採用難、若者の都市流出、DX推進の停滞――。
地方中堅企業や自治体が抱えるこれらの課題に、一つの取り組みで手を打てる可能性があります。ドワンゴ学園(ZEN大学・N高等学校)、地域企業、株式会社フューチャーリンクネットワーク(FLN)が三重県で展開した産官学連携プロジェクトは、その実証モデルです。
1. 貴社・貴団体はどのような壁を抱えていますか?
地方中堅企業・自治体が共通して直面する「3つの壁」があります。
- 採用・認知の壁:実力や魅力があっても若者への認知がなく、求人を出しても応募が集まらない。
- DX推進の停滞:現場に余裕がなく、外部の知見を呼び込む仕組みがない。
- 若者×地域の断絶:Web完結の就職情報環境のなかで、地域のリアルや経営者のホンネが若者に届かない。
これらを個別に対処するのではなく、産官学の連携によって構造ごと変える取り組みがスタートしました。
2. 企業・自治体が”受け取った”成果:2つのアプローチ
【アプローチ①】三重県鈴鹿市 × 物流企業 × ZEN大学
大学生4名を自社に迎え入れ、「動脈をデザインせよ!―サプライチェーンDX体験プログラム」として現場の実課題をそのまま提示。学生がリアルな業務データと向き合い、最終日には経営陣への対面プレゼンを実施しました。外部の若い視点とDX構想を、コストをかけずに引き込む受け皿として機能しています。
【アプローチ②】三重県津市 × 不動産企業 × N高等学校
「地域の仕事ホンネサロン」をオンラインで開催し、40名以上のN高生に経営者の想いと業界のリアルを直接届けました。整えられた求人ページでは伝わらない情報を届ける採用広報の場として、低コスト・高リーチで機能します。
3. プロジェクトがもたらした具体的成果
✓ 新規事業の社会実装へ:
課題解決プログラムでの提案をもとに、実際に新規事業の立ち上げ検討がスタート。インターンシップに留まらない、継続的な事業共創関係が生まれています。
✓ 採用広報として立証された数値:
参加高校生の満足度100%、「またキャリアイベントに参加したい」という回答が94.4%。母集団形成の入口として、既存の求人メディアとは異なるリーチを実現しています。
✓ 産官学連携への進化:
鈴鹿市との連携がさらに強化され、次回サロンへの自治体登壇・ZEN大学プログラムへの参加が決定。ふるさと住民登録制度との接続も視野に入れた推進体制に発展しています。
4. このモデルが機能する理由:「なかびと」の設計
本プロジェクトで重要な役割を担うのが、FLNが担う「なかびと」の機能です。企業側の受け入れ不安の解消から、学生側への付加価値ある情報設計まで、双方の橋渡しを地域への信頼をベースに担います。マッチングではなく、関係人口の質を高める伴走型の設計です。
つながり方は正社員採用だけではありません。副業・兼業・スポット支援など、地域企業側の受け入れ方の多様化も本モデルは想定しています。
5. 自社・自治体の課題を持ち寄ってください
三重県で生まれたこの産官学連携の「関係人口創出サイクル」は、他エリアへの横展開を加速させています。採用に課題を感じている企業、地域活性化の新たな手段を探している自治体のご担当者は、ぜひ一度FLNにご相談ください。貴社・貴団体の状況に合わせた導入設計をご提案します。
▽FLNの関係人口創出事業に関する詳細・お問い合わせはこちらから






