愛媛県宇和島市は、同観光物産協会と連携し、観光誘致・移住促進につなげることを目的に、宇和島の自然と産業を活かした「地域の魅力を体験できる観光コンテンツ」を開発いたしました。商品内容の検討にあたって、「うわじま女子旅プロジェクト」とも連携し、市民目線で地域の魅力発見に取り組みました。開発したツアー商品は、2022年4月より観光物産協会にて販売されます。

URL:https://activityjapan.com/feature/uwajima-tour/

ツアー商品詳細

1. 蒋淵・宇和海を海抜0mから楽しむ!シーカヤック×真珠・養殖筏見学
真珠の海リアス式海岸を舞台にしたシーカヤック体験です。宇和海足摺国立公園の宇和海をシーカヤックに乗って優雅にお散歩気分で楽しむことができます。シーカヤックが初めての方も気軽に参加できるコース設定です。

2. 宇和島の鯛を知る!食べる!養殖体験×鯛づくしのお食事
宇和海の真鯛養殖生産量は日本一!その真鯛を育てる姿勢に圧倒される体験です。鯛に与えるエサに「みかんの皮」を混ぜて育てている「みかん鯛」やサスティナブルな養殖環境で育つブランド魚「鯛一郎クン」をどんな風に育てているのか、講座と船上見学、えさやり体験を通じて知ることができます。オプションで真鯛づくしのお食事予約も可能です。

3. 柑橘ソムリエがご案内!柑橘収穫×柑橘食べ比べ
柑橘ソムリエから、品種や見分け方、宇和島の柑橘について教わりながら、柑橘収穫を楽しむことができます。はるか、せとか、ブラッドオレンジなど約7品種の柑橘が対象です。

ツアー商品開発の背景

愛媛県は真鯛養殖生産量・柑橘生産量ともに日本一。なかでも、宇和島市はその一大生産地です。しかし、ブランド鯛を「見て」「感じて」「食べて」「買う」ことができない、立地を活かした海を感じるコンテンツが乏しいなど、特徴的な資源を有しながらも産業ツーリズムには上手く組み込めていないことが課題でした。

昨今の「マイクロツーリズム」の流行に合わせ、地域の方をはじめ、来訪者が豊かな海を体験できるアクティビティを増やし、多様な体験需要に対応できる地域を目指す必要がありました。今回のツアー商品開発は、観光庁の「地域の磨き上げを通じた域内連携促進事業」の採択を受けて取り組んだものです。

販売情報

『アクティビティジャパン(アクティビティ専門の予約サイト)』にて、コンテンツを掲載し予約を受付いたします。その他、宇和島市観光物産協会にて、電話予約・メールでも予約可能です。

<販売商品と販売開始日>
・シーカヤック体験:2022/07/01~
・真鯛養殖体験:2022/04/01~
・柑橘食べくらべ:2023/02/12(イベントとして開催)※
※中晩柑の収穫時期が2~3月のため、その時期に合わせて開催いたします

<販売場所>
アクティビティジャパン(OTA)、宇和島市観光物産協会

<アクティビティジャパンについて>
アクティビティジャパンは、日本国内のアクティビティや体験が簡単に探せて予約ができる日本最大級のアクティビティ専門の予約サイトで、旅行会社HISの関連会社です。
https://activityjapan.com/

<販売に関するお問い合わせ先>
宇和島市観光物産協会 担当者:水野・平山
TEL:0895-49-5800 / FAX:0895-49-5900 / e-mail:info@uwajima.org

うわじま女子旅プロジェクトについて

『うわじま女子旅プロジェクト』は、2012年に発足した市役所の女性職員で構成されたプロジェクトで、宇和島の認知度向上と観光客誘致のため、女性目線で既存の観光資源の見直しや新たな魅力の発掘を行っています。メンバーが日々市内各所で取材を行い、女子旅として提案したい「アクティブ」「カメラ」「食べ歩き」スポットを中心に、宇和島の魅力をInstagramで発信しています。

<これまでの主な活動>
・地元生産者との連携(岩牡蠣、鯛など)(2020年5月)
・四万十市役所行政女子プロジェクトチームとの連携(2020年9月)
・松山市役所観光・国際交流課との連携(2021年7月)
・南海放送「もぎたてテレビ」への出演(2021年7月)
・愛媛県南予自然公園魅力再発見事業「南予の自然大冒険!里山滑床散策ツアー」への参加(2021年11月)
・アイベックスエアラインズ株式会社との連携(2022年1月)

