今回は、鳥取県智頭町にお邪魔しました!
智頭町は、鳥取県東部の南に位置し、岡山県との県境にあります。
山村の原風景、宿場町として栄えた歴史、西日本有数の渓谷や林業で栄えた森など、他にない貴重な財産があります。
この大切な資源である森林を有効活用しながら、人々のつながりを培う取り組み、例えば「森のようちえん」や「森林セラピー」の町づくりを推進しています。
智頭町の暮らしの詳しい情報はこちらをクリック↓↓
かつては鳥取県最大の宿場町として栄えた智頭町にIターンやUターンする人がいます。
その理由を探ってきましたー!
この記事の目次
理由その1 情緒豊かな古い町並みが残る宿場町
智頭町は県内で最大の宿場町として栄え、藩主の止宿の場所である御茶屋の他、奉行所や制札場が置かれていました。当時の町並みが今もなお残っています。
実際に歩いてみると、歴史的建造物が立ち並んでいて、明治・大正時代にタイムスリップしたような気分になりました。木材で建てられていることもあり、温かみを感じますね。
智頭宿には、国指定の重要文化財が多く残っていますが、代表的なのが『石谷家住宅』。
屋敷は広く、部屋数は約40あり、大規模な近代和風建築として高い評価を得ています。
邸内の喫茶室でお食事することができ、くつろぐこともできます。
近くには、かつて金物屋を営んでいた築135年の古民家を改装した、ゲストハウスを兼ね備えた食堂とコミュニティースペース”楽之(たのし)”があります。
こちらの店主は移住者で、誰でも気兼ねなくコミュニケーションを楽しめる”居場所”づくりに、地域の方と力を入れてこられました。そして、ついに昨年10月から『シェアハウス楽之』をオープン!
お試し移住やオフィスルーム、長期滞在の拠点、2拠点居住にオススメとのことです。
歴史情緒あふれる町での新たな”暮らし”、地域の”人”に魅力を感じて移住されるのですね。
理由その2 人のつながりを感じられる場所
フランス洋菓子店 Chez Ben(シェベン)
智頭駅から車で約5分。国道53号を岡山方面へ進むと、フランス国旗が見えてきます。
”Chez Ben(シェベン)”という小さなフランス洋菓子店。
2年前に東京から移住したご夫婦で経営するお店です。
フランス人でパティシエのベンさんは、フランスの名店での修行を経て、同国のミシュラン3つ星レストランでの勤務、「エコール・ヴァローナ」(国際的なショコラ専門技術校)での技術指導などを行ってきた驚きの経歴の持ち主。
ベンさんのつくるケーキやパンはたちまち人気になり、県内外からお客様が訪れるそう!取材中にも次々とお客様が来店されていました。
ご夫婦に智頭町について伺ってみました。
「とってもいいところ!!みんな顔見知りになるから、情報は筒抜けだけどね~(笑)」
「実際に来てみないと、良さは分からないと思う。ぜひ観光でもなんでもいいから一度来てみてほしい。」
ベイク&ローカルダイニング 山のブラン
自然豊かな山々に囲まれ、まるで外国に来たかのような気持ちになるダイニングレストラン”山のブラン”。
智頭町出身のシェフである石田さんは、東京や大阪で料理を学んだのちフランスで修業し、鳥取市内で雑貨店を営むお母様からの提案もあり、Uターンし2018年8月、山の日に開業されました。
「地元の食材が一番」をモットーに、近隣の農家から仕入れた新鮮な無農薬野菜や町内産のジビエを使用し、自家製の創作ピザを中心に提供しています。焼き菓子も人気があり、どんどん種類が増えているそうです。
「外国にあるお店のようにしたい」
料理だけではなく、店内のデザインや改装、外観など、すべてご自分でDIYされています。
本当に外国に来たかと思ってしまうような、こだわりのつまったおしゃれなお店です。
お客様は県内外問わず、口コミで来店される方が多いようです。
智頭町の山とつながり、人とつながり、最高の一皿が完成。そして、石田さんの提供する料理を通して県内・県外の人とつながっていくわけですね。
「場所は関係ない。ここでしか作れない美味しいものを提案したい。」
と、石田さんは、まっすぐな瞳でお話してくださいました。
理由その3 豊かな森林の中で過ごす贅沢な時間
全国でも珍しい高さ12m、底辺8mの三角形の白いご神体に樹木の霊を宿らせた杉神社。
神秘的な空間が広がっており、流行りの映えスポットらしいですよ~
この奥には、参勤交代の道中の安全を祈願したといわれる竜谷の滝もあり、心身ともに浄化されるので、ちょっと気持ちを切り替えたい時など訪れるのにオススメです!
小鳥のカフェ-Quince(クインス)-
葦津渓谷へ向かう途中に、美しい森の中に昔話に出てくるような古民家食堂『みたき園』があります。
その園内にあるのが、小鳥のカフェ”Quince(クインス)”。小鳥のさえずりを聴きながらのティータイムはとても落ち着く時間。
智頭町で暮らすということは、森に囲まれて過ごすということ。原点に返り、”生きる”ための大切なことを教えてくれるような気がします。
他にも智頭町は、”森のようちえん”にも力を入れています。
一般的な園舎と言われるものはなく、本当に自然の中で過ごします!活動の内容は、その日に決めるんだそう。天候によって行き先を変えるのですが、雨の日ももちろん野外です。ある日は、お昼ご飯おにぎり一個。あえて空腹を感じ、木の実などを探して自ら食料を得る知恵を学ぶなど、心と体の成長に様々な刺激を与えます。
森のようちえんに魅力を感じて、県外から移住される方、増えてます!!
森のようちえんについて詳しくはこちらをクリック↓↓
自分らしくいられる場所
智頭町の魅力をぎゅっと詰め込んでご紹介しました。
そして、移住者が集まる理由『自分らしくいられる場所』が”智頭町”にはありました。
まだまだ紹介しきれなかったスポットや魅力はたくさんあります。ぜひこの機会に智頭町のこと、興味を持ってくださると嬉しいです。
智頭町の注目スポット特集 ⇒ https://www.torican.jp/feature/chizu
智頭の暮らしについて ⇒ https://www1.town.chizu.tottori.jp/chizu/town/emigration/
智頭の観光について ⇒ https://chizukankou-kurashiya.jp/
とっとり移住定住ポータルサイト 鳥取来楽暮(とっとりコラボ)
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