愛媛県の南西部に広がる南予(なんよ)をご存知ですか?豊かな自然、歴史、食文化など、独特の地域文化が魅力です。中でも、宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町の5市町は、青い海とミカン山のコントラスト、清流、里山に代表される自然あふれる地域でありながら、いざという時の医療や、​​子育てに最大の関心事の教育など、都市機能が充実していることから、子育てしやすい移住先として近年注目を集めています。明るい日差しに開放的な雰囲気から、四国の西海岸と言う人もいます。

そんな南予5市町の魅力をシリーズでお届けする「大切な人と暮らしたいえひめ・南予(なんよ)」。第四弾は、多様な自然環境と歴史文化に恵まれた「西予市」の魅力を子育て世代の目線でお届けします!

 

西予市ってどんなところ?

多様な自然と歴史文化が共存する町

日本列島最古級の地層があり、海抜0〜1400メートルまで海・里・山の多様な自然環境が存在する西予市。「四国西予ジオパーク」として発信しています。四国有数の放牧地帯として知られる「四国カルスト」では、たくさんの牛が放牧されている牧歌的な風景にほっこり。また、四国最古の小学校「開明学校」(国重要文化財)や、古い卯之町の町並み(国重要伝統的建造物群保存地区)では、文化の薫りに感動。西予市にはまさに多様な自然の中に人々の営みと文化が共存しています。

おもてなしの心や深い絆を育む場所

西予市にはさまざまなコミュニティが充実しています。野村町在住の高校生がまちづくりに挑戦する「N-ジオチャレ」など、各地区で多彩な活動が行われています。県立野村高校には愛媛県で唯一の畜産科があり、また高校生たちの将来をサポートする公営塾「あやぐも塾」も開設。農や地域とのかかわりの中で人と人がつながり、おもてなしの心や深い絆を育んでいます。

子供の将来をサポート、地元企業との連携

公営塾「あやぐも塾」では、地元の蔵元と高校生たちが開発した芋焼酎も話題になりました。また多彩な地域づくりの拠点となる「かりえ笑学校(旧狩江小学校)」、コワーキングスペースとしても人気の「宇和米博物館」、一般社団法人ノヤマカンパニーによる森のようちえん活動など、地元企業と連携し、各地で特色ある取り組みが行われています。

※より詳細な南予の情報は下記URLへ
南予子育てガイド〜大切な人と暮らしたいえひめ・南予(なんよ)

 

先輩移住者の声をダイジェストでお届け

海・里・山の自然に彩られた「ジオパーク」のまち西予市で、森のようちえんなどの事業を展開する加藤雄也さん。埼玉県での環境保護団体職員を経て、妻の千晴さんと移住。現在は3人の子どもたちと笑顔あふれる5人家族。(2022年7月時点)

愛媛の中でも西予を選んだ理由

「35歳までにはもう少し自然に近いところに住みたいねという話を妻としていました。私は今治市出身で、妻は大学が愛媛県だったことから、愛媛への移住を決めました。」と話してくれた雄也さん。移住前に西予市のゲストハウスに泊まって同世代の方を紹介してもらったことも決め手の一つになったそう。ここなら楽しく暮らせそうとイメージを持てたことが移住の後押しになったようです。

子どもたちを見守る周りの人々の目が優しい

「地域の方の子どもを見る目が、とにかく優しい。温かい方が多い。」と話す雄也さん。小学校では少人数のため、先生が一人ひとりをよく見てくれているとも話してくれました。

子育てをする上での西予の魅力

都市部で見られる「保活」もゼロと話す千晴さん。一時保育の急なお願いにもスムーズに対応してもらえた経験があるほか、西予市では、やむを得ない状況だけでなく、親がリフレッシュするために使ってもいいという雰囲気があるそうです。習い事が少ないなど、都会に比べるとないものはありますが、最近はオンラインでできる習い事も増えているので、特に不自由を感じることもないのだとか。

ライフスタイルの変化は?

「ない中で工夫するほうが生きる力も育つのではないか」と思うようになったと話す千晴さん。日々過ごす中で、ものの見方が変わることで子育ても生活も楽しくなっていくというようになったと言います。今あるものを生かす。そうすることで選択肢が増える。それが加藤さん家族がやっていきたいことだと話してくれました。

※インタビューの詳細は下記URLへ

自然からたくさん学び、温かな人々に見守られながら。

 

PickUp! ギャラリー

カメラが趣味の親子4組が南予での子育てや暮らしの環境を体験しました。


南予に住んでいると当たり前の光景や空間も、シャッターで切り取ってみると、新しい発見がいろいろ。ゆるやかに流れる南予の時間の中で、どんな暮らしができるの? どんな子育てができるの? そんなことをイメージしながら、ご覧くださいね!

※南予暮らしのワンシーンを画像で紹介しています>南予ギャラリー

 

子育て世代をサポートする「子育て移住応援パッケージ」をチェック

南予5市町(宇和島市・八幡浜市・大洲市・西予市・内子町)では、「子育て移住応援パッケージ」として充実した制度を整え、子育て世代のみなさんをサポートしています。

\西予市の医療費助成・保育料軽減について/
✔️医療費
中学生まで無料

✔️幼児教育・保育費 
幼児教育・保育無料、第3子以降保育料無料

\西予移住コーディネーター 小林瑛里奈さんのメッセージ/
北海道出身。お菓子作りとお酒が好き。日常の中に、四季を感じることができる西予市の暮らしをとても気に入っています。二拠点生活・多拠点生活・週末移住など、移住と一口で言ってもその選択肢は様々なので、自分らしい地方移住を一緒に見つけられたら嬉しいです!

\西予移住コーディネーター林俊夫さんのメッセージ/
西予市出身。音楽・映画・クラフトビールが好き。関東の大学に進学し、神奈川県の企業に勤めた後に、地元で働きたくてUターン。海・里・山と自然豊かな西予市での暮らしと都会での暮らし、両方の経験からお話できます。Uターンして良かったことはもちろん、何でも聞いてください!

\まちづくり推進課 宇都宮弘志郎さんのメッセージ/
BBQインストラクターとして地域の食材の美味しさや豊かさを伝える事に喜びを感じている40代。中2と小5の子育て中。学生時代は東京や海外で過ごし、就職を機にUターンしてからは、主に地域の経済や産業に関する業務経験が長いです。新規就農や起業、地域の特徴などお気軽にお声がけください!

子育て世代のみなさん、ゆったり時が流れる南予に来ませんか?

南予子育てガイド(https://e-iju.net/nanyo/には、南予5市町(宇和島市・八幡浜市・大洲市・西予市・内子町)の魅力、学びの環境、子育て支援、南予暮らしのワンシーンを画像で紹介するギャラリーなど、移住を検討する子育て世代にとって見逃せない情報がたくさん!他の市町の情報も合わせてぜひご覧ください。

さぁ、ゆったりした時間が流れる南予で、自分たちらしい子育てをはじめませんか?

 

南予への先輩移住者と直接お話ができるイベントのお知らせ【申込は終了しました】

2023年1月21日(土)・22日(日)に大阪府内で移住フェアを開催!「えひめ愛ある南予暮らし移住フェアin大阪」

申し込みはこちら
先輩移住者から移住先での暮らしぶりやオススメポイント、子育て環境について直接聞けるイベントになっています。地域生活、仕事に関することなど各市町の担当者へ直接聞くこともできますので、この機会にご参加ください。その他のイベントに関する情報はこちら