20年前、検索して出てきたのは風景写真だけだった
一般社団法人移住のすゝめの立花です。
私が北海道・下川町に移住したのは20年以上前のことです。当時は情報らしい情報がほとんどありませんでした。調べて出てくるのはきれいな景色の写真ぐらい。今では当たり前にある支援制度の話も、ろくに見当たりませんでした。
だから、よくわからないまま来てしまって。たいていのことは、暮らし始めてから知りました。玄関先に野菜が置かれていること、苔が驚くほどきれいなこと、町にのんべえが多いことも。どれも、来てみるまで知らなかったことです。
いま笑い話にできるのは、たまたまうまくいったから。あのとき「で、実際どうなんですか?」と聞ける相手がひとりでもいたら、と思うことは今でもあります。
相談者1人に師範2人、30分。誰に当たるかは当日まで分からない
9月1日(火)・2日(水)の夜、オンラインイベント「北海道移住道場2026」を開催します。
北海道11自治体から集まるのは、13名の移住コーディネーター。通称「移住師範」。相談者1人に対して師範2人が付き、みっちり30分。参加費は無料です。
面白いのは、どの師範に当たるかは当日まで分からないという仕立て。まちを選んでから相談するのではなく、まず話してみる。その偶然の出会いが、自分でも気づいていなかった条件や、候補にすら入れていなかった地域とのフィーリングが合ったり。
「まだ決めていない人」にこそ来てほしい
移住相談の窓口は、どうしても「移住を決めた人」向けになりがちです。物件は?仕事は?支援金は?
答えの出せる質問しか持ち込めない場所になってしまう。
でも実際に移住検討者が立ち止まるのは、もっと手前です。今の仕事を辞めていいのか。家族をどう説得するのか。冬を越せるのか。そもそも自分は何を変えたくて、どんなことをやってみたいのかー
移住を決めていなくてもいい。まだぼんやりしたままでいい。 モヤモヤを「道場」に持ちこんで、一緒に悩んで、一緒にあの手この手を考える。そういう場として設計しています。
自治体単独では届かない層に、11自治体で

地域側の視点でも、この座組みには意味があります。1自治体だけで相談会を開けば、集まるのは「すでにそのまちに興味がある人」。裾野は広がりません。
11自治体が束になることで、まだ行き先の定まらないモヤモヤごと受け止められる。師範同士が横で聞き合うから、「それなら、うちより隣のあのまちのほうが合うかも」という判断も自然に生まれます。人の奪い合いではなく、北海道全体で受け皿を厚くする。ここが道場のいちばんの肝です。
道場は今回が3度目。おかげさまで毎回満席をいただいていて、これをきっかけに実際に移り住んだ方も何組もいます。30分話しただけの人が数か月後に本当に隣町の住人になっている。その手応えが、続けている理由です。
締切は8月25日(火)
【9月1日(火)】①19:30〜 ②20:20〜 ③21:10〜
【9月2日(水)】④19:30〜 ⑤20:20〜 ⑥21:10〜
ご都合に合わせてお選びいただけます。締切間近ですが、まだ間に合います。
気になっている方はぜひ。周りに北海道移住を考え始めている方がいれば、お声がけ・シェアいただけると嬉しいです。
▼詳細・お申込み
https://iju.hokkaido.jp/ev_dojo2026/
▼お申込みフォーム
https://iju.hokkaido.jp/entry-form/
