和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが

「わかやま しごと・暮らし体験」です。

利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、

周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、

移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。

和歌山湯浅ワイナリー

住所:和歌山県有田郡湯浅町栖原332
事業内容:酒類製造、販売

 

和歌山県有田郡湯浅町は、紀伊半島の西部に位置し、温暖な気候に恵まれ、みかんの栽培やフルーツ栽培が盛んな地域。また、醤油発祥の地として日本遺産に認定されている歴史ある町です。

「ワインのためのぶどうを作ってくれる人材を募集しています。ここには農業のプロもいるので、教育もできます。農業のプロセスを楽しみながら、僕たちと一緒に働いてくれる人に出会いたいですね」

そう力強く話すのは、和歌山湯浅ワイナリーの橋本さん。和歌山湯浅ワイナリーでは、ぶどうの栽培から醸造までを行なっています。今回は、ワイン用ぶどう栽培の農業を担うスタッフを募集しています。

古くから発酵文化が根付いている湯浅町。さらに、和歌山県はフルーツ王国としても有名です。和歌山湯浅ワイナリーでは、”発酵文化”と”フルーツ”という2つの強みを掛け合わせたワインづくりを行なっています。

「ぶどう畑はワイナリーのある湯浅町に隣接する有田市と有田川町に3箇所あります。今後はこの土地に合う品種を育てていきたいので、専門機関と連携し、新たな苗木も仕入れる予定なんですよ」

和歌山湯浅ワイナリーでは、現在メルローを中心に数種類のぶどうが使われているそう。商品のラインナップを広げるため、新たな品種の栽培にも力を入れています。

今回体験できる内容

今回体験できる内容は、ぶどう農園での農業体験がメイン。時期によって作業内容は異なりますが、農作業のほか、ワインの醸造見学も可能。

8月下旬から9月にかけてはぶどうの収穫期のため、その期間は収穫体験もできます。この時期は、”援農”に興味がある人も大歓迎。短期間の体験のため、まったくの未経験だけど農業に触れてみたいといった人にもおすすめです。

「ぶどうは湿気に弱いので、雨量が多すぎると病気になりやすいんです。自然豊かな土地なので、獣害もあります。完全に防ぐことは難しいですが、試行錯誤して乗り越えながらやっていますね」

農業は自然や災害などの影響を受けやすく、採算が取れないなど厳しい面もあります。和歌山湯浅ワイナリーでのぶどう栽培は企業に雇用されるかたちになるため、独立するより安定しているのも魅力のひとつ。

発酵×フルーツの強みを掛け合わせたワイン作りを、土台から支える農業体験です。まずは実際に仕事の一部に触れながら、町や人の雰囲気を感じてみてください!

しごと・暮らしの特徴

和歌山湯浅ワイナリーで醸造されているワイン”TOA200”では、醸造過程を変え、空・海・風の3シリーズに加え、スパークリングワインも展開。また、和歌山の名産品であるみかんやももなどのフルーツを使ったリキュール”勹果(ほうか)”など、湯浅の食に合うお酒をつくっています。

「和歌山の人でも、和歌山にワイナリーがあることを知らない人が多くて。もっと認知度も上げていくために、みんなで話し合いながら新しいことにもチャレンジしています」

自社ECサイトだけでなく、他社ECサイトなどで販路も拡大中。新しい苗木の栽培、畑の開拓や課題解決などを通して、あなたの力が和歌山湯浅ワイナリーの成長を促していけるはずです。

「食べ物も美味しいし、自然豊かなので空気もきれいです。ワイナリーからは海も見えます。移動手段は車になりますが、この体験を通して、まずは地域の良さを知ってもらえたら嬉しいですね」

橋本さんをはじめ、和歌山湯浅ワイナリーで働くみなさんから「湯浅らしいワインをつくりたい」という想いを感じました。短い体験のため、一部分の体験にはなりますが、”ワインづくりのための農業”というドラマの一部を楽しんできてください。

体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.和歌山湯浅ワイナリーの活動の説明
・設備や畑の見学/試飲
3.仕事のお手伝い
・ぶどう栽培の現場のお手伝い
※時期によって作業が変わります。

2日目(7:30~16:30)
1.仕事のお手伝い
・ぶどう栽培の現場のお手伝い
※時期によって作業が変わります。

3日目(7:30~15:00)
1.仕事のお手伝い
・ぶどう栽培の現場のお手伝い
※時期によって作業が変わります。
2.体験の感想、質疑応答

注意事項

最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設
集合場所:和歌山県有田郡湯浅町栖原332

体験経費

参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:実費負担
交通費(自宅~集合場所):実費負担