海外経験と人類学の素養を生かして地域の特性を理解しつなげる「通訳」

日本に生まれながらも、3歳から6歳の幼少期をアメリカで過ごし、高校時代をカナダで、大学時代をイギリスで過ごした渡邊さん。彼女はいつも刺激を求めて外に出ていた。そんな彼女が八女で行っているのは「地域のフィールドスタディ」。大学で社会人類学を学んだ彼女は、社会の構造や文化ごとの個性に興味を持つ。特殊ポンプを扱う会社に勤務後、転職した株式会社うなぎの寝床で「通訳」として、地域の魅力を掘り起こし、因数分解して、八女とは文化の違う「別の世界」に住む人たちへ発信していく。そんな彼女を形成してきたものとは。今考えることとは。 記事のポイント [...]