こんにちは。熊本県人吉市で『osoto Hitoyoshi』を運営している「一般社団法人ドットリバー」です。今回は、私たちが提案している「人吉球磨ワーケーション」の実例をご紹介! 九州の真ん中・人吉の大自然に囲まれて、リラックスムードで向き合えば、きっと “自然と、仕事が、うまくいく”。そんなコンセプトを体現する2泊3日のワーケーションをレポートします。

 

‖目次‖

2日目の朝はサイクリングからスタート!
鉄道アクティビティ「田園シンフォニー」&「球磨焼酎の蔵元見学」

キャンプ場で“ととのう”体験を
夕食は出張シェフのごちそうでカンパイ

人吉球磨ワーケーション、いかがでしたか?
ヨウジロウさんの感想
さきさんの感想
かっちゃんの感想

 

2日目の朝はサイクリングからスタート!

osoto Hitoyoshiでは、人吉球磨エリア全域をフィールドに、コンシェルジュがワーケーションプランをご提案しています。今回は、その名のとおり幻想的な霧に包まれる自然ゆたかな町・あさぎり町のキャンプ場を起点としたプラン。参加してくれたのは、osoto Hitoyoshiとも縁の深いアウトドアブランドSnowPeakチームです。

Snow Peak チーム おかどめ幸福駅に集合

Snow Peak チーム おかどめ幸福駅に集合

左からヨウジロウさん、かっちゃん、さきさん! よろしくお願いしまーす!  1日目は移動メインで、民泊を営んでいる「馬場のてっちゃん家」に宿泊。2日目の朝からが本格的なプログラムのスタートです。まずは日本でい唯一“幸福”の名がつく現役の駅「おかどめ幸福駅」に集合。

 

人吉球磨の自然を楽しみながら目的地を目指す

人吉球磨の自然を楽しみながら目的地を目指す

レンタサイクルでサイクリングを楽しみます。のどかな風景に囲まれ、風を切って走る3人。気持ちよさそう〜! 電動自転車なので、坂道だってスイスイ登れます。菜の花が咲く線路沿いの道や、小高い山の上にある「岡留熊野座神社」、絶景を楽しめる展望公園などを巡り、気分爽快!

黒豚キッチンKUMAKUROのハンバーグ定食

黒豚キッチンKUMAKUROのハンバーグ定食

たっぷり体を動かしてお腹が空いたら、駅舎内にあるカフェ「黒豚キッチンKUMAKURO」へ。球磨産の黒豚を使ったハンバーグやカレーパンが絶品です。3人の顔にも、みるみるうちに美味しい笑顔が浮かびます。

 

お腹が満たされたら、良いアイデアが湧いてきたかも!? ということで、テラス席に移動してしばしお仕事タイム。

 

人吉球磨ワーケーションでは、移動もアクティビティのひとつ。令和2年の大水害を乗り越えて復活した球磨川鉄道に乗り込んで「あさぎり駅」を目指します。水戸岡鋭治さんデザインの「田園シンフォニー」の車内は、乗っているだけでワクワクしてくる素敵な空間。

 

あさぎり駅では、隣接するコワーキングスペースで再びワーク。無料で利用でき、WiFiやデスクなど快適な環境が整っているので、あさぎり町でのワーケーション中、ここを仕事の拠点とする方もいらっしゃいますよ。

 

高田酒造所 足元に並ぶ甕の中には発酵中の焼酎が

高田酒造所 足元に並ぶ甕の中には発酵中の焼酎が

高田酒造所 石蔵の中には焼酎の熟成樽がずらりと並ぶ

高田酒造所 石蔵の中には焼酎の熟成樽がずらりと並ぶ

仕事が一段落したら、球磨焼酎の蔵元見学へ。訪れたのは、33ある蔵元のひとつ「高田酒造所」さんです。酵母が発酵する様子や、築100年以上の石蔵に興味津々の3人。蔵の中は、木樽と熟成された焼酎の芳醇な香りで満たされていました。

 

蔵見学の後は、試飲も楽しめます。花の酵母を使った焼酎や、地元産の桃とスパイスが香るクラフトジンなど、ここにしかない銘酒の数々に感動! しっかりお土産も購入していた3人です。

 

