皆さん、ご無沙汰しております<(_ _)>
北海道八雲町地域ブロガーのしゅうへいです!
年の瀬真っ只中ですね。年末年始はいかがお過ごしでしょうか?

2022年の振り返り、2023年の抱負はまた書いていきたいと思っていますが、今回はいま私が力を注いでいる「ヤクモワーケーション」について、皆様にぜひ知っていただければと思い、記事を書いていきます。

ヤクモワーケーションとは?

コロナ禍で新しい旅行の形として注目されている「ワーケーション
ご存じの方もたくさんいらっしゃると思いますが、ワーケーションとは、ワーク(仕事)とバケーション(余暇)を組み合わせた造語です。

旅先で日中は基本的に仕事をして、空いた時間で観光やその土地ならではの体験を味わうという旅のスタイルで、リモートワークやノマドワークが定着してきていることもあり、全国各地でモニターツアーなども開催されています。

北海道八雲町でも、今年度より観光庁の補助事業なども活用しながら、ワーケーション事業の推進に取り組んでいます。
7月、9月、11月とすでに3回のモニターツアーを開催しており、2023年1月、2月にあと3回開催予定です。

主体はゲストハウス運営や体験事業の受け入れなども行うNPO法人で、町や関係団体と連携しながら運営を行っています。
八雲町の地域コーディネーターを中心に地元出身者と私を含めた移住者チームを組んでいることが特徴で、地元の方ならではの人脈や情報と、外から入ってきた人の視点を掛け合わせたツアーづくりを目指しています。

ヤクモワーケーションのキーワードは

  1. 豊かな食・文化を学び、体験する
  2. 自己、他者との対話を通して自分と向き合う余白がある

大きく分けるとこの2つかなと個人的には思っています。
それぞれのキーワードに沿って、今まで開催したツアーの様子を少し紹介させていただきます。

豊かな食・文化を体験する

旬を味わう

以前このブログでも紹介したように、八雲町は酪農、水産業、農業と一次産業が盛んで、四季を通じて美味しいものがたくさんあります。これを体感していただくことはツアーでも非常に満足度が高いです。

八雲町産のボタンエビ、野菜などを使ったBBQ。キャンプの雰囲気も相まってより美味しく感じました。

地場産レストランSENTOでは、ブランドねぎである、軟白ねぎを使った丼ぶりを提供。

地場産にこだわったオードブル。ツアーはこれを味わってもらうことからスタートします。

一次産業体験

八雲町は各産業で体験を受け入れてくれる生産者さんが複数いることも強みです。

かぼちゃの収穫体験

ごぼうの収穫体験。この笑顔が楽しさを物語っていませんか?

農家さんと記念写真

トラクターに乗って畑まで行くという体験なんかもできます。

ボタンエビ漁に使う餌付け体験もできます。なんとエビの餌はカニ。

子牛へのミルクやりなど酪農の体験もできます。

文化を味わう

八雲はいまや北海道を代表するものの発祥地でもあります。
代表格が北海道土産の定番として一世を風靡し、最近では有名雑誌などでも特集が組まれるなど若い世代を中心にブームになりつつある「木彫り熊」

そして北海道の基幹産業の1つである酪農のいわゆる「近代的な酪農業」発祥地も八雲町。
加えて、こちらも北海道土産の定番「バター飴」も実は八雲町が発祥。

このように今の北海道にも脈々と続く文化が、実は八雲町から生まれているのです。
ワーケーションツアーでは、その歴史について触れてもらうコンテンツも用意しています。

町内にある木彫り熊資料館をガイド付きでご案内。1つ1つ個性を持った熊に皆さん興味津々です。

その木彫り熊づくりを体験することもできます。皆さん没頭して作業していきます。

以前のツアー参加者が彫った熊がこちら。これを見てもそれぞれ個性を持っているのがお分かりいただけるのでは。

こちらもガイド付きで先史時代からの八雲町の歴史をご案内。アイヌとの深いかかわり、開拓、産業の歴史などについて学べます。

豊富なアクティビティ

参加者に特に好評だったのが、牧場でのテントサウナ。牛に囲まれながら、ととのう体験は全国広しといえど、なかなかのレア度では。

サウナの窓からも牛が見えます(笑)

農泊を受け入れている農家さんが自作した五右衛門風呂に入るという体験も。

夏は海や川でSUP体験もできます。

10~11月ごろには鮭が川を遡上する様子も町のあちらこちらで見られます。これもけっこう好評。

流しそうめん体験もやりました。

八雲町はもち米の産地でもあるので、餅つき体験もできます。

ココロとカラダをととのえるコンテンツ

豊かな自然に囲まれたキャンプ場をフィールドにリフレッシュに繋がるコンテンツも好評です。

過去のツアーではヨガ講座を実施。家でも実践できるように、期間中毎日実施して動きを覚えました。

料理教室も実施。こちらはスパイスカレーの作り方を学んでいる様子。

カラダに優しい食材、調理法を学ぶ料理講座の様子。

オリジナルアロマづくり。作ったアロマを使ったセルフマッサージも学びました。

この他にも紹介しきれなかったコンテンツが季節ごとにたくさんあります。
ぜひ体感しに来ていただけたら嬉しいです!

