みなさんこんにちは!
香川県出身・鳴門市在住19年目の移住者主婦です♪
鳴門市でも朝夕が涼しくなり、日中も爽やかな風を感じられる日が増えてきました。
暑かった夏がやっと終わり、秋が顔を見せ始めたようです。
さて・・・
秋と言えば『味覚の秋』!
おいしい食べ物があふれる季節ですね!
今回は、我が家にやってきたおいしい秋の味覚についてお伝えします!
◇コロコロかわいい緑の玉~すだち~
まず初めに我が家にやってきたのは『すだち』です。
すだちの全国シェアが9割を超える徳島県。
わたしの知り合いにも、お家にすだちの木を植えている方は1人や2人ではありません。
きっと徳島県の人にとって、すだちはとても身近な果実なんだと思います。
と、いうことで・・・
鳴門市に住み始めてから、秋になると『いただかなかった年がない』というくらい、毎年すだちをいただいている我が家。
それも同じ人からばかりではなく、職場が変わっても、こどもの成長に伴ってお付き合いする人が変わっても、毎年誰かがすだちをくれます!
それも1度では消費しきれない量を・・・!
そして、おとなりの香川県で、子どもの頃からすだちを食べて育ったわたしは、すだちが大好き!
毎年いただけるすだちを、お料理のアクセントにしたり、飲み物に入れたりして、ありがた~く食べさせてもらっています。
◇赤紫色と黄金色のコントラスト~なると金時~
すだちから数日後、今度は『なると金時』が我が家にやってきました。
なると金時は、徳島県を代表するブランドさつまいものひとつで、鳴門の温暖な気候と海のミネラルを含んだ砂地を利用して栽培されています。(鳴門市農林水産課発行冊子「だから鳴門ブランド」より一部抜粋)
煮ても蒸しても焼いてもおいしいさつまいもですが、実はあまり好きではありませんでした。
ところが、鳴門市に移住して出会ったなると金時の色鮮やかな美しさとおいしさに、さつまいも嫌いもどこへやら・・・
いまではすっかり食べられるようになりました!
我が家ではおみそ汁に入れて食べることが多いなると金時ですが、今回は夏の暑さに奪われた体力を回復させるため、お肉と一緒に炒め煮にしたスタミナメニューを作りたいと思います!

※画像はイメージです
◇なると金時と徳島産れんこんと牛肉の甘辛炒め煮
それではお料理をしていきましょう!
まずはなると金時とれんこんを薄切りにしていきます。

水で洗うと皮の赤紫色が一層あざやかになります

れんこんは徳島県産のものを使用。徳島県は全国でも『れんこん3大産地』といわれる名産地です
牛肉はあらかじめ塩こうじを揉みこみ、少し時間をおいたところで片栗粉をまぶしておきます。

なると金時・れんこん・牛肉・・・材料がそろいました!
材料の準備ができたところで、油を熱したフライパンで炒めていきます!
わたしはなると金時を炒めている時間が好きです。
それは、初め薄い黄色だった中身が、熱を加えることでだんだんと黄金色に変わっていき、同時になんとも言えない甘い香りでキッチンが満たされて、「これからどんなおいしいお料理ができるんだろう」とワクワクした気持ちになるからです。

いい色になってきました♪キッチンに甘い香りが漂います♪
さて、野菜に火が通ったところで牛肉を投入します。
砂糖と醤油で甘辛く味付けをして、汁気がなくなるまで煮詰めていき、白ごまを加えたら完成です!!

白ゴマのプチプチした食感がアクセントに・・・
最後に、味のアクセントにすだちの薄切りを乗せて「なると金時と徳島産れんこんと牛肉の甘辛炒め煮」の完成です!
◇移住とは「飛び込む勇気」なのかもしれない
以前大根の記事でも少し触れましたが、鳴門市に住んでいると特産品のおすそ分けをいただくことが多いです。
特産品のおすそ分けをいただくたびに、鳴門市が豊かな自然に囲まれていて、ブランド野菜やブランド魚介などのおいしい特産品が良く育つよい街なのだと実感します。
ただ、いくら鳴門市が地方の街だといっても、見ず知らず人にいきなりおすそ分けしてくれる人はほとんどいません。
わたしたち家族が記事にできるくらいおすそ分けをしていただけるのも、こどもや趣味を通じてできた『人と人とのつながり』を大切にしてきたからだと思っています。
鳴門市に住み始めて、2026年で20年を迎えます。
20年住んでみて改めて思うことは、「移住って、その土地・その街の空気感・そこに住む人々の中に、『勇気を持って飛び込むこと』かもしれない」ということです。
もしもあなたが地方移住に踏み切れないでいるのなら、ほんの少しの『飛び込む勇気』を持ってみてください。
一度飛び込んてみると、外から見ているだけでは分からなかった素晴らしい景色を、きっと見ることができますよ!

鳴門市の秋空
2025.10.1 執筆