瀬戸内ブランドコーポレーションは、せとうち観光活性化ファンドを通じた下記支援を決定しました。

◇ いずみホールディングスへの出資

せとうちDMOでは、主要テーマの1つとして「食」を掲げ、「瀬戸内の食」のブランド化に取り組んでいます。

食品流通における幅広いネットワークやIT活用を強みとするいずみホールディングスと連携し、「瀬戸内の食」のブランド化を推進することにより、瀬戸内における地域経済への波及効果が期待できるものと考え、このたびの支援を決定しました。

今回の出資を契機とし、いずみホールディングスと瀬戸内地域の生産者との取引拡大をサポートするほか、いずみホールディングスの取引先である全国約10,000店舗の飲食店・量販店における「瀬戸内フェア」実施や、生産者と連携した観光の目玉となる商品の共同開発などに取り組んでまいります。

【対象会社概要】

■会社名:株式会社いずみホールディングス

■所在地:北海道札幌市西区二十四軒1条1丁目3番5号

■事業内容:水産卸売業、畜産卸売業、農産卸売業、物流事業、プラットフォーム事業

■設立:平成24年1月18日

■資本金:5 億1,000 万円

■代 表:泉 卓真

■ H P :https://www.izumi-hd-izm.co.jp/group

◇ 瀬戸田ホテル(仮称)への出資

広島県尾道市生口島の瀬戸田 にある豪商屋敷「旧堀内邸」を活用し、国内外の観光客向けの宿泊施設・温浴施設を開発する
合同会社瀬戸田ホールディングスに対する支援を決定しました。

本件は、尾道市が実施した同市 が 保有する「 旧 堀内邸」の観光拠点としての活用にかかる公募に対して、瀬戸内ブランドコーポレーションと株式会社ナル・デベロップメンツ( 京都府京都市 )が協働してホテル開発の提案を行い、事業者として選定されています。

せとうちDMO では、「瀬戸内しまなみ海道」を広域観光周遊ルート「せとうち・海の道」における重要なエリアの一つとして位置付け、これまで当該 エリアにおいて 観光促進による様々な地域振興に取り組んでまいりました。

今回の事業エリアである瀬戸田は、世界有数のサイクリングロード 「 瀬戸内しまなみ海道 」 のほぼ中間地点に位置し、サイク リストを中心に国内外から観光客が増加しています。本施設の開発により、瀬戸田を訪れる観光客の滞在時間を延ばし、消費拡大が期待されることから投資決定をいたしました。

今後、せとうち DMO は、瀬戸田ホテル(仮称)の開業が周辺施設や地域 経済への波及効果など瀬戸内の観光活性化につながることを目指し、各種プロモーションや地域周辺事業者との連携を支援してまいります。

【ホテル概要】

■名所 瀬戸田ホテル(仮称)

■事業者:合同会社瀬戸田ホールディングス

■所在地:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田字御幸町269他