経営手法を活かした政策で日本一に! 糸島に人生を救われた市役所職員が歩んだ、スーパー公務員誕生の道のり

内閣府主催の「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」で最優秀賞を受賞し日本一となった市役所職員がいることを、皆さんはご存知だろうか。全国から出場した486組のトップに輝いたのは、地方公務員でありながら経営修士(MBA) の学位を持つ、糸島市役所企画部秘書広報課ブランド推進係の岡祐輔さん。「公共経営に民間手法を取り入れていきたい」と語る岡さんが取り組むのは、地域連携のマーケティングモデルで糸島の小規模事業者を活性化させるプロジェクトだ。 [...]

「ふともずく」の売り上げ6倍増を達成!MBA公務員が主導した市役所発の官民連携マーケティング

自然豊かで食材豊富、都市圏へのアクセスも良好。多くの移住者が移り住み、週末は観光客で賑わう福岡県糸島市。メディアで取り上げられる頻度も増え、今や全国的に注目されている。 一見順調に見えるエリアだが、 [...]

水泳のコーチから「アジアにつながる」沖縄の地域事業家へ。規格外、なのにロジカルな“暴れん坊”

沖縄の鮮魚をアジアへ輸出する地域商社「萌す」を2015年に設立し、現在は沖縄の海人(うみんちゅ。漁師の意)とアジアの飲食店オーナーを結びつけるべく日々奔走する後藤大輔さん。元は水泳のコーチとして約8年の指導歴があり、五輪を目指す強化選手の育成にも寄与したという経歴の持ち主だ。しかしその後、とあるきっかけでコーチ業に区切りをつけ、全く縁のなかった沖縄へ。畑違いの観光プロデューサー・コーディネーターから、さらに畑違いの鮮魚輸出ビジネスへと軸足を切り替え、アジアを出口とする沖縄発の地域ビジネスの旗手として、めきめきと頭角を現しつつある。そんな後藤さんがこれまで歩んできた “規格外”な道のりを、ウェブ公開可能な範囲内で(!)ご紹介しよう。 [...]

日本の伝統工芸で世界を魅了する。起業家志望の少年がビジョンと事業をつくるまで

日本の伝統工芸品を、背景にある世界観とともに動画で表現し販売するニューワールド株式会社。ブランディングとマーケティングを担うことで、各地の伝統工芸産地が直面している後継者問題にも一石を投じようと、仲間とともに奮闘する井手康博社長は、どのような経緯でこの事業での起業に至ったのか。高速でPDCAをまわす行動力がどのような結果を生むのか、スタートアップのヒントにあふれたヒストリーをお届けする。 記事のポイント [...]

伝統工芸とネット動画、双方の価値を最大化する福岡発ベンチャー ニューワールドの挑戦

染織品、陶磁器、漆器、木工・竹工品、金工品――。代々受け継がれ、熟練した技でつくられる伝統工芸品。日本の高品質なモノ作り技術だが、インターネットでの販売が難しく、グローバル市場で勝負できていない課題がある。それを解決すべく、ブランディングとマーケティングを担うことで、世界に発信し広めようとしているのが、ニューワールド株式会社だ。各地の伝統工芸産地が直面している後継者問題にも一石を投じる可能性がある事業について、代表の井手康博氏にお話を伺った。 記事のポイント [...]

[おすすめ書籍]九州バカ〜世界とつながる地元創生起業論〜村岡浩司著

自分がこの地域事業に参入して間もないころ、実は「九州」に「営業」したことがありました。2012年当時、北海道で展開し、うまくいって話題にもなった観光メディアの経験を九州でも活かせるんじゃないか、九州全体を網羅する「地域メディア」を作れるんじゃないかと思い、つてを辿ってあちこちの企業を訪問したのです。 その時に耳にした、衝撃の言葉がありました。それは「九州は、一つにはまとまらないよ」という言葉です。はじめはどういう意味かよくわからず、しかもその言葉を発したのは、日本にDMOなどがまだなかった当時、そういう事をするのが役割だと思っていた"九州観光の公的な協会組織"のご担当者だったので、二度びっくりでした。その方は、全身から“君そんなことも知らないの?”オーラを発しながら、「あのね、九州っていうのはね、右上が長州で、下のほうが薩摩なわけ。今もね。」とか、「九州にはね、七社会というのがあってね、君の提案を動かせるのは、JR九州か、西鉄だろうけど、どっちも景気悪いから動かないだろうね〜」という話しだったと記憶しています。 [...]

By |2019-12-23T21:03:20+09:002018.05.05|Tags: , , |

必読!地方創生に関わる人にオススメの書籍7選[基礎編]

「地方創生」という言葉が使われ始めて、今年でもう5年目になります。書店などでも関連コーナーが作られているところもあるくらい、それに関する書籍も増えていますね。しかし一方で、活動分野としても、私達が言う「業界」としてもまだまだ黎明期だともいえます。私自身も、仕事柄そうした書籍も色々読みましたが、レベルも内容もかなりまちまちなのは確か。そこで、これから地方創生分野に参入しようとしている方や、もう一度情報を整理し直して見たいという方にオススメの書籍を、自分なりに集めてみました。既にかなり売れている本ばかりなので、「それならもう読んだよ」という方も多いかと思いますが、入門編/基礎編としてまとめておこうかと思います。 [...]

By |2019-12-23T21:33:39+09:002018.03.12|Tags: , |
Go to Top