自己、他者との対話を通して自分と向き合う余白がある

何かと忙しく、効率化を求めがちな現代社会。
でも時にはあえて立ち止まって、美味しい空気を吸いながら、自分と向き合う時間をとってもらえるような、ワーケーションツアーを意識しています。

海が見渡せる高台の公園で寝ころびながら、あれこれ語らいあったり昼寝したり。こういう時間も時には大切だと思っています。

目の前に広がる景色に思わずうっとり。ここでは時間がゆっくり流れている気がします。

農家さん宅での交流。お互い普段の生活スタイルが違うので、驚くこともたくさんありますが、それも刺激的で良い時間です。

フリーランス向けの合宿も実施。廃校を活用したコワーキングスペースがあるので、このような合宿の受け入れもよく行っています。

夜更けに語り合う時間も大切。青春感あります。

さりげない会話の中に、実は人生を考えるヒントが転がっていたりすると思っているので、参加者同士、参加者とスタッフ、そして町民の方も巻き込んで交流できる時間を作ることを意識しています。

それは別に毎晩飲み会をやって、ガンガン交流しましょうというテンションではなく、八雲町民の方には当たり前の日常の中に、できる限り溶け込んでもらい、外から来た人にとってはそれが非日常であることが多いので、そこで感じ取ったものが参加者の今後に何かしらの良い影響を与えられたらなという思いでやっています。

少し立ち止まって、価値観や人生観を整理したい方には、おすすめの町です。

最後に少しお知らせをさせてください!

いかがだったでしょうか?
受け入れ体制やコンテンツの内容、PRなどなど課題を挙げればたくさんありますが、今後もワーケーションの受け入れを通して、八雲町を少しでも多くの方に知っていただくとともに、その魅力をできる限り目一杯、味わってもらうために、少しでも長く滞在していただけるような受け皿を作りたいという思いで日々、活動をしております!

そんな、ヤクモワーケーションをちょっと惹かれるなと思っていただけた方に朗報です。
1月と2月に開催されるワーケーションツアーの参加者をまだ数名分、募集中です!
正直かなりお得なツアーになっているので、この機会にぜひ検討いただけると嬉しいです。

1月ワーケーションのテーマは「食」と「冬遊び」
軟白ねぎやホタテなど、冬に旬を迎える食材も実はたくさんあります。
そして、スノーモービルやスノーシューなど雪国ならではのアクティビティで全力で遊びませんか?

期間:2023年1月14日(土)~1月17日(火)
費用:1万円(3泊分の宿泊費、体験参加費、一部の食費)
※交通費は自己負担。ただし、八雲駅から宿、その他八雲町内の移動はスタッフが送迎可能ですので、レンタカーがなくても参加可能です。

下記に詳細をまとめておりますので、ぜひご覧ください!
https://yakumoworkation20231.peatix.com/view

そして、2月に開催されるワーケーションのテーマは「自分との対話」
大手人材会社出身で、現在はコーチングのプロとして活躍される方によるメンタリング
自身も旅をしながら価値観をアップデートし続ける作業療法士による整体。
この2つがメインコンテンツ。

もちろん冬ならではの食やアクティビティもご用意しております!

期間:2023年2月1日(水)~2月5日(日)
費用:1万円(3泊分の宿泊費、体験参加費、一部の食費)
※交通費は自己負担。ただし、八雲駅から宿、その他八雲町内の移動はスタッフが送迎可能ですので、レンタカーがなくても参加可能です。

こちらも下記に詳細をまとめておりますので、ぜひご覧ください!
https://peatix.com/event/3457549/view?k=21e70bce1c61e04aeb7643ead975098d92294c94

正直、この時期の北海道に1万円で滞在できるのは超破格です!笑
北海道行きたいな~、もしくは道内の方で八雲町ってどこだ?なんとなく気になるぞと思っていただいた、そこのあなた!むしろ、それくらいの動機で問題ございません!
あなたの人生に少しでもプラスになるような体験や出会いを用意してお待ちしておりますので、この冬の思い出づくりにぜひ八雲町へお越しください!!

最後までお読みいただきありがとうございました。