香川県へ移住した人やこれから移住する人が羨ましい。最初に就職した会社が高松本社だったので高松へは何度も足を運んだ。その利便性や自然・食の豊かさは本当に素晴らしい。裏表なく、気さくで人懐っこい地元民や晴れ日が多い気候も移住者にとってはありがたい。本記事では香川県の基礎情報を移住検討者視点でまとめています。
 

香川県の基礎知識

五色台展望台

五色台展望台


香川県について
香川県は日本初の国立公園「瀬戸内海国立公園」の中心に位置する風光明媚で温暖な県。面積は日本一小さいけれど、日本一長い橋「瀬戸大橋」やうどん県としてうどんの生産量・消費量は日本一。ほど良い田舎ながらも、高松など都市部の利便性と自然が調和したコンパクトシティは移住者に人気がある。
 
 
面積:1,876.77km2(全国39位)
人口:940,926人(2021年12月、全国47位)
隣接都道府県:岡山県、徳島県、愛媛県、兵庫県、広島県
 
 
東京から飛行機で
羽田空港→高松空港(約1時間20分)→JR高松駅(空港リムジンバス/約40分)
 
東京から電車で
JR東京駅~JR高松駅(サンライズ瀬戸/約9時間30分)
JR東京駅~JR高松駅(新幹線のぞみ/約3時間30分)→JR岡山駅(マリンライナー/約1時間)
JR東京駅~JR高松駅(新幹線ひかり/約4時間20分)→JR岡山駅(マリンライナー/約1時間)
 
 
香川県出身の芸能人
石倉三郎、高畑淳子、馬渕英里何、水野美紀、松本明子、南原清隆、要潤、西山浩司 etc.
 

香川県の移住支援制度

移住支援制度

香川県移住支援金制度

 
東京23区(在住者又は通勤者)から香川県へ移住し、要件を満たす人へ移住支援金を給付。
 
移住支援金額
2人以上の世帯の場合:100万円
単身世帯の場合:60万円
 
詳しくは⇒香川県東京圏UJIターン移住支援事業補助金
 

各市町の⽀援制度

 
香川県内の各市町は、住まい・子育ての代表的な支援制度の他、様々な支援制度を設けています。
 
 
若者の住宅取得に係る補助がある市町村
高松市、善通寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、三木町、綾川町、琴平町、まんのう町
 
 
空き家リフォーム補助がある市町村
高松市、坂出市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、土庄町、小豆島町、三木町、直島町、宇多津町、綾川町、琴平町、多度津町、まんのう町
 
 
リフォーム補助がある市町村
善通寺市、さぬき市、琴平町
 
 
家賃補助がある市町村
高松市、丸亀市、坂出市、善通寺市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、土庄町、小豆島町、三木町、直島町、宇多津町、綾川町、琴平町、多度津町、まんのう町
 
 
転入奨励金がある市町村
観音寺市、さぬき市、土庄町、小豆島町、綾川町
 
 
移住体験施設がある市町村
観音寺市、さぬき市、土庄町、小豆島町、綾川町
 
 
移住支援金がある市町村
高松市、丸亀市、坂出市、善通寺市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、土庄町、小豆島町、三木町、宇多津町、綾川町、琴平町、多度津町、まんのう町
 
 
新婚世帯に対する補助がある市町村
丸亀市、善通寺市、さぬき市
 
 
宿泊費助成がある市町村
さぬき市、
東かがわ市、小豆島町、三木町
 
詳しくは⇒香川県各市町の⽀援制度
 

香川県の住みここちランキング2021

瀬戸大橋

丸亀城から


順位 昨年 県名 自治体名
1位 1位 香川県 高松市
2位 2位 香川県 丸亀市
3位 3位 香川県 綾歌郡宇多津町
3位 4位 香川県 坂出市
出典:いい部屋ネット「住みたいと街ランキング香川県2021」
 
 

香川県の移住体験者インタビュー切り取り

香川県移住
先輩移住者が移住前も移住後も強い味方。先輩移住者の声に耳を傾けよう。
 

【香川県高松市│移住者インタビュー】街暮らしの魅力は?
  
「来る前は、東京よりも芸術や文化的な面で機会が減るのではないかと思っていましたが、現代アートや建築は世界に知られているし、ライブだとホールが小さいので楽しいし、チケットも取りやすい。でも、東京に『あるもの』を求めるのではなく、東京に『ないもの』がたくさんあることに気付きました。それは、ただ散歩していても感じますし、食べるものが新鮮で、おいしい!東京の知人にも話しますが、日常の食生活が2〜3ランクアップしました。しかも、安いのがうれしいですね」

引用:かがわ暮らし>移住体験談;森川さん

 

【香川県高松市│移住者インタビュー】シンプルで無駄がない「うどん県」
 
香川の人は竹を割ったように素直で裏表のない性格だから、付き合いやすいなと思います。僕はもともと人付き合いが苦手なのでそれほど外に出ませんが、妻がママ友や近所の人たちと話す様子から居心地のよさが伝わります。週に数回、妻は近所の子どもたちを自宅に招いて英語を教えているのですが、これも自然な流れで周囲の求めに応じて始めたこと。同じ部活動の保護者同士で子どものお迎えをやりくりするなど毎日忙しそうですが、いきいきしていますよ。

僕が住む高松市は、ちゃんと機能しているミニマル都市だと思います。必要なものや情報が過不足なく揃っていて、さらに買い物途中にサギを見るといった都心部にはない経験もできます。人が素直なのも余計なことを考えないから。シンプルで無駄がない。まるで、うどんのように。そういった深い意味も含めて『うどん県』なんじゃないかと思っています。

引用:かがわ暮らし>移住体験談;森さん

 

【香川県高松市│移住者インタビュー】住んでみたい!
 
こちらに来ると人もそれほど多くなくて、四国の他の街と比べても空が広く感じます。かといって、近くに病院も多く、鉄道もそれ程不便ではないので、暮らしやすいと感じます。
今はゆったりとした時間を過ごせて、やりたいことができて、生活を楽しめています。今後は畑で土いじりもして、自分の食べる物を自分で作れればいいなと思っています。大好きな島巡りも、港が街中からとても近く、すぐに船に乗れるので、気軽に行けるようになりました。こんな町はなかなか無いと思います。

引用:かがわ暮らし>移住体験談;妹尾さん

 
 
【42道府県どこが良い?】その他のエリア↓



 

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)

サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など

筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!」にて公開中。Twitterはフォロワー数3000人。