白馬を、世界に冠たる「マウンテンリゾート」に!名門スキー場の改革に挑むIターン社長(後編)
1998年の1800万人をピークに、参加人口を減らし続けているスキー業界。多くのスキー場が集客に悩むなかで、飛躍的に集客を伸ばしているエリアがある。長野県白馬村だ。かつては五輪会場にもなったスキー場が今やめざすのは、周年で楽しめる「マウンテンリゾート」。そんな改革を主導しているのは、官僚や経営コンサルというキャリアを経て、Iターンで白馬にやってきた異色の経営者だった。 [...]
1998年の1800万人をピークに、参加人口を減らし続けているスキー業界。多くのスキー場が集客に悩むなかで、飛躍的に集客を伸ばしているエリアがある。長野県白馬村だ。かつては五輪会場にもなったスキー場が今やめざすのは、周年で楽しめる「マウンテンリゾート」。そんな改革を主導しているのは、官僚や経営コンサルというキャリアを経て、Iターンで白馬にやってきた異色の経営者だった。 [...]
1998年の1800万人をピークに、参加人口を減らし続けているスキー業界。多くのスキー場が集客に悩むなかで、飛躍的に集客を伸ばしているエリアがある。長野県白馬村だ。 かつては五輪会場にもなったスキー場が今やめざすのは、周年で楽しめる「マウンテンリゾート」。そんな改革を主導しているのは、官僚や経営コンサルというキャリアを経て、Iターンで白馬にやってきた異色の経営者だった。 [...]
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ラグビーワールドカップの日本代表チームの活躍は、本当に素晴らしかったですね。自分は、完全に「にわか」です。(笑) 正直、今回人生で初めてラグビーの試合を最初から最後まで見ました。ふと思ったのですが、選手は当然自分よりも若い世代で、その殆どが日本の"少子化"が始まった後に生まれた人たちです。なのに、世界的なレベルがこれだけ上がったのは、なぜなのでしょうか?他のスポーツもそうですが、ある意味その多くが「同世代の人口が減る中でグローバル競争力を上げている」ではありませんか。その中でも特にラグビーは、比較的団体競技で困難だと思われていたそのことを見事に実現しています。「人口減少が全ての元凶で、もう競争力を回復する術はほとんど無い」というくらいネガティブに語られがちな、日本や地域にとって、もしかしたら、このラグビー日本代表から学べることは多いかもしれません。いやもっと言えば、これから地域はこの「ラグビー型社会」とも言うべき形をめざしてもいいくらいかもと!興奮しすぎでしょうか(笑)ともかく折角の機会なので、初心者の新鮮な目で、そのラグビーから学ぶべきポイントを整理してみたくなりました。ポイント① 専門化が進み、スペシャリストが活躍しているラグビーは想像以上に役割分担がすすんでいますね。野球やサッカーももちろんポジションがあるのですが、それが交錯することも多いような気がします。ラグビーは、ほとんどそれがない、というかポジションによって体型が全く違うくらい役割分担が徹底しているようです。それだけ、その専門性が重視されているということでしょう。地域社会もそうかも知れません。もっともっとスペシャリストが沢山増えて、その専門性が活かせる社会を目指すべきかもしれません。ポイント② 多様性が半端ないラグビーを見ていて一番素晴らしいなと思ったのは、やはりダイバーシティの面ですね。外国国籍の選手が非常に多く、また海外からの血縁をもつ方も本当に多い感じでした。個人的には、将来の日本がこんなふうになっていたら、本当にいいなと思います。というか、たぶんそうなっていくんだろうなと。自分がラグビーを見ていて一番気持ちが良かったのはこの点でした。こうなると、いわゆる「国境」や「国籍」の意味は本当に薄れてきますね。国が持つアイデンティティや文化そのものの価値が、それを上回る社会になります。要するに、チームのコンセプトや戦略、価値観などがそれに当たります。いいですねー。本当に。そうなると、世界中から「日本」にあこがれてくれる人が増えるんじゃないか...