コロナ禍により生まれたテレワークなどの“場所を選ばない働き方”。
「都市“か“地方」ではなく、「都市”と“地方」が選択できる今、
社会が成長する中で見えてきた“課題”を“チャンス”に変え、
地方に眠る資源を活かして新しい価値を社会に提供できる地方起業家を輩出するため、
「徳島県鳴門市」を舞台に開講されたのが
移住起業アカデミー「NARUTO BOOT CAMP」。

本アカデミーは、計7回のオンラインプログラムとプレゼン選考により選抜された6名が実際に鳴門市で行うセレクションプログラムから構成。
専門講師による講座を学ぶとともに、学生起業家・地方起業家などがメンターとなりフォローし、参加者同士が交流を図りながら、最終ゴールとして鳴門での起業を目指す内容となっています。

講座③では、「金融機関の目線!資金繰りから見た創業計画」をテーマに日本政策金融公庫 国民生活事業本部 四国創業支援センター 所長 門馬 弘明氏のご講義。
門馬氏は、主に西日本の本支店で1万社以上の融資審査、創業審査に携わり、創業セミナーや高校生ビジネスプラン・グランプリの出前授業など精力的に活動しています。
創業計画書は、「形式」ではなく「中身」がとても重要で、「協力者」はもとより「自分自身」のために作成するもの。「創業計画書の作り方」について、資金計画と収支計画を事例ベースで記入例を示していただいたほか、ソーシャルビジネスに特化した支援資金やキャッシュフローの管理方法、無理のない返済計画の立て方など、「お金」にまつわる失敗をしないよう、専門的な見地から講義をしていただきました。

オンライン講座の最終回である講座⑦は、「資金調達ができる創業計画の書き方」がテーマ。
年間約150名の創業相談を行い、とくしま産業振興機構創業コーディネーター、NPO法人チャレンジサポーターズ理事長、四国大学と徳島文理大学で非常勤講師を務める徳島県信用保証協会 創業推進アドバイザー 里見 和彦氏に講義いただきました。
メンターによるピッチコンテストのデモンストレーション、創業計画書案に基づく金融機関側の目線から指摘するポイントや差別化するための説明方法についてアドバイスをいただいたほか、アントレプレナー(起業家)として活動するための心得や徳島県で活躍される起業事例の紹介、受け皿となる県全体のフォロー体制の講義をいただきました。

参加者は6週間にもわたるオンライン講座で培った知識や経験を活かして、今後の選考に臨みます!

 

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