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この記事では、11月16日から11月22日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

「移住先の希望条件は?」「アフター後の移住は?」移住にまつわるアンケート

— 今週の「移住クリップまとめ」では、移住にまつわるアンケートの結果を2つ見てみたいと思います。まずはこちら。

ニュース記事:移住する際の基準4位は「食べ物がおいしい」 トップ3は?

— 日本マーケティングリサーチ機構による、20~70代の男女を対象に実施した「移住」に関する調査結果です。

移住する際の基準についての結果が興味深かったのでご紹介しましょう。

「住みやすい気候」(48.69%)が最も多く、「物価水準が低い」(15.36%)、「自然が近い」(12.75%)、「食べ物がおいしい」(12.42%)、「仕事が多い」(7.52%)という結果ですが、「食べ物がおいしい」という基準が思いのほか高いところにあるというのが面白いですね。

— 衣食住の中でも、「食事」の優先度は思ったよりも高いようですね。

北海道、長野、静岡…移住先として人気の地域も、よく考えれば「食」の面でも魅力的な地域が多いように感じます。恵まれた自然の恩恵を受けながら海の幸、山の幸をいただく「豊かな食生活が見込める暮らし」というのはやはり憧れるポイントなのだろうと思います。「食」にまつわる仕事、農業や漁業に携わる可能性も考えられますし、地域の食材を生かしてお店や事業を起こすことも考えられる。「食」をテーマに据えて移住を考えてみることも場所探しのヒントになるかもしれません。

—さて次は、「アフターコロナの移住に関する意識調査」について見てみましょう。株式会社LASSICによる、全国20歳〜65歳の男女を対象にしたアンケートの結果です。

ニュース記事:【アフターコロナの移住に関する意識調査】新型コロナワクチン接種後(新型コロナ流行終息後)、男性の5割以上、女性の4割以上が移住を視野に入れていることが明らかに。
参照:https://www.lassic.co.jp

アンケートでは完全テレワークの割合を2020年-2021年で比較しています。2020年9月には全体の約15%程度にとどまっていたテレワーク人口でしたが、2021年8月の調査では約3割まで増加。完全テレワーク率の増加に比例するように、移住を視野に入れている層も増加しているのでしょう、その数、全体の約5割にのぼっているようです。

— 約5割というのは、なかなか無視できない数字ですね。

そうですね。テレワークで仕事することが当たり前になった方にとっては、引っ越し、移住、ということが以前より想像しやすくなっているのでしょう。出勤頻度が減ったことで通勤時間を以前より気にしなくてもよくなった。都内に住まいを持つことに固執する必要がなくなることで、「郊外」へと意識が向いたのだと思います。2020年から2021年にかけてのこの2年は、「都心にも出やすく住環境として落ち着いた地域が魅力的に映る」という新たな価値観が芽生える数年間だということは想像がつきますね。

— 問題は、コロナが落ち着いた後にこの価値観が継続されるのかどうか、ということでしょうか。

テレワークがこのまま推奨され、継続されるような世の中になるのか。はたまた以前のように出社することが通常という社会が戻ってくるのか。それによるところが大きいでしょうね。一方でコロナ禍で働き方について熟考した層が、元の社会状況に戻ったときにどう考えどう行動するのか。このへんにも注目していきたいなと思っています。

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