

 

鳴門産れんこんは、色白でシャキシャキと歯切れがよく、柔らかな口ざわりが特徴です。

コウノトリの住む町で生産された鳴門産れんこんを、ぜひ召し上がってみてくださいね!

 


 

■関連記事はこちらから

親子二人三脚で鳴門産れんこんの未来をデザイン 「花れんこん」 代表 斎藤住子さん/斎藤彰さん

 

 

生産者も消費者も「わはは」と笑える農業を 「藤井ファーム」藤井優希さん/藤井夏実さん

 

 

<移住者インタビュー>子どもたちと一緒に過ごすために選んだ農業の道

 


 

■鳴門市自慢の食材紹介記事 『おいしい』を食べつくせ! バックナンバーはこちら

・ブランド野菜 その① 鳴門らっきょ

・ブランド果実 その② 梨

・ブランド果実 その③ すだち

・ブランド野菜 その④ なると金時