一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は2020年度より、地域資源に「学び」と「遊び」の要素を盛り込んだ、新しいカタチの修学旅行受入事業を行っております。

実績は下記の通りです。

【新富町 修学旅行 受入実績】
2020年:1校30名
2021年:10校450名
<受入学校種>
・県内中学校
・県内外高等学校(普通科・工業科・商業科) ※県外:東京、福岡、静岡、広島、熊本
・大学

本格始動第一弾として、これまでに開催した修学旅行をモデルケースに紹介したパンフレットを作成しました。詳しくは当パンフレットをご覧ください。

《お取引旅行会社様からご感想をいただきました》
修学旅行は、かつての「楽しい事」をやる修学旅行から「学び」「地域」がテーマに変化してきています。
このパンフレットからわかるように、新富の修学旅行は「地域と教育の掛け算」で設計され、いろんな角度から地域の課題や魅力が学べます。今の時代にマッチしていると感じています。
弊社もこれまでに、農業、工業、商業、進学系の普通科など様々な学校への対応をお願いしてきました。
こんなことしたい、という相談に乗っていただけるのも魅力です。
(JTB宮崎支店 営業課 教育旅行グループ リーダー 大坪 泰斗(おおつぼ たいと) 様)

■特徴:全てがオーダーメイド。地域資源に「学び」と「遊び」を組み合わせた新富独自の修学旅行

こゆ財団が設計する修学旅行「しんとみ学び旅」は、学校側の要望をもとに完全オーダーメイドで設計します。
自然や伝統・文化だけでなく、今この地で暮らし営む地域の人々に着目しつつ、多様な視点から子どもたちへ学びの種と日常にない体験を提供します。

【パンフレット「しんとみ学び旅」概要】
□名称:“教育”と“観光”のプロが学校とともに創る『しんとみ学び旅〜オーダーメイドの教育旅行〜』
□仕様:A4判 オールカラー 8頁
□配布:こゆ財団オフィス、新富町役場、JTB宮崎支店他にて無料配布中※枚数には制限があります
※パンフレットご希望の方、新富町の修学旅行に関する質問・お問合せは下記までお願いします。
□お問合せ:こゆ財団(担当:中山・鈴木・岡田)
TEL.0983-32-1082
E-MAIL:info@koyu.miyazaki.jp

【「しんとみ学び旅」でできること】
学校の要望に応じてオーダーメイド(テーマはSDGs、農業、海、キャリア教育、体験、コミュニケーション力 等々)
2時間〜1日プランまで対応可能(昼食手配あり)
学びを深める事前、事後学習が可能(リアルまたはオンライン実施可能)

【「しんとみ学び旅」3つのモットー】
旅の「楽しさ」を感じてもらいながら、学ぶ機会を提供する
学校の日々の学びと、新富での「一期一会の体験」をつなげる
子どもたちが自由に思考する「自由」や「余白」をつくる

もぎたてのキュウリの味は野菜嫌いの子どもも笑顔にする力がある。

■実績:コロナ禍で地方が注目されるなか、2021年は10校450名が新富へ

日本修学旅行協会によるアンケート調査「2020年度実施の国内修学旅行の実態とまとめ(高等学校)<速報版>」によると、新型コロナウイルス感染拡大により、2020年度は「実施せず」が76.8%、「国内で実施した」が23.2%となっています。
そうした状況下において、かつて一度も修学旅行を受け入れたことのない新富町へ、2020年12月に1校30名、2021年は10校450名が修学旅行に訪れました。

<受入学校種>
県内中学校/県内外高校(普通科・工業科・商業科)/大学
※県外高校:東京、福岡、静岡、広島、熊本

実際に開催したいろんなケースの修学旅行をまとめています

■背景:新富町の観光のプロと教育のプロが、各々の経験とネットワークを駆使して共創

こゆ財団には、地域と密接に関わってきた「観光のプロ」と、教育全般に関わってきた「教育のプロ」がいます。それぞれの知見を掛け合わせながら、新しい観光・新しい教育を共創しています。

観光担当/鈴木伸吾・岡田真由美より

豊かな自然や食はもちろんですが、「人」も新富町の大きな魅力です。地域住民(鈴木)と移住者(岡田)の目線を活かし、町内事業者や町外企業と連携しながら、様々なイベントや体験プランをコーディネートしています。

教育担当/中山 隆より

教育プログラム設計者です。小学生から高校生までの多様な年齢層の探究活動、キャリア教育、進路支援などの経験を生かし、新富町が学びの場になるように尽力しています。

<なかやま・りゅう>
宮崎県高鍋町出身。大学入試センター勤務後、島根県立隠岐島前高等学校の隠岐島前高校魅力化コーディネーターを経て、2019年4月よりこゆ財団教育イノベーション推進専門官。2021年4月より新富町で初の教育推進コーディネーターに就任。

・2020年12月18日新富町初の修学旅行リポート記事
https://koyu.miyazaki.jp/?p=7338

■今後の展望:掛け算のアイテムを増やし、さらなる地域活性と人材育成に寄与

「しんとみ学び旅」に掲載している学びスポットは、町内事業者の一部に過ぎません。人やスポットなど地域資源をさらに掘り起こし、未来を創る子どもたちへ地域の魅力を伝えると同時に、これからの時代をたくましく生き抜くための学びの場を提供していきます。

修学旅行だけでなく、こゆ財団の視察研修や町内の体験プランを通して、人材育成と関係人口創出につなげていきたいと考えます。

□今後追加していきたいプラン(案)
・有機栽培の畑で収穫体験
・日本遺産である「新田原古墳」で古代を感じる
・ロボット視察「なぜ新富町に野菜収穫ロボットが生まれたのか」等

温かい牛の体や乳に触れる。牧場体験をしながら、“命”や“命の循環”を学び、またそれぞれが何かを感じ思いを持ち帰ってほしい。

■一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)とは?
2017年4月に、持続可能な地域の実現を目指して宮崎県新富町が設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円ライチに代表される農産物中心のブランディングや商品開発で稼ぎ、得られた利益を人財育成に再投資しています。主幹事業である新富町ふるさと納税の運営では、2017年から2020年までの4年間で累計55億円の寄附額を記録しており、新富町と多様な企業との連携事業や生活利便性の向上に役立てられています。

▶︎こゆ財団ウェブサイト https://Koyu.Miyazaki.jp
▶︎こゆ財団Facebook https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎新富町ふるさと納税ポータルサイト
・ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
・楽天 https://www.rakuten.ne.jp/gold/f454028-shintomi/
・ふるなび https://bit.ly/3uo6fSh
・さとふる https://www.satofull.jp/town-shintomi-miyazaki/
▶︎メディア掲載事例
日経新聞/日経MJ/Forbes JAPAN/事業構想/ソトコト/TURNS/日本農業新聞/全国農業新聞 ほか