茨城県が都道府県魅力度ランキングで、2021年度は再び最下位に転落。でも、このランキングは全く意味がありません! だって魅力度を決めるのは実際にそこで住んでいる人なんだから。印象だけでのランキング付けなんて意味あるかい!と茨城県ファンの私は思うわけです。今回は移住先としても魅力度満載の茨城をご紹介します。
茨城県の基礎知識
数字で見る茨城県
人口:2,840,443人(2021年9月時点)
平均気温:13.3℃(生活しやすい気候)
可住地面積:6,097k㎡(全国4位)
年間日照時間・快晴日数:年間日照時間は2,250時間(全国5位)
1住宅あたりの敷地位面積:394㎡(全国1位)
いばらきの“日本一”
メロン(出荷量1位)〜全国シェア25%、22年連続出荷量日本一
れんこん(出荷量1位)〜全国シェア5割
栗(出荷量1位)〜栽培面積・収穫量日本一
みず菜(出荷量1位)〜全国シェア約5割
ピーマン(出荷量1位)〜全国シェア2割超
鶏卵(産出額1位)〜一大産地の小美玉市をはじめ県内全域で生産
マイワシ(漁獲量1位)〜9年連続漁獲量日本一
えび類(漁獲量1位)〜全国シェア50%を超える霞ケ浦北浦のテナガエビなど
干しいも(産出額1位)〜全国シェア9割以上
*陸稲、はくさい(春・秋冬)、こまつな、チンゲンサイ、レタス(春・冬)、夏ねぎ、加工用トマト、日本なし、芝、コイ(養殖)、淡水真珠(内水面)も日本一
出典:茨城県HP【令和元年:農林水産省「生産農業所得統計」、「作物統計」、「漁業・養殖業生産統計第1報」、令和二年「畜産物流通調査確報」】
碁盤・将棋盤(生産シェア1位)〜全国の碁盤・将棋盤の約80%が茨城木工株式会社1社で生産
ビール(製成数量1位)〜県内にアサヒビール茨城工場やキリンビール取手工場などが立地
青銅製仏像の高さ(世界1位)〜牛久大仏(正式名称:牛久阿弥陀大佛)は、全高120mの世界最大の青銅製仏像
東京からのアクセス
出典:いばらきのグリーンツーリズム
●JR常磐線を利用する場合
東京駅→土浦駅 約50分
東京駅→石岡駅 約60分
東京駅→水戸駅 約70分
東京駅→高萩駅 約110分
●つくばエクスプレス(TX)を利用する場合
秋葉原駅→守谷駅 約35分
秋葉原駅→つくば駅 約45分
※主要な駅までの所要時間の目安です。
移住相談員に聞いてみた茨城の魅力
美味しいものだらけ
令和元年の農業産出額を見ると、1位が北海道で、2位が鹿児島県、茨城県が3位です。茨城の産出額なんと4,302億円! 美味しいものを作りまくっているんです。茨城県の人は美味しい自慢をあまりしないので、地元民はさんざん美味しいものを食べているらしいです(笑)
納豆は言わずもがなですが、実はメロンも消費量も生産量も日本一。お肉で言うなら常陸牛、世界最高級ブランドでその旨さに定評あり。その他にも、茨城スタミナラーメンやつけけんちんそば、海もあるので魚介類も豊富で美味しい。
晴れ日が多い
年間日照時間と快晴日数は全国5位。太平洋沿岸部特有の温暖で穏やかな気候に恵まれ、年間を通して暮らしやすいとのこと。南部にかけては関東平野が広がり、平地が多いこともあり雪も少なく、雪害の心配もないとのことです。
茨城のクラインガルテンが楽しめる
クラインガルテンとは?
聞き慣れない言葉かも知れませんが、これはドイツで200年の歴史を持っている農地の賃借制度のこと。日本で言う「貸し農園」です。茨城は、このクラインガルテンを楽しむ施設や環境が整ってるそうです。茨城県では笠間市農業公社が運営しえいる笠間クラインガルテンが有名。
出典:笠間クラインガルテン
平地が多く家が広い
家が広いですよと教えていただいた。「家が広い」は私にとって、移住先選定の重要ポイント。 都内の狭小住宅に住んでいる身としては「家広」は移住のモチベーション。茨城県は住宅の広さが日本一。
茨城で気になる移住先候補〜結城市
茨城県結城市
結城市は、見世蔵や歴史的建造部なども豊富で、本場結城紬のふるさと。城下町としての名残と神社仏閣が多く存在する歴史が香る町。住環境が整備されていて、とくに子育て世代は暮らしやすいとの評判。テレワークの環境整備も積極的で、2017年よりテレワーカーの受け入れる「yuinowa」を開設している。
茨茨城で気になる移住先候補〜那珂市
茨城県那珂市
水戸市やひたちなか市のベッドタウンとして発展している那珂市。水田地帯が広がりのんびり田舎暮らしが出来そう。人口6万人も丁度いい感じ。町も移住者受け入れに積極的なので、住環境や移住支援も期待できる。
茨城で気になる移住先候補〜情操市
茨城県常総市
移住相談で対応していた方の素朴感と真面目さが好印象だったのが常総市。東京から60km弱でアクセスはかなり良い。鬼怒川周りの水害がちょっと心配だけど、きぬの里方面(高台)の方に住めば問題ない。見渡す限りの田んぼ、田舎暮らしにはぴったりの町。
関連記事:【地方移住検討中】2021年は地方移住先として茨城県が熱い!
筆者の地方移住の進捗
会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)
サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。
・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など