と考えるのは楽観的すぎますかね?そうなるようにしなければと思います。地域も同じです。多様性を大いに受け入れ、そのことがよりその土地の文化や価値観を際立たせる社会。これこそ、これから目指すべき地域のありかたではないかと強く感じました。ポイント③ 監督が現場で口出ししないこのポイントも、他のスポーツにないかなりユニークなポイントに見えました。いわゆるヘッドコーチは、試合中観客席みたいなところから見ていて、選手に直接指導しないんですよね。考えてみれば、これってすごいことだなと。昔、あの伝説のラガーマンで、若くして亡くなった平尾誠二さんが書かれた記事か著書の中で「考える組織」という言葉を使われていました。実は、かなり前のことですが、この言葉からは非常に強いインパクトを受けた記憶があります。ちょっと探したら、こちらの記事に同様の事が書かれていました。【一人ひとりが考える組織に】いま組織は新しい転換期に差し掛かっていますし、プレーヤーの評価の仕方も変わってきています。昔は監督の言ったことをちゃんとやってくれるのがいいプレーヤーでしたが、いまはそういうプレーヤーは頼りない。それよりも、新しいものを自分で創り出せる人が求められます。(出典:致知出版:ミスター・ラグビー、平尾誠二が語った「強い組織」の作り方2019/7/7記事)同じようなことが、東北大震災後の女川町の復興の掛け声になっているというエピソードを聞いたことがありました。それは「還暦以上は口出すな。」という言葉です。これは要するに、"これまで仕切ってきた世代は、若い世代のサポートに回ろう"という意図で発せられた、実は「地域のリーダー」からの言葉です。少しニュアンスは違うかもしれませんが、指導的立場の人たちが、上意下達で動かす時代ではなくなった...という意味としては、重なる部分があるかもしれません。要するに、現場にいる誰もが主体的に判断して動く社会が、これから求められるということだと思います。特にその役割を、若い人たちが担っている地域は、やはり直感的に可能性を感じます。ポイント④ にわかファンを大切にするラグビーって、経験者の皆さんも、非常に寛容だなという印象があります。初心者の受け入れ方が優しいですよね。関係者・経験者にとっては、「ようやくここまで注目されるようになった」という積年の思いからくるからかもしれません。少なくとも「初心者にはわかるまい」的な疎外感や、閉鎖的な雰囲気はほとんど感じません。これもラグビー特有の、リスペクトを重視する価値観や、ノーサイドの精神からくるのでしょうか。このポイントは、これからの地域には特に重要なことだと思います。以前、コラムにも書きましたが、関係人口というのは、言ってみれば「熱烈なファン」だと思うのです。ファンを大切にし、熱烈なファンに育てることこそ、正しく「関係人口創出」そのものですから。ポイント⑤ リスペクト(敬意)を全ての基盤にしているラグビーの気持ちよさの最大のポイントがここですね。このことに対して、もう異論がある人はいないでしょう。ある意味これが全てかもしれません。人間社会の根源的なものかなと思います。あれだけ激しいぶつかり合いを成り立たせるには、必須なのかもしれません。敵味方の関係性はなくても、継続的な関係性を構築するには、無くてはならないことだと改めて気付かされました。これから地域と関わろうとする人も、受け入れる人も、これがないと成り立たないのは言うまでもありません。大人がしっかり正しい姿勢を見せるというだけで、こんなに周囲の気持ちが良くなる。今回、ラグビーから教えてもらった一番のことかもしれません。以上の5つのポイントが、ラグビーを見ていて特に大切だと感じたことで、どれも普遍的なことではありますが、特にこれからの地域社会には必要な条件になってくる気がしました。皆さんはどう感じましたか?写真:Takashi Sakamotoおすすめの関連記事はこちら【コラム】誤解しがちな「関係人口」の意味とは?〜マーケティングの観点から見たその本質〜【コラム】令和時代に確実に変化する5つの価値観〜【コラム】小さな地域や自治体の情報発信力を格段にアップさせる唯一の方法 [...]
