地方移住クリップは、地方移住に興味関心のある方ならどなたでもご参加いただけるコミュニティです。Facebookグループで運用されており、平日毎日、地方移住に関する様々なトピックを配信しています。現在約2000人を超える方が参加しています。

この記事では、8月29日から9月4日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

「人口減」は悪いことなのか?

— Facebookグループ「地方移住クリップ」、今週なんと参加者2000人を突破いたしました!今年2月に開設して以来、わずか7ヶ月。移住に関する関心の高さが窺えますね。

その通りですね。最近では編集部からだけではなく、実際に移住をはじめた方、移住を促進する立場の方、移住に興味を持ち始めている方など、たくさんのからの情報やコメントが投稿されています。移住者、移住希望者、移住を待つ地域、それぞれの風通しを良くし、情報収集をしやすくるのが使命と思っています。これからもこのFacebookグループをさまざまな立場の方が活用し、活発な交流の場としていただけると嬉しいですね。

— では、今回はこの記事からはじめましょう

ニュース記事:八王子より人口少ない鳥取県が狙う移住の勝ち組

人口が日本一少ない鳥取県。7月の推計で55万人を割り込みました。人口の減少は一般的にはデメリットが多いとされていますが「人口減は本当に悪いことか?」という問いが移住者の方からなされています。

「自分自身はここ数年、鳥取で暮らし、住みやすさを感じている今はオンラインでいろいろなことができる。主体的に楽しんで生きればよいのでは」
このような考え方の人も今後増えていきそうです。人口の多い少ない「だけ」がフォーカスされ評価される時代はもう過ぎ去ったと言えそうですね。

— 人口の減少にともない同時に危惧されるのは「その地域が高齢化していくこと」ですよね。

そうですね。しかし鳥取県の場合はここ数年移住者の割合をぐんと増やしている。これが続けば、県の年齢構成、すなわち高齢化率に今後影響を及ぼしていくことが考えられるでしょう。人口減に伴い、社会保障制度、特に公的年金制度をどうしていくのかという課題は残ります。これは日本全体で考えていかなければいけない問題ですね。

移住先にトレンドはあるのか?

— さて次は、「移住したい県はどこ?」というこちらの記事を紹介します。

ニュース記事:あなたが将来、移住したい都道府県は? 3県を解説

— 「ねとらぼ」では現在「将来移住したい都道府県はどこ?」というアンケートを実施中です。こちらの記事では編集部がピックアップした、北海道、長野県、沖縄県、計3県の魅力を開設しています。

この3県は、移住したい県ランキングで常にトップに上がる人気の県です。この3県がやはり不動の人気を誇るのか、それとも新たな地域がぐんと人気を伸ばしていくのか、このような定期的なアンケート調査によって結果を追ってみるのも面白いでしょうね。移住先のトレンドに着目すれば、どんな工夫やどんな魅力があると移住希望者を惹きつけるのかを知ることができそうです。

— 地方への移住・定住等の促進に向けた行政による戦略的な支援が、移住先のイメージアップに直接つながっているのか。どんなきっかけで人気がアップダウンするのか。考察するべきことがたくさんありそうです。

地方移住クリップでは地方移住の全体像と、細部に渡った参考になる情報を、引き続き皆様にお届けしていこうと考えています。
ぜひFacebookグループにご参加ください。