福岡に3年住んだので、すっかり博多贔屓(Twitter@c7local)。福岡移住で失敗したという話を聞いたことがない。雰囲気・人・食・気候・利便性・物価など、私にはパーフェクトでした。迷っているなら、行っちゃえ、福岡!
 

福岡県移住の基礎知識

福岡移住

太宰府天満宮


福岡県いついて
20代後半、福岡市中央区で3年間過ごしました。大阪や東京と違って満員電車がなくなったのが、ますはめちゃ嬉しかったです。ちょっとした移動はバスやタクシーを使うことが多く、地下鉄を乗り継いで、ってのがないのも快適でした。衣食住についても良いことしか見つからない。それと移住視点で考えると、福岡は九州移住の第一ステップとしては格好の地。九州新幹線を使えば、熊本・鹿児島も簡単に移動できます。福岡拠点で色んな地を見てから第2ステップとして、その先の行きたい地に行った方が良い。博多意外は本当に地方なので(笑)
 
 
面積:4,986.52km2(全国29位)
人口:5,122,687人(2022年1月、全国9位)
隣接都道府県:佐賀県、熊本県、大分県、山口県、長崎県
 
 
福岡県出身の芸能人
タモリ、森口博子、家入レオ、井上陽水、KAN、草野マサムネ(スピッツ)、椎名林檎、広瀬香美、大川栄策、小柳ルミ子、徳永英明、中尾ミエ、松田聖子:久留米市、MISIA、樽美酒研二(ゴールデンボンバー)、甲斐よしひろ、THE MODS、鮎川誠、チェッカーズ、チューリップ、武田鉄矢、CHAGE and ASKA、田中れいな、西内まりや etc.
 

福岡の住みここちランキング2021

福岡移住

糸島市:立石山から


 
順位 昨年 自治体名 偏差値
1位 1位 福岡市中央区 70.4 75.1
2位 3位 福岡市城南区 65.7 72.1
3位 2位 糟屋郡新宮町 65.2 71.9
4位 6位 福岡市西区 65.0 71.7
5位 11位 福津市 64.6 71.4
6位 4位 福岡市早良区 64.0 71.1
7位 5位 那珂川市 63.8 71.0
8位 7位 北九州市戸畑区 63.8 71.0
9位 8位 春日市 62.9 70.4
10位 10位 大野城市 61.7 69.7
出典:いい部屋ネット「街の住みここちランキング福岡2021」
 

福岡住みここち比較(福岡市/福津市/那珂川市)

 
福岡市
都会だけど、玄界灘、博多湾、脊振山地、三郡山地と自然にも恵まれています。九州、いやアジアの中心地として独自の文化と個性を発信する街。
 
 
福津市
山と海に囲まれた風光明媚な町。福津市の名称由来は、暮らす人々や訪れる人々に「幸福(福)」になってほしいという願いと、たくさんの人々が集まり交流する「港(津)」のような街でありたいとの思い。
 
 
那珂川市
福岡市とは10kmちょっとしか離れていない。若い人が多い町で人口が増加傾向。新幹線で博多駅まで8分300円で行けるのも良いかも。
 
 
幼稚園・保育園:福岡市/福津市/那珂川市
公立保育所数:7ヶ所/1ヶ所/1ヶ所
0歳児保育を実施している公立保育所:7ヶ所/1ヶ所/1ヶ所
公立保育所定員数:1060人/130人/200人
公立保育所在籍児童数:1048人/136人/189人
私立保育所数:279ヶ所/10ヶ所/5ヶ所
0歳児保育を実施している私立保育所:268ヶ所/10ヶ所/5ヶ所
私立保育所定員数:37429人/1240人/875人
私立保育所在籍児童数:35166人/1264人/918人
保育所入所待機児童数:2人/16人/4人
0歳児の認可保育所月額保育料:44,600円/56,750円/61,000円
認定こども園数:8園/2園/2園
預かり保育実施園数-私立:117園/2園/1園
預かり保育実施園数率-私立:100.0%/66.7%/100.0%
長期休業期間中の預かり保育実施園数率-私立:99.1%/66.7%/100.0%
 
 
小学校・中学校:福岡市/福津市/那珂川市
公立小学校1学級当たりの平均生徒:27.8人/26.7人/23.8人
公立中学校1学級当たりの平均生徒:27.8人/26.7人/23.8人
 
 
医療:福岡市/福津市/那珂川市
一般病院総数:101ヶ所/4ヶ所/1ヶ所
一般診療所総数:1586ヶ所/50ヶ所/32ヶ所
小児科医師数:336人/10人/6人
小児人口10000人当たり:16.06人/8.95人/7.40人
産婦人科医師数:161人/6人/0人
15〜49歳女性人口1万人当たり:4.29人/4.41人/0.00人
介護保険料基準額(月額):6225円/5250円/5680円
 
 
人口などの統計情報:福岡市/福津市/那珂川市
総面積:343.46km2/52.76km2/74.95km2
世帯数:764820世帯/22272世帯/18291世帯
人口総数:1562767人/67257人/50444人
年少人口率(15歳未満):13.39%/16.61%/16.08%
生産年齢人口率(15〜64歳):64.65%/55.79%/60.54%
高齢人口率(65歳以上):21.96%/27.60%/23.38%
転入者数:119053人/3343人/2360人
転入率(人口1000人当たり):76.18人/49.70人/46.78人
転出者数:109550人/2417人/2267人
転出率(人口1000人当たり):70.10人/35.94人/44.94人
 
