あけましておめでとうございます!
鳴門市移住19年目を迎えた移住者主婦です!
みなさまはどんな年末年始を過ごされましたか?
今回は、年の瀬に我が家で起こったありがた~いハプニングと、おいしいお料理についてお伝えしていきます。

※画像はイメージです
この記事の目次
◇年の瀬の大根ラッシュ!
それは、クリスマスの足音が近づいてきたある夜に起こりました。
仕事から帰ってきた夫がかついでいたのは、サンタクロースを彷彿とさせる、大きな袋!
わたしは袋を指さし、「どしたん、それ・・・※1」と発していました。
夫は、
「ようけ大根もろたんよ※2」
と一言。
大きな袋の中には、ざっと見て10本ほどの白くてみずみずしい大根が入っていました!
<方言翻訳>
※1「どしたん、それ・・・」 → 「それ、どうしたの?」
※2「ようけ大根もろたんよ」→ 「たくさん大根をもらったんだよ」
10本でも結構な量なのに、そのあとも怒涛の『大根ラッシュ』は続きました!
翌日、こどもの習い事で仲良くしてもらっている方から2本、さらにその翌日には10本ほどの大根が我が家にやってきました。

画像はイメージですが、葉っぱの部分(食べられます!)を15センチほど残した立派な青首大根をいただきました!
◇なぜこんなに大根をいただけるのか?
鳴門市では、かの有名な『なると金時』の裏作として『青首大根』を栽培しています。
その県内シェアは70%を占めるほどで、鳴門市は県内屈指の大根の産地なのです。
つまり、鳴門市では冬になると大根がたくさん収穫されており、接客業をしている夫とお付き合いのある農家さんがたくさん分けてくださる、というわけなのです。
鳴門の大根については、この記事を読んでみてくださいね♪
それでは、いただいた大根でおいしいお料理を作っていきましょう!
◇本日のメニュー 大根サラダと大根がゆ
メニュー① 大根サラダ
煮ても炊いてもおいしい大根を、どうしてサラダで食べようと思ったのかというと・・・
『お正月の胃の疲れを癒したかったから!』です。
今年のお正月は味付けの濃い料理や外食が続き、飲酒の機会も多かったことから、わたしの胃はとても疲れていました。
生の大根には、胃腸の働きを助ける複数の消化酵素が含まれており※、暴飲暴食で疲れ果てた胃をいたわるために、『大根サラダ』を作ることにしました。

細切りにした大根にサニーレタスともみのりを混ぜて和風大根サラダのできあがりです♪
メニュー② 大根がゆ
さらにもうひと品は、疲れた胃腸にやさしい『大根がゆ』です。
今回は、細かく刻んだ大根の葉っぱと薄切りの大根を一緒に炊き込みました。
大根の葉っぱには、ビタミンやカルシウム、塩分の排出を助けてくれるカリウムが含まれています。※
お正月に取りすぎた塩分のリセットと、不足しがちなビタミンやミネラルの補充にはぴったりのひと品が出来上がりました!

今回、おかゆと一緒に炊き込んだ大根の葉っぱと薄切り大根。おかゆの彩りに一役かってくれました♪

おかゆが「ぐつぐつ」といい始めたら、大根と葉っぱを加えて、歯ごたえが残る程度に炊き込みます♪
※大根の栄養については、「『おいしい』を食べつくせ!~鳴門ブランド野菜・だいこん編~」を参照しました。
◇疲れた胃腸をリセットして、元気な1年を始めましょう
今回はいただいた大根を使って、胃腸をいたわるお料理を二品作りました。
甘みがあってみずみずしいことが特徴の鳴門産大根で作った大根サラダは、シャキシャキとした食感を楽しみながらいくらでも食べられ、軽く炊き込んだ大根と葉っぱのおかげで食べごたえ抜群の大根がゆは、とても満足度の高いひと品になりました。
おかげさまで疲れた胃腸もすっかり元気になり、今年も健康に過ごせそうです♪

食べ盛りのこどもたちのために、唐揚げとすまし汁を添えたメニューにしました♪
◇おまけ
大量の大根のゆくえ
さて、おしまいに、我が家にやってきた20本を超える大根たちのゆくえを記しておきます。
せっかくいただいたものの家族4人では食べきれないため、10本ほどを夫の実家に、その残りを2~3軒のご近所さんにおすそ分けしました。
こうやって、田舎のおすそ分けの輪は広がっていくのだな、と思いました♪
2025.1.10 執筆
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