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関係人口の入り口とも言える他拠点居住者は、それを支える定額でののシェアハウスや宿泊サービスなどの広まりと同時に、確実に増え始めています。仕事で全国を飛び回る人たちもその代表事例です。全国で病児保育の課題解決事業を展開する社会起業家の駒崎さんもその一人。駒崎さんが、最近、その経験からくる他拠点居住への課題意識をSNSに投稿され、多くの方の共感を集めました。その内容について私達も非常に強く共感したので、御本人にお願いし、そのまま寄稿していただきました。是非皆さんもご一読いただければ幸いです。 [...]
瀬戸内No.1のお土産グルメを決定します!第2回「瀬戸内おみやげコンクール」参加者募集中せとうちDMOは、瀬戸内のお土産商品の国内外の観光客に対しての知名度向上と販路拡大に向けて、2回目となる「瀬戸内おみやげコンクール2019」(菓子・スイーツ)を開催します。せとうちDMOでは現在、瀬戸内(瀬戸内7県:兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)産の農水産物などを原材料に使用、もしくは瀬戸内7県(上記)エリアの工場で製造された“瀬戸内らしさ”あふれるおみやげ商品(菓子・スイーツ)を募集しています。11月6日(水)に行われる一次選考を経て、2020年上旬(1月~2月を予定)に決勝大会を開催し、最優秀商品はじめ各賞の受賞者を決定します。一次選考には流通事業者・バイヤーの皆さまにご参加いただくほか、決勝大会では一般ユーザーの皆さまに実際に商品を見て、買って、味わっていただく機会を設けます。このコンクールが、瀬戸内の優れた商品の掘り起こしや、魅力あるおみやげ商品の開発促進につながるよう努めてまいります。たくさんのご応募をお待ちしております。条件さえ満たせば、瀬戸内域外の事業者様もご参加いただけます。どうぞ、ふるってご参加くださいませ!応募期間一次選考 2019年8月19日(月)~10月31日(木)※お申込み期間が延長となりました参加要件・2015年以降に新たに開発した菓子(リニューアル含む)を出品できること。・瀬戸内7県産の農水産物を原材料に使用しているか、もしくは7県の事業所・工場で製造していること。※以上を満たせば、瀬戸内7県(兵庫・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛)以外の事業者も参加可能です。商品選考【一次選考】2019年11月6日(水)「瀬戸内らしさ」「創意工夫」「市場性」「品質」などの観点から品評一次選考通過商品は、せとうちDMOが運営する通販サイト「島と暮らす」でネット販売。また、流通事業者との合同商談会にご参加いただける機会を設けております【決勝大会】2020年1月~2月(予定)イベント会場にて販売会を開催一般ユーザー向けの販売会を開催一次選考の評価に当該販売額を加味して総合的に受賞商品を決定【結果公表】2020年3月(予定)最優秀賞、優秀賞の受賞事業者には、受賞ロゴを商品パッケージに表示してPRしていただけますせとうちDMOにおいて、連携先の卸売・小売事業者等に受賞商品を紹介するほか、 受賞商品を特集したフェアの開催等を働きかけます受賞商品予定数:最優秀賞、優秀賞、インバウンド賞、入選応募方法応募申込書に必要事項を記載し、関係資料を添えて、メールにて提出願います。宛先 omiyage@setouchitourism.or.jp※下記URLより申込用紙をダウンロードしてお申し込みください。http://setouchitourism.or.jp/ja/info/omiyage2019/※応募受付後、サンプル(1食および試食用に20食程度)の送付方法についてご案内します。お問い合わせ先せとうちDMO おみやげコンクール担当広島市中区基町10-3 [...]