キャンプ場で“ととのう”体験を

高田酒造所を後にして向かったのは、少し標高の高いキャンプ場「ビハキャンプ場」です。

手早く(さすがチームSnowPeak! 見事な手際でした)テントを張ったら…。

 

なんと、テントの中でアロママッサージ体験! 体験したさきさん曰く「自然の音や風を感じながらのマッサージは気持ちよすぎて、あっという間に眠りに落ちちゃいました」とのこと。ちなみにこちらのマッサージ、実はosoto Hitoyoshiの庭でも体験可能です。気候の良い季節はテントをタープに変えて、さらに開放的に楽しむこともできますよ。

 

こちらはテントサウナ! あさぎり町のサウナマスターが本格的な薪ストーブをセッティングしてくれました。冷えた体がグング温まって気持ち良い〜!

 

芯まで温まったら、やっぱりコレ。人吉球磨自慢の清流の水をタライに貯めて、一気にザバァ! 「ととのうね〜」と笑顔のかっちゃん、すかさずテントに戻って2クール目へ。

 

そうこうする間に良い香りが漂ってきました。この日の夕飯を作ってくれたのは、出張シェフ・遠藤眞一郎さん。猪や鹿を燻した自家製ジビエベーコンや、新鮮な地元野菜のサラダ、湯気の立ち上るスープやパスタに、BBQカレー! 人吉球磨ならではのご馳走が並びます。

 

食べて、呑んで、焚き火にあたって、お喋りをして…。星空の下、ゆっくりゆっくり夜が更けていきます。

 

朝日とともにスタートした翌朝は、キャンプの定番・ホットサンド! 思い思いの具材を挟んで、アツアツのサンドと珈琲で頭と体を目覚めさせます。みんなで片付けをしたら、名残惜しいけれど、そろそろお別れの時間…。

 

最後に、osoto Hitoyoshiのスタッフや、あさぎり町のみなさんと記念撮影。絶対にまた会いましょうね〜!

 

人吉球磨ワーケーション、いかがでしたか?

こうして週末を利用した2泊3日のワーケーションは幕を閉じましたが、参加した3人は、人吉球磨ワーケーションにどんな印象を抱いたのでしょうか。


「昨日、キャンプ場に向かう途中に、木漏れ日がすごく綺麗な神社があって。思わず車を降りて手を合わせました。人吉球磨は、そういう言葉にならない思いや、知的好奇心など、自分の中のいろんなものを刺激してくれる場所。焼酎やお茶の体験、水など、人吉球磨ならではの魅力もすごいですよね。都市圏にはこういったコアなツアーを体験したいという人はたくさん居るので、もっとグイグイPRして良さを伝えていってほしいなと思いました」

ヨウジロウさん


「私は地方創生の仕事をしているんですが、どの自治体の方も最初は『ここには何もないよ』と仰るんですよね。でも、そんなことは絶対にないです。今回お邪魔したあさぎり町も、山が綺麗で、水源がいっぱいあって、本当に素敵な土地。それから、農泊体験をさせていただいた“てっちゃん夫妻”の存在も忘れられません。また会いたい、出会えて良かったと思える気持ちが、一番の収穫だったなと思います!」

さきさん


「僕は今回、初熊本だったんですけど、人と人の距離感が近くて、短期間でも相手を深く知ることができて、良いな〜と思いました。自然の中で地元の人に美味しいものを食べさせてもらって、ぐっすり眠る。これ以上ないシンプルな過ごし方が、普段は忘れがちな幸せや人間性を回復させてくれるなって。人吉球磨はポテンシャルが高い! ただし、地元の方が良さに気づいていない部分もまだまだあると思います。地域内外の交流をきっかけに、主体的な人を増やして行けたら良いですよね」

かっちゃん(写真左)

 

チームSnowPeakのみなさん、ありがとうございました!

今回のあさぎりワーケーションは、人吉球磨ワーケーションのほんの一例です。ぜひ、あなたも自分だけの人吉球磨ワーケーションを体験して“自然と、仕事が、うまくいく。”を体感してみてくださいね。

 

 

osoto Hitoyoshi の公式サイトはこちら

https://www.osoto.work/

 

人吉球磨のワーケーションについてはこちら

https://hitoyoshikuma-workcation.com/