 

福岡で仕事

福岡で仕事

福岡支店へ異動

 
私の場合、当時福岡支店への転勤だったので、仕事を探す必要はありませんでした。他エリアと違って、排他的なこともなかったので、首都圏と同じ感覚で仕事を進めることもできました。なので仕事上のストレスは全くなし。今、また福岡に移住するなら、今の会社でも福岡支店への転勤希望を出します。
 
転職するより、まずは異動願い。テレワーク移住が可能なら異動する必要もありませんが。それらが駄目なら東京に本社がある企業の福岡支店に転職します。その方がキャリアを活かせますし、給与水準も維持しやすいので。転職の場合は、転職エージェントを活用した方が効率が良いです。
 

地域おこし協力隊

 
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行います。具体的な活動内容や条件、待遇は、募集自治体により異なります。詳細については、各自治体のホームページを御確認下さい。
 
 
地域おこし協力隊活動例(令和元年度)
 
新宮町
福岡都市圏の便利な立地にありながら、海あり・山ありの自然豊かな町。現在4名の隊員が観光PRや特産開発、里山での体験イベント、離島である相島の振興など様々なフィールドで活躍されています。
 
福津市
地域商社での市内産品の販路拡大や、生産者・事業者の方々との架け橋となる取組みを行われています。
 
那珂川市
緑豊かな南畑地域の活性化を目指して地元有志が立ち上げた「南畑地域活性化協議会」とともに、地域の特性を活かした各種イベントの企画・運営や、地域の課題解決に向けた取組みを行われています。
 
詳しくは⇒福岡県移住・定住ポータルサイト「福がおーかくらし」>地域おこし協力隊
 
 

就農

 
福岡県では、農業をあらたに始める人が毎年500人近くいるそうです。 福岡県は、温暖で適度な雨量に恵まれ、河川沿いに広がる肥沃な平野から山間地域まで、変化に富む地形の中で多様な農業が営まれています。いちごの「あまおう」など全国的なブランド品をはじめ、多種多様な果物や野菜が栽培されています。就農については、国や自治体のサポートも手厚いので、興味がある場合は、まずは情報収集されてはいかがでしょうか?
 
農林業就職応援サイト「福岡で農林漁業!」
福岡県農業振興推進機構
 
 

福岡移住者インタビュー切り抜き

福岡移住
先輩移住者が移住前も移住後も強い味方。先輩移住者の声に耳を傾けよう。

【福岡県福岡市│移住者インタビュー】人生を変えるチャンスかも知れない
  
ゴリけん)僕が大阪や東京に住んできた経験からすると、福岡の人は最初はフランクというより、どちらかというとシャイな人が多い印象ですね。そのかわり、時間をかけて心を開けたら深い付き合いになるという感じです。大阪の人は浅く広くという感じで、初対面でも「おう、今日飲みに行こうか」ってなるけど、福岡はそういう感じではないなと。でもそこで諦めずにこじ開けて行けば、屋台や店のマスターも、最初ちょっと無愛想に感じる人もいるけれど、しゃべっていたら「優しいんだ」って。

引用:福がおーかくらし>移住者インタビュー;ゴリケンさん

 

【福岡県うきは市│移住者インタビュー】段階的な移住
 
いつか田舎暮らしをしながら妻の礼子さんとカフェを開きたいという夢を描いていた。移住実現のきっかけは、礼子さんが雑誌に掲載されていた古民家に一目惚れをしたこと。〜途中省略〜「3年間福岡支店で働きながら、少しずつ自分たちのペースでこの土地に馴染んでいけたことは、大きなポイントかもしれないですね。」移住前を振り返りこう語る和弘さん。その後福岡支店から広島支店へ転勤し、数年の勤務を経て会社の制度を利用し早期退職。平成27年に「囲炉裏カフェ里楽」をオープンするまでの10年間、自分たちのペースで段階的に移住を進めてきた。

引用:福がおーかくらし>移住者インタビュー;林さん

 

【福岡県福岡市│移住者インタビュー】移住先探しダイアリー筆者
 
今から20年ほど前に福岡に3年住んでいました。大阪・東京・福岡・名古屋とヤドカリ生活をしてきましたが、福岡がいちばん過ごしやすかったです。大阪人の私の第一印象は、街が綺麗なこと。住宅街、繁華街も、高速道路も、街全体街が綺麗に感じました。ビル群は新しく美しく、街中も洗練されているように感じました。ちなみに今の福岡もそのように感じます。大阪の街は、かなり小綺麗になりましたが(笑)
 
人は話し好き、お酒好き、お世話好きで、どこに行っても居心地が良かった。と、とっ、とっ、の彼らの言葉も好きです。食事もお酒も美味しくて、人も良い。過ごしやすい気候で、ちょっと車で走れば温泉も、海を楽しめる。福岡を褒めだすと切りがない。移住先として福岡は申し分なし。詳しくはこちらの記事に記載しました。⇒【地方移住検討中】住んでよし、訪れてよしの福岡に移住したい。

筆者公式ブログ:地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!

 
 
【42道府県どこが良い?】その他のエリア↓



 

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)

サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など

筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!」にて公開中。Twitterはフォロワー数3000人。