北海道下川町は、旭川空港から車で2時間。利便性がそれほど良くないこの街に、毎年人口の1%以上の方が移住してきます。そして関係人口として来訪する人も多く、リピーターも多いのが特徴です。

冬は-30℃まで冷え込む小さなこの街に、なぜ多くの移住者・そしてリピーターが集まるのでしょうか??その秘密を探りたい方、下川町に興味のある方におすすめのプロジェクトをご紹介していきます。

おすすめのプロジェクトは「タノシモカフェ」!!

2017年1月に始まったタノシモカフェは、一言で言うと”町民飲み会”です。
タノシモカフェならではの特徴としては以下が挙げられます。

①毎月第1週か第2週の金曜or土曜(町内のイベントと重ならないよう配慮)
※1ヶ月ほど前に、公式サイトやSNSで次回の開催予定を発表。

②対象者は地元民、移住者、移住検討者、視察者、下川ファンなど
(ここでいう地元民は、下川町に長く暮らす人という意味)

③食べ物・飲み物持ち寄りのポットラック形式

④名札に呼んで欲しい名前を記入

⑤おもちゃを置いた子どもコーナーも用意

⑥乾杯の掛け声は「タノシモ!」

⑦運営の合図で一斉に席替え

⑧参加費無料、事前申込無し

⑨終わった後二次会に流れることが多い

⑩やってみたいこと投票をし、それを具現化していく

「タノシモカフェ」は下川町民に限らず、下川町に興味のある方が、つながりをつくることのできる関係人口要素も兼ね備えたコミュニティとして成長してきました。
参加者数は月にもよりますが30〜50人程度。人口約3000人の町でこの人数が毎月集まる、そして7年も続いていることによく驚かれます。最近はメディアに取り上げられることも増えてきました!

参加者の構成は20代〜70代、子育て世帯は子連れで参加する方もいます。
属性は、移住者が7〜8割、移住検討者が1割、下川ファンや視察者が1〜2割程度です。

持ち寄る食べ物はテーブルに並べてみんなでシェア。買った物でも作ったものでもOK!料理の名前と自分の名前を書いた札を添えるので話のネタになることも。

持ち寄る食べ物はテーブルに並べてみんなでシェア。買った物でも作ったものでもOK!料理の名前と自分の名前を書いた札を添えるので話のネタになることも。

参加者には「やってみたいこと投票」リストに投票してもらい、得票数の多いものを実施。写真は得票数の多かったジンパ(ジンギスカンパーティー)の様子。

参加者には「やってみたいこと投票」リストに投票してもらい、得票数の多いものを実施。写真は得票数の多かったジンパ(ジンギスカンパーティー)の様子。

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