・特設サイト:https://uwajima-gururi.com/
・公式インスタグラム:https://www.instagram.com/uwajimajyoshitabi/

担当者のコメント

藤石 桃花(宇和島市役所 商工観光課、うわじま女子旅プロジェクト)
宇和島は魅力ある観光資源で溢れています。その中のひとつ、宇和島鯛めしに使われる「真鯛」は、ただ美味しいだけではなく、生産量は日本一でありこだわった環境で大切に育てられています。今回の体験ツアーで宇和島産真鯛を“味わう”とともに、その背景にある様々なストーリーも一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。

上月 彩季(宇和島市役所 商工観光課、うわじま女子旅プロジェクト)
今回の体験ツアーで初めて真鯛の養殖場を見学しました。宇和島市民ではありますが、真鯛への知識はなく、「へぇ~」と何度も頷いてしまうほど興味を惹かれるものがたくさんあります。また、ついつい写真を撮りたくなるような料理があり家族や友人と楽しく会話をしながら食事をしていただけるのではないかと思います。

水野 琴美(宇和島市観光物産協会 事務局次長)
宇和島は、柑橘、養殖産業、真珠生産をはじめとする一次産業が盛んな町です。この産業は、地域の自然があってこそ発展したものです。そんな、海と山しかない地域が「実は素晴らしい地域なのだ」ということを、再確認できるように、産業ツーリズムを通じて地域を知る・地域の人と交流する・発見する、というコンテンツをブラッシュアップしました。真鯛も柑橘も海も、楽しめる事、楽しめる場所としてご用意しています。「ココロまじわうトコロ」が宇和島市のキャッチコピー。この体験が、さまざまな人・ものとまじわうきっかけになりますように!

中田 力夫さん(中田水産、真鯛養殖事業者)
愛媛といったら真鯛とみかん。2つの美味しい愛媛を掛け合わせて作ったほのかにみかんが口に広がる自慢のみかん鯛!家族づれでお子様にも、全国の様々な方にこの最強コンビの鯛をぜひ味わっていただきたい! 宇和島に来たからにはぜひ、思い出に残る、普段できない貴重な経験をしていってほしいです。

西島 百合子さん(宇和島プロジェクト)
とれたての鯛が食べられるのは産地ならでは!プリプリで今までに食べたことのない食感と出会えます。 生産者の方は沢山の愛情を込めて魚を育てています。苦悩や工夫していること、いかに大切に育てているのか、その想いをぜひ現場で実際に見て、聞いて、味わって欲しい。そして宇和島の鯛をもっと多くの人に知ってもらいたいです。

団体概要

宇和島市について
愛媛県の西南部に位置しており、県庁所在地の松山市から車で約1時間半の距離にあります。年間を通して温暖なこのまちは、独眼竜・伊達政宗の長男、秀宗が宇和島藩初代藩主を務めた城下町。真珠や真鯛の養殖、柑橘の種類も豊富で、全国でも見ることの少ない、闘牛の観戦を楽しむことができます。

現在、宇和島市では、まち自体の魅力を高めることにより、市民の皆様からは「住み続けたい」と、市外の方からは継続的に「関わりたい」と思っていただけるまちにしていく、「まちの魅力化(=シティブランディング)」に平成30年度から取り組んでいます。
詳細:https://www.city.uwajima.ehime.jp/site/uwajima-city-branding/

○宇和島市観光WEBサイト
https://www.uwajima.org/

○宇和島市観光物産協会 公式SNS
Facebook:https://www.facebook.com/uwajimakankoguide/
Instagram:https://www.instagram.com/uwajimatourism/

有限会社中田水産について
昭和46年に設立。当初はちりめん、いりこの加工を事業の主体にしていたが、現在は養殖事業へ本格的にシフト。みかん鯛、みかんブリなど、数々のブランド魚を開発しています。

所在地:愛媛県宇和島市坂下津甲3番地
代表取締役社長:中田力夫

株式会社宇和島プロジェクトについて

平成22年に設立。水産物の製造・販売から市場開拓、商品開発、加工、海外輸出促進など幅広い分野まで手掛けています。産地開発ではなく、顧客の要望から商品化を手掛けることで、さまざまなユニークな商品を開発しています。

所在地:愛媛県宇和島市坂下津甲94番地13
代表取締役社長